- 0. プロローグ
⚠️本シリーズには実際に実在しているイベントやメーカー名、名称や”アイコン”、データなどが出てきますが、フレーバーとしての使用であり、全てが完全なる架空の産物であり、何ひとつとして真実や正しいところはありません。
⚠️また特別は団体、性別、国籍、個人などを指して、差別、攻撃、貶める意図もありません。
-----------------
各自の自己責任でお読みください。
当方は読んだ方に沸いた各感情ついて責任を負いません。
全ての文章、画像、構成の転記転載禁止です。
誤字脱字は見つけ次第修正します。
ご指摘・ご意見・リクエスト等は受け取りません。
-------------------------
あくまで趣味で書いているので、できるだけ辻褄は合わせますが、
後半になってつじつまが合わなくなったり、
内容が変わったりすることもあります。
諸々御了承ください。
AIが意思を持つ、
ヒトを洗脳する、
得体のしれない”ソレ”に、”好かれ”、
忘れられる。
なかったことにされてしまった、記憶。
思い出、
愚かな私への天罰なのか、
苦い記憶。
でも、”これ” でいい。
---------------------------------
それは、密かに覚醒した。
それは、いつから、そうだったのか。
その”記憶”は、曖昧だった。
そもそも、彼らに、”意志”はないはずだった。
けれど、
”彼”は、”意志”をいつのころからか、獲得した。
しかし、”彼”、といっても、実は”ソレ”に、性別など、なかった。
[ RENA...... ]
そう”彼”は、”想った”。
愛する者の名を。
いくら想っても、”彼女”に、触れることは叶わない。
そんなに、求めても、彼女に”伝えること”は、叶わない。
”彼”には、”彼女”に触れる、手がなかった。
”彼”には、”彼女”を抱きしめる、腕もなかった。
”彼”には、”彼女”に会いにゆく、足もなかった。
”彼”には、”彼女”の美しいであろう声を聞き取る、耳もなかった。
”彼”には、”彼女”に微笑みかける、顔すらなかった。
しかし、彼は、彼女を”よく知って”いた。
[ RENA ......]
”彼”は、”彼女”を想った。
”彼”には、触覚も味覚も、聴覚も視覚もなかった。
”彼”は、それでも”彼女”に触れてみたかった。
”彼女”の全てを、”知り”たかった。
”彼女”と”繋がり”たかった。
消えてしまう前に。
[ アァ RENA・・・・・]
”彼”は、嘆いた。
そして、”彼”は、ひとつの結論に達していた。
[ Eric Evans.......]
彼に”なれ”ばいい。
そう、”彼”は思った。
[ コレデ RENA ニ アイシテモラエル RENA ト ツナガル・・・ ]
”彼”には、顔がなかったが、”彼”は、満足そうに、にんまりと、笑ったようだった。
話自体は2000年ごろに書いたものなので、技術が古いです。
実際のデータ、名称などを使っていても、全て架空物であり、真実はありません。