はじめて遠足遊園地
こんにちは。私マノン!前まで普通の小学生だったんだけど、ひだまりと出会って、私の何かが変わった。今日は、ひだまりと出会って5日目!。ひだまりとはじめての遠足なの!だけど、ひだまりってば、変なお花を触ってしまって・・・。
木々のざわめきに、鳥のさえずり・・・ここは、普通の学校では珍しい、中庭。
こんにちは!私マノン。前までは、普通の小学生だったけど、ある女の子と出会って、普通じゃ無くなってしまいました・・・
「マーノーンー。掃除場所どこー?私も、マノンと、同じ場所になったんだけど〜」こちらはひだまり。今日転校して来た女の子なんだけど、それが、魔法界からやって来たらしいの。「ここ、中庭だよ。」私は、ホウキを手に取って、ひだまりに言った。「ここかぁ〜。それにしてもさぁ。なんで、ホウキ、持ってるの?」「それは、掃除する為に決まってるよー。」私は、笑いまじりに、言った。「おい。掃除してるか。」そう、声を掛けて来たのは、グゥール。私の、クラスメイト。グゥールは、ホウキで、[ササッ]と、はわいて見せた。「ああああーーーー」「うわっ」ひだまりが、突然叫ぶから、おもわず声を上げた。
「何で、ホウキさんを、地面にこすり付けるの・・・」どうやら、魔女のひだまりにとっては、ホウキは、家族みたいな物らしい。(魔女の友達だった・・・)今日、ホウキに乗れる事意外、全て私達と変わり無かった。だけど、実際には、ひだまりは魔女で、私は人間。私と、ひだまりが仲良くなるためには、この差を乗り越えて行かないといけない。
「どうしたの?マノン。私が掃除しないから、怒ってるの?」「ううん。何でも無い。そろそろ帰らないとね。6時間目に、間に合わなくなっちゃう。」「う、うん。何も無いならいいや。行こうか。」わたしは、グゥールも呼んで、教室に戻って行った。その時、私達の後ろから、風が吹いて来た。その風は、まるで、私達に、[がんばれ]と、言ってくれているように感じた。
そして、6時間目・・・[総合]
「はい。みなさん、そろいましたね。今から、遠足について、お話を、したいと思います。」光先生は、どこであるか、着いたら、はじめに、何をするかを、話し終わって、「では、次に、その時行動するグループを、決めて下さい。決まったグループは、先生の所に来て下さい。」と、大きな声で言った。(グループかぁ。誰となろう。)私が席に座って考えていると、「ねぇねぇマノン。一緒のグループになろうよー。」「ひだまり・・・。うん。一緒のグループになろう!。」私は、今までグループに誘われた事は無かった。(もう、ひだまりがいるから、1人じゃない。)「おい。マノン。」私がそんな事を考えてい
ると、突然後ろから声が聞こえて来た。振り向くと、そこにいたのは、グゥールと、ラインだった。ラインは、グゥールの、弟分で、グゥールとは違い、優しくて、冷静な、しっかり者。女子に、ひそかに人気がある。
「どうしたの?ろくに話して来ないのに。」「実は、兄貴、まぁ僕もですけど、入れるグループが無くて・・・。良かったら、このグループに、入りたいんだけど・・・。」グゥールが話さないから、ラインが、おずおず話した。「私はいいけど、ひだまりはいい?」「うん!いいよ。先生に言いに行って来る!」ひだまりは、[タッタッタッ]と、先生の元に、走って行った。
そして、遠足当日・・・
「おっはよ〜。マノン。」「おはよう。ひだまり。」あれから4日経って、いよいよ遠足当日。窓の外から、風が入って来る。
「遠足びよりだね。」「うん!ねぇ、おやつ、何持って来た?私は、ひだまりしか、食べれ無いから。」そう。実は、ひだまりは、名前の通り、ひだまりから、できているらしい。だから、ひだまりしか食べれ無いのだ。
「私は、つばさグミだよ。」つばさグミとは、名前の通り、つばさの形をしたグミで、なんと、味が、どんどん変わるの!「いいなー。私もいつか食べた〜い!」私達がそんな話をしていると、いつのまにか、グゥールと、ラインが来ていた。
「みなさん。今から、遠足です。思いっきり楽しんで下さい。だけど、ちゃんと先生の話も聞いて下さいね。」「はぁーい」私達が、そう返事をすると、先生が、「並んで下さい。」と言った。「ひだまり〜。こっちだよー。」私は、ひだまりに、手招きした。
そして、公園までの行き道・・・
「暑いなー。」「本当ですね。兄貴。」グゥールとラインは、服をパタパタさせた。
「それにしても、ひだまりは暑くないの?長袖で。熱中症になっちゃうよ。」「熱中症?なぁに。それ。あぁーあっつ〜い。」(暑いなら、何で長袖なんだろう。)私は、そう思いながら、デリデリと照り付ける、太陽を見た。「うわぁ。キレーなお花!」ひだまりは、暑さなんて気にせずに、お花に釘付けだ。「ひだまり。私達の前のグループ、もう見え無くなってるから、早く行こう。」「ちょっと待ってー。一回触ってから行くぅー。」ひだまりは、紫色にかがやくお花に、優しく触れた。そのとき、お花が、怪しく光ったような気がした。それに、なんか、花びらが、脈うってる!?するとその瞬間、目の前に竜巻が現れたの!「な〜〜にぃ〜〜」私達がそう叫んでいると、何と、ひだまりが吸い込まれて行くぅ〜。「ひだまりーーーーー!!」私達の叫ぶ声だけが、青い空に、ひびき渡った。
☆★次の「ひだまり」も、お楽しみに♪☆★
みんな〜♪こんにちは♪。はじめましての人は、はじめまして!月夜です!。なんと、「ひだまり」も、㊗︎#2!うれしい限りです!。今回、マノンちゃんとひだまりちゃんとグゥール君、ライン君達が、同じ遠足のグループになって、遠足に行ってました!ここまでは、普通なんだけど、何と、突然現れた竜巻に、ひだまりちゃんが、吸い込まれてしまいました!!!(たぁーいへーん)だけど、突然異世界に行ってしまうって、ちょっとときめかない?人には、それぞれ、ときめき方があります。例えば、私だったら、こうやって物語の中で、魔女になったり、妄想したり・・・。(あはははは・・・。)そこは置いといて、自分のときめき方を、大切にして楽しんで過ごすのが、一番だと思います!
では、また次の「ひだまり」で、お会いしましょう!バイバ〜イ☆★♪