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召喚地球人と異世界人のハーフな子供は最強です  作者: ヨモギモチ
2章    王国編
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4話    召喚の間〜王の間にて

ムクリ


んん、くっはぁー

首をコキコキ鳴らす。

んー、うんあれだな。気絶して転移ってのは普通よりもキツイな。


周りを見回した俺は、ここが召喚の間みたいな場所だというこことを理解した。



さてと、香里は……まだ寝てるな。

今回は、たいして早くなかったな。香里以外の5英傑は起きてるし他の人もちらほら起きているから、神様はなんもしなかったんだろう。


「おい、香里起きろよ。そろそろ来るぞ・・・

こちらに近づいてくる気配を察知したため香里を起こすことにさた。


「ふぁー。んんん、おっおはよう優也」

……雰囲気に似合わない可愛いあくびだった。

「で、もうすぐきそうなの?テンプレ的には、勇者のヒロイン的位置の王女さんか宮廷魔法使いの人が」

先ほどのことなどなかったかの様に聞いてくる。

まあ、ほんのり顔が赤いけどね。

「人数からいって多分王女さんだろう。とゆうかほら、こうしているうちに」


ドン!!


「勇者様がた、どうかこの世界をお救いください!!」


綺麗なドレスに綺麗な宝石しかしまだ、綺麗よりも可愛いが似合う金髪美少女、要するにTHE(ザッ)・王女様がドアをおもいっきり開け放って泣きながらお願いしてきた。


普通、こんな美少女が泣きながら懇願してきたら、彼女がいようがいまいが助けたくなってしまうだろう。が普通ではない状況ではどうなるか?


「「「「「「はっ?」」」」」」


まあ、こうなる。



・・・・・・◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇・・・・・・



「申し訳ございません!。勇者様方、勇者召喚に成功した嬉しさの前につい気持ちが先走ってしまいました。あと、私の名前は、クラリス・レイ・ハインでクラリスと呼んでくれたらうれしいです」

「はは 別に良いですよ。説明さえしてもらえれば」


俺達は、いま召喚の間を出て王の間に向かっている。

この途中で簡単な説明をするそうなので、今、和輝がイケメンスマイルで対応している。


「申し訳ありませんがどこから説明すればわからないので質問をしてもらえると助かるのですが......」


「わかりました。では、まずここはどこなのかとどうして連れてこられたのか、あとは、帰れる方法があるのかです。あっ、そういえば僕達の中に猫をつれてきていた人がいたのですがこちらに来ていないのはどうなっているか分かりますか?」


さすが和輝、堂々としているなぁ。

というか猫連れてきた人がいたのかよ......。よくばれなかったな。


「えーっとですね、ここは:アルブス:という世界のハイン王国と呼ばれる場所です。呼ばれた理由についてはこの後、お父あっ国王が説明します。あと、猫がこちら側に来なかったのは、おそらく召喚陣の設定が人種を連れてくるようになっていたからだと思います」


「そうですか。ありがとうございます(ニコッ)」


王女さんは頬を赤らめている。

本当、こいつは無差別フラグ生産機だな。

後ろの川南さんを見ろよ、ため息ついてるよ。大変だねぇ。

この後は、質問も無くクラスの男子が頻りに喋りかけながら歩いていく。さすがに、この美少女に文句は言わないようだ。


「あっ、着きました」


かなり豪華そうな扉が見えた。両端に騎士らしき人が立っていた。

騎士達が、跪いたところで扉がゆっくりと開いた。

はぁ!?どうなってるんだ。これは。その時、隣の香里が袖を引っ張ってきた 。

「多分、これは魔法。確信はないけど......。ほらっ、なんか感じない?魔力の動きみたいなの」

香里がそう言ってきたので集中してみる。

おっ、何かこう何かが扉を流れている感じがするなぁ 。


《技能・魔力感知を手に入れました》


「んっ!おい香里。何か魔力感知ってやつを手に入れたぞ」


「私もついさっき手に入れた。案外簡単だったね」


そうこうしているうちに扉が開ききったようだ。ちょと時間が掛かりすぎじゃないのかな。



・・・・・・◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇・・・・・・


周りには、貴族みたいな人や騎士みたいな人がいるがまあ、十中八九この正面の人が王様だろうな。

俺達は、礼儀作法が分からないし王女さんが何も言わないので突っ立っている。


「おいっ!貴様ら国王様の御前だぞ!跪ずかぬか!」


国王の周りの若い貴族が叫んでくる。


「よい、ヘルマンよ。こちらが呼び出したのだ」

「しかし...」

「よいといっている」

ヘルマンという男は、渋々引き下がる。


「すまないな勇者達。なにぶんまだ若いのだ」

「いえ、大丈夫ですよ。国王様。それよりも何故僕達が呼ばれたのかを教えてもらえないのでしょうか」


何故お前はそんなに堂々としていられるんだ?


「ああそうだったな。実は、この世界は今魔王達の侵略を受けている。魔王とは、魔族の王のことでな何百年かに一回復活してこの世界を侵略しようとするのだ。そこで、おぬし達には魔王の討伐をお願いしたいのだ」


「あの、受けるかどうかの前に僕達にそんな力があるとは思えないのですが」


神様から力はもらったがあんまり信用していないのだろう。


「なに、クラリスよお前もしかしてステータスを見せていないのか?」


「あっ、その...忘れていました...」


王女さん実は天然なんじゃないだろうか.....。



ーーー続くーーー




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