表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メールⅡ  作者: 縄奥
2/17

2話


 2話



  「君は男性? 女性?」と、この日はじめて互いの性別を語れるほどになっていて「俺は26歳の男性だけど、君は?」との問いかけに相手は「私も26歳の女性です」と、返信メールが来て信二をワクワクさせた。だが信二はすっかり相手の女性と交際したかったが相手の女性からは「ごめんなさい今は会えないの…」と、何処か寂し気な彼女の文字に信二も「そ… そだね…」と、無理に元気を装った。



「ねっ! 今度食事でもしないか?」の問いかけに相手の女性は「中々時間がとれなくてごめんなさい」と、断られるも「私の写真だけど信二さんの写真も送って」と、言われ信二は舞い上がる夏の風のように自分の写真を相手の女性にメールした。すると今度は「私は典子っていいます」と、初めて信二に名前を送った。



「そっかあ~♪ 典子さんかあ~♪」と、パソコンのモニターに映る典子の顔に、嬉しさが何度も込み上げた信二はモニターに映る典子の顔に誰も居ない事務所の中でキスをして一人で赤くなっていた。信二は既に「典子は俺の女だ♪」と、心の中をザワつかせたが当の典子は「私のこと気にいってくれたかしら」と、信二のパソコンにメールが着信した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ