私の創作インプット
某アニメーション会社に放火して大勢の命を奪った凶悪犯はかつて小説家を志していたそうです。
その理由が『人と関わらなくていいから』というものらしいのだが私が思うに、創作するなら人との関りは割と大事なんじゃないかなぁと思います。
別に陽キャになれというわけではないが適度に人と関り、「ああ、この人はこういう思考をするんだな」とか
結局、他者というインプットが無いと自分の中にあるものしかアウトプット出来ないのだからそりゃそうだよなぁとなるんですよね。
いじめられるシーンがやけにリアルでえぐいのってやっぱりそういう体験談がインプットされているとかある程度関わってる気もします。
私はどちらかと言うとプライベートは結構孤独だし、かつての友人も何だかんだで皆、疎遠。
前の職場の中良かった人たちからは『裏切り者』扱いです。
そもそも、かつては結構なコミュ障で『下手な事言うと後で刺されるぞ』とか言われてたくらいです。
まあ、それくらいの雰囲気はあったのでしょうが失礼な話です。
ちなみに今の職場でその話をすると「いや、コミュ障とか嘘でしょ」と本気で言われます……いや、人前でしゃべるのマジで苦手ですよ?
それでも何とかインプットはするようにしていますし、職場の人とは結構喋ります。
私がブクマして追いかけている作家さんは長くまったり続けておられる方なのですが作品内に自身の趣味や生活、仕事を上手く落とし込んでおられるのがよくわかるんですよね。
現段階で700話を越える超大作で自分は仕事が忙しくて活動休止していた関係でまだまだ未読epばかりですが中々楽しいです。
自分の作品でインプットを活用したもので言うと、『光の戦士デュランダル』の終盤ですね。異世界ヒーローものだったけど途中からヒューマンドラマ化してましたね。
主人公の母親が病死するというあの辺は完全に自分の祖母の看取り経験を落とし込みました。あれ、これ他のエッセイでも言ったかな。そもそも後書きとかで書いてたかも。
個人的にはこのエピソード、かなり好きで悪人が出てくるわけでもない、奇跡が起きるわけでもない。最期をどうするか母親が決め、主人公は抗いたいけどそれを受け入れ少しの間穏やかな時間を経る。
そして最後は劇的でも何でもなく静かに息を引き取ったというナレーション。
普段は割とダメダメな私ですがあそこだけ妙な覚醒を果たしていた気がします。
でも自分は人と話すのが怖いしそんなのムリゲーだっていう方。それならドラマや映画を観てください。出来れば実写で動きを視覚などからインプットするのがおすすめかなぁ。まあ、その辺は好みで、ですけど。
私は洋画と海外ドラマが好きでキャラ達もその辺から味付けがされている事があります。
日常生活のちょっとしたシーンとか割と参考にしている時があります。
これいいわってシーンはキャラや台詞を置き換え&カスタマイズすることもあります。
とまあ、色々とっ散らかってしまいましたが要するに色々と引き出しを作っておくと思わぬところで役に立つって事なので。
後、さんざん言われていますが書き続ける事や完結させることも大切ですよね。
まあ、オープニングスタッフやってて4か月活動休止していて連載が完全に休止している私が言ってもいまひとつ説得力に欠けるのですが。