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18 面会

翌朝、朝日が昇る頃――セリーナは目を覚ました。


「うわ~ん……そっか、ここは牛角亭。」


今日は平日、精霊さんはいない。たぶん、また何かを置いていってくれたんだろう。


私は体を起こして、部屋の中を見回した。


テーブルには、例の“強々(?)”なドレスとキツネの仮面。昨日ずっとつけていた毒避けの腕輪もある。


カバンには回復ポーションがいくつか入っていて、その横には――見たことのない、真っ白な新品のローブ。


「なるほど……今日はアリスとして領主様に面会する日だから、このローブは……精霊さんみたいに一瞬で着替えられない私のために、姿を隠す用ってことね。」


毒避けの腕輪も、念のためってことかな。でもよく見ると、昨日のと色や装飾がちょっと違う……もしかして、また“カントツ”のやつ?


「流石、精霊さん……用意が周到すぎます。」



【違います、あいつはただ空いた装備枠を装備なしのままでは許さないと思っただけ。】



今週はアリスとして過ごすんですよね。じゃあ今日は、このドレスに着替えて、外ではローブで隠す。宿屋を出て、人目のない場所で仮面をつけて、髪型を変え、ローブをカバンにしまえば――アリスになれる。


「その前に……朝ごはんは……」


昨日と同じく、下の食堂で食べようと思ったけど――部屋の一角に、例の白い冷蔵庫が置いてある。


「なるほど……節約のために、自炊ってことですね。」


冷蔵庫を開けると、相変わらず数字付きの絵がたくさん並んでる。食材を取り出そうとしたとき、先日食べたラーメンの絵が目に入った。


「ま、まさか……」


試しにそれを押してみると――冷蔵庫の中から、熱々のラーメンが出てきた。


「…………う、うん。」


これ、冷蔵庫じゃないよね?熱々なんですけど。……まぁ、精霊さんが作ったものだから、もう驚かないよ。今さら冷蔵庫から熱々の料理が出てくるくらい、普通に見えるわ。


朝食を終えて、今は――たぶん午前7時。領主様との面会まで、まだ数時間ある。


「………やることがない。」


何年ぶりだろう、こんなふうに何も考えず、何もしなくていい時間。……なんだか落ち着かない。魔導書を読みたいけど、精霊さんが本を置いていない。


「リリアナローズに行って、依頼があるか確認してみようかな……」


でも昨日、精霊さんが余ったアラクネの糸で作った布を売るって言ってたし、そのときに持っていけばいいよね。


「仕方ない、隣の草原で薬草でも拾って、アリスとしてギルドで売ろうかな。」


そうと決めて、私は例のドレスに着替え、外側に白いローブを羽織った。宿屋を出て、人のいない小道でキツネの仮面をつけ――アリスになった。


……うぅ、やっぱりこのドレス、目立ちすぎる気がする。ローブは脱がずに、そのまま姿を隠しておこう。


そのまま、街の隣にある〈ブロッサム草原〉へ。


薬草を拾いながら、ついでにいろんな魔法も試してみた。



なんだかすごく不思議な感じ。今の私の脳内は、魔法を使いたいと思った瞬間に、勝手に“今使える魔法”が浮かんできて、その使い方や必要な魔力、魔法の解説まで――まるで最初から刻み込まれていたみたいに、詳しく知ってる。


「うは~ぁ……これ、ほんとに私の記憶なの?」


歩いて薬草を拾いながら、いくつかの魔法を試してみた。風魔法は軽くて扱いやすいし、水魔法は意外と範囲が広い。火魔法はちょっと怖いけど、石に撃つと威力はすごい……。


そんなふうに過ごしていたら、街の方から教会の鐘の音が聞こえてきた。


「もう9時……そろそろエルドラーナさんとの約束の時間ね。」


私は街――バールヴィレッジに戻った。


ドレス姿はローブで隠していたけれど、やっぱり視線を集めてしまう。


あっ、キツネの仮面……!


視界がまったく変わらないから、つけていることすら忘れてた。それにしても、この仮面……違和感がなさすぎる。


一応ローブでドレス姿は隠してるけど……なんとなく恥ずかしい。精霊さんはこの視線を気にしないの、すごいなぁ。


冒険者ギルドに入ると、また視線を感じた。


(落ち着け、私……今は人も少ないし、普通にカウンターに行って、薬草を換金して、エルドラーナさんとの約束を伝えよう。)


薬草10束で1200G。多くはないけど、ガンド村より買い取り価格が高い。


(流石、街……村とはやっぱり違うわね。)


金を財布に入れていると、受付嬢が話しかけてきた。「できれば、実力のある冒険者の方には、薬草の採取は子どもたちに譲っていただけると助かります」と。



精霊さんは単独でダンジョン攻略できるし、確かにすごいけど……薬草を拾うのは、子どもたちにとって命の綱なんだよね。ごめんなさい……次から気をつけます。


ギルドで少し待っていると、エルドラーナさんが現れた。挨拶を交わして、二人で馬車に乗り、街の領主様の屋敷へ向かった。



馬車の中で、エルドラーナさんが話しかけてきた。


「アリスさん、もしかして貴族には反感を持っている方ですか?」

「いえ、私は貴族とはほとんど縁がありません。顔を隠しているのは、訳があるからです。もし急に“無礼だ”なんて言われたら困りますから……」

「そんな貴族もいるですわね。でも安心していいわよ、ここの領主様は貴族っぽくなくて、すごくいい人よ。」

「それは……良かったです。」

「そうね。何かあったら、あたしに頼りなさい。あなたが顔を隠してるのには、きっと仕方ないな理由があるってわかってる。でも、あたしの勘では――あなたは悪い人じゃないと思うわ。」

「……ありがとうございます。」



その後、私たちは領主様の屋敷に到着しました。


屋敷は白い石造りで、重厚な門の前には手入れの行き届いた庭園が広がっていた。色とりどりの花が咲いていて、辺境とは思えないほど優雅な雰囲気。


建物は大きすぎず、品のある佇まい。屋根には深緑の瓦が並び、窓には厚手の深紅のカーテンが揺れていた。


本物のメイドさんが私たちを屋敷の中へ案内してくれました。中に入ると、カバンを預かるように言われましたが、でも……カバンの中には護身用のダガーが入ってる。預かりたくないが、相手は貴族様。仕方ないよね。私はそっとカバンをメイドさんに渡しました。


屋敷の中には木製の床と落ち着いた色合いの壁が広がり、応接室にはふかふかのソファと小ぶりな魔導ランプが灯っていた。豪華な装飾品がたくさんあると思っていたけど、意外と控えめで、品のある空間でした。


ふかふかのソファに座ると、メイドさんがお茶を淹れてくれました。


でも、精霊さんの言葉を思い出す――「信頼できると確認できるまでは、出されたものは口にしないように」と。


貴族の世界では、飲み物に何が入っているかなんてわからないらしい。毒避けの腕輪はあるけど、痺れ薬や睡眠薬もあるかも……。少し待ってから、領主様が老紳士と共に入ってきました。


茶髪で、口元に整ったヒゲ。40代くらいの紳士で、背筋がまっすぐで、歩き方にも品がある。でも、どこか親しみやすい雰囲気もあって――あれ?この人……昨日、市場で私をかばってくれたおじさんじゃない?


「おはよう、エルドラーナ嬢。そして、こんにちは――アリス嬢。私はこの街の領主、エトワール・アマースト子爵だ。」


エルドラーナさんは私を領主様に紹介しました。


「おはようございます、エトワール様。こちらが昨日お話しした冒険者のアリスです。」

「お、おはようございます。アリスです。」


いけない、今は仮面をつけてるし、領主様は私のことを覚えていないはず。昨日の精霊さんとの練習通り、質問に答えるだけでいい。


「本当に仮面をつけていたんだな。」

「訳があって、仮面を外すことはできません。どうかお許しください。」

「いや、構わないよ。そんな若さで冒険者をやっているということは、きっと何か事情があるんだろう。

私は、そういうことに口出しするつもりはない。」



「では、早速本題に入らせていただこう。アリス嬢――ナイジェリアの森にて、あのクリスタルゴーレムを討伐されたというのは、真実でございますか?」

「はい、そうです。」

「そのゴーレムは、翌日には再び姿を現すというのか?」

「はい。」

「……ふむ。そうであれば、遺跡の内部へ踏み入るのは容易ではないな。」


エルドラーナさんが領主様に答える。


「エトワール様、一応《銀翼の牙》を呼び寄せ、クリスタルゴーレムが本当に再生するかどうか、現在調査を進めております。」

「承知した。……もし、あのゴーレムが再生する性質を持つのであれば、広場から離れることはないはず。討伐可能な戦力を遺跡の前に待機させることができれば、内部への進入も可能となるが……」

「それは難しいでしょう。クリスタルゴーレムは非常に硬く、通常の武器では傷をつけることすら困難です。魔法への耐性も高く、攻撃の頻度こそ少ないものの、一撃の威力は極めて高い。あの拳を受け止められるタンクは、そう多くはありません。」


エルドラーナさんは、クリスタルゴーレムのコアを包んだ布を開き、テーブルの上に置いた。


「こちらは、昨日アリスさんからお預かりしたクリスタルゴーレムのコアです。」

「これが……なるほど、凄まじい魔力を感じる。このコアがここにある以上、完全なる不死身というわけではないようだ。魔法使いを多数配置し、広場の外から魔法を連続して撃ち込む――そのような戦術は可能か?」

「数ヶ月前、とあるパーティーがすでに試みましたが、まったく効果がなかったようです。恐らく、ゴーレムが起動していない間は、何らかの力によって守られているのだと思われます。」

「……やはり、そうか。」


領主様はヒゲを撫でながらしばし考え込み、そして私に向き直った。


「アリス嬢。もし差し支えなければ――あなた方のパーティーが、いかにしてこのゴーレムを討伐されたのか、我々にご教示いただけませんか?」


来た。精霊さんの読み通り。


領主様は、クリスタルゴーレムの倒し方を知りたがっている。でも、精霊さんが言っていた通り、戦い方を知られるのは冒険者にとって弱点になる。熱膨張と冷収縮の話も教えてもらったけど、それを領主様に伝える理由はない。このダンジョンは、もうしばらく精霊さんに独占してほしい。


「申し訳ありません。自分は、剣と魔法を用いて、普通に戦っただけです。」


領主様はお茶を一口飲み、私に視線を向けた。


「アリス嬢、“自分は”と仰った。ということは――あなたは、単独でこのゴーレムを討伐されたのですか?」


あ……しまった。ひとりで倒したと知られたら、きっと面倒なことになる。でも今さら「パーティーで倒しました」と言っても、無理がある。パーティーメンバーも連れてきていないし、冒険者登録も一昨日だし……。


「………。」


冷静に、冷静に。


昨晩の練習通り。領主様は、まずは“敵”として想定する。


「申し訳ございません、領主様。確かに、自分はひとりでゴーレムを倒しました。しかし、冒険者として――モンスターの情報と戦い方は、私にとって貴重な財産です。それを、対価もなくお渡しするのは……」


(ここで言葉が止まる)


精霊さん……このセリフ、本当にここで止まってよかったの?ミニマップの中で、領主様の点の色を見てみたい……。たった2日なのに、ミニマップが恋しい。


「ふふ……ご安心なさい。私も、最初から無償で情報を得ようなどとは思っておりません。対価は用意しております。――あるいは、金銭以外に望まれるものがあれば、そちらでも構いませんよ。」


領主様が手を上げると、隣に控えていた老執事が静かに金貨の袋をテーブルに置いた。


「ここに十万G。この金額で、クリスタルゴーレムに関する情報を譲っていただきたい。」


よし、金だ!精霊さんの予想通り、一番いい展開になった。10万G、これは大金……だと思うけど、適正価格なのかな?


エルドラーナさんをちらっと見たけど、特に反応はない。……よくわからない。まぁ、もともと弱点の情報を渡すつもりだったし、精霊さんに言われた通り、冷静に演じるしかない。


「そうですね……特別な倒し方は、正直ありません。ただ、ゴーレムの弱点は背中にあると思います。背中の中央あたりを攻撃すると、手応えがありました。実際、私はその部分を狙い続けただけです。」


領主様とエルドラーナさんは、しばらく黙って考え込んだ。そして、領主様が口を開いた。


「アリス嬢。もし、我々から正式に討伐の依頼を出した場合――受けていただけますか?」


よし、これも精霊さんが想定していた“プランB”の展開。えっと……確か、手伝いたい気持ちはあるけど、他の依頼があることを理由に断る。貴族の体面を保ちつつ、角が立たないように。


「申し訳ありません、領主様。現在、他の依頼を受けておりまして――来週にはこの街を離れる予定です。そのため、今回はお手伝いすることができません。」

「……そうか。では、その依頼が終わった後で構わない。もしその時点で、まだゴーレムが討伐成功されていなければ――改めてお願いしてもよろしいか?」

「もちろんです。それと……ゴーレムの攻略方法については、さほど有益な情報ではございませんので――領主様のお金は、受け取るわけには参りません。」


受け取りたい!そのお金、めちゃくちゃ受け取りたいです!


精霊さん、今だけは見逃してくれませんか!?


でも……精霊さん曰く、貴族のお金を受け取ると“繋がり”が生まれて、今後断れない依頼が増えるかもしれないって。


それに……もし伯爵家の庶子だってことがバレたら――捕まるかもしれないって、精霊さんが言ってた。……ほんと、貴族って怖い。


「いえいえ、アリス嬢。金銭は受け取っていただいて構いませんよ。我々の認識では、あの遺跡前の広場は、毎回まるで何事もなかったかのように元の状態に戻っており――それゆえ、ゴーレムも自己修復する不死身の存在なのではないかと考えていたのです。それが討伐可能と弱点らしい部位を判明しただけでも、バールヴィレッジにとっては大きな収穫です。感謝いたします。」

「ありがとうございます。でも……お金は受け取れません。他に、私にお聞きになりたいことはございますか?」


領主様とエルドラーナさんは、少しだけ苦笑いを浮かべた。


これでいい。私はもうすぐこの街を離れる。今の私はただ――借金を返して、お父さんに会いに行って、また一緒に暮らしたいだけ。借金の返済金は、精霊さんのおかげで一応貯まった。だからこそ、貴族との繋がりで面倒なことに巻き込まれたら……ごめんなさい、困るんです。


「申し訳ありません、エトワール様。アリスさんは、訳あって貴族との関わりを避けておりますの。」

「そうか……それは失礼した。他に確認すべきことはございませんので、私はエルドラーナ嬢と共にゴーレムへの対策を練ることにいたしましょう。アリス嬢、貴重な情報をありがとうございました。どうぞご自由にお戻りください。」


領主様が、静かに手を差し出してきた。……え?これは……。エルドラーナさんが小さな声で囁いてくれた。


「握手よ。領主様は、信頼の証として握手を交わす方なの。」


そっか、握手ですね!


私は少しだけローブをめくって、手を外に出し――領主様と握手した。


「おや、アリス嬢。その腕輪……いや、気にしないでください。もし今の依頼が完了したら、ぜひまたこの街にお戻りください。」

「縁があれば……また、参ります。」


私は領主様と握手を交わし、テーブルの上に残された10万Gには手を伸ばさず、ゴーレムのコアだけを回収して、老執事の案内で屋敷を後にした。


これで……大丈夫、だよね……?



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アリスが応接室を後にしたあと、領主エトワールと冒険者ギルド長エルドラーナは、彼女について静かに言葉を交わした。


「……私は、ずいぶん警戒されたようだな、彼女に。」

「顔を隠している時点で、何かしら過去に貴族から嫌な目に遭ったのでしょう。」

「それに、ゴーレムの情報も……正直、そこまで特別なものではなかった。」

「ですが、あのコアは本物です。彼女は本当に、単独でクリスタルゴーレムを討伐したのだと思います。」

「本当に、ソロで……?」

「先日、シャドウウルフの皮と、あの奇妙な蜂蜜の瓶を納品した先も、彼女でした。」

「……あの子、まだ若いだろう。盗品の可能性は?」

「それは分かりません。ただ、少なくとも実力は確かです。アイザックをあっさり倒したのですから。」

「……あのアイザックが、か。」

「それと、こちらをご覧ください。」


エルドラーナは、先日アリスから買い取った精霊石を取り出し、エトワールに見せた。


「これは……精霊石、だな。何か問題でも?」

「この精霊石、性能は通常のものの二倍以上あると思います。先日、彼女から直接買い取ったものです。」

「なに……!?」

「おそらく、ゴーレムを倒した後、遺跡の中で手に入れたのでしょう。冒険者ギルド長としては、彼女とは良好な関係を保っておきたいのです。」

「……ほぅ。」

「それに、彼女は恐らく――カースティア伯爵家に、何らかの“弱み”を握っていると思われます。」

「なに……!?カースティア伯爵家だと……!」

「この件については、調査が完了してからエトワール様に報告するつもりでしたが……」


エルドラーナは、昨日アリスが見せてくれた借用書の件を、軽く口にした。


「なるほど……あのエドガーの尻拭いのため、というわけか。だが、たかが二百万G程度なら、伯爵家ならすぐに支払えるはずだろう?」

「エドガー様がガンド村に住んでいたことを知られたくないのでしょう。貴族の世界では、プライドは地位よりも重いものですから。」

「……ははっ。貴族としては、痛い話だな。それにしても――あの白いローブの下に、あなたが言っていた通り、貴族らしいパーティードレスがちらりと見えた。それと、あの腕輪……まさか、アリス嬢はどこかの家出したご令嬢なのでは?」

「それはないと思います。アリスさんは、文字が読めません。」

「文字が読めない!?あの話し方や対応の冷静さからして、高度な教育を受けた者だと思っていたが……」

「そのせいで、伯爵家に借金を肩代わりされたことすら、本人は正確に理解していない可能性があります。」

「……そうか。ガンド村が……。その借用書は、今どこに?」

「アリスさんが持っています。」


ガンド村の件を聞いたあと、エトワールの表情がわずかに変化した。怒っているような、困っているような――どこか不自然な空気が漂う。


「一応、冒険者を派遣してガンド村の現状を調査するよう、ギルドにはすでに依頼を出しています。……ですが、エトワール様。改めて、正式な調査依頼としてギルドにお出しになりますか?」

「いえ、この件は――あとで私が直接動きます。」

「了解。では、私はギルドに戻ります。一応、ゴーレムの弱点部位は確認できましたので、討伐に向けて実力者を探してみます。」

「……ああ、頼んだ。」

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