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召喚地球人と異世界人のハーフな子供は最強です  作者: ヨモギモチ
2章    王国編
14/26

迷宮探索と計画

お久しぶりです。

学校行事で遅れましたが更新です。

「さて、お前ら今から迷宮に入る訳だが油断するなよ!ここは訓練場で

はない!命が掛かっている事を常々わすれるな!」


さて今回、俺達が初の遠出をする場所は迷宮。

迷宮というものは、地下に伸びるマンションみたいなもので数階層から

中には数十階層のものまである。

俺達が今いるここは、世界に8つある古代迷宮

【色欲の大迷宮】【憤怒の大迷宮】【怠惰の大迷宮】【嫉妬の大迷宮】

【傲慢の大迷宮】【暴食の大迷宮】【強欲の大迷宮】【混沌の大迷宮】

のうちの一つ【混沌の大迷宮】にいる。

普通は、今の俺達のような弱い者は古代迷宮なんぞには入らないのだがここは

少し特殊な場所で他の古代迷宮は上層と言ってもLV30~40はザラなのだ

がここの上層はLV10程度とかなり低めであり初心者には丁度いいのである

なお、10層にいく階段の前に深さ推定5キロもの崖があり研究者の間でこの

崖が何なのかが議論されている。


「今日は、野営をするつもりも最高到達地点の45層までは行くつもりも無い

から丁度崖のある10層まで行くつもりだ。行くぞ!」

「「「はいっ」」」


ガーバルさんがそんな事をいっているが俺と香里はあることが起こるのを知っ

ていた。


・・・・・・◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇・・・・・・


今は第3層にいる。

これまで、敵と戦うのは、満遍なくLVをあげるためチームを組んで戦っていた

此処まではいい。和輝のパーティーは個々のステータスも高く危なげなく戦って

いたし、他のメンバーも騎士達のフォローもあって問題が無さそうだった。

だが、俺と香里は一回も戦闘をしていないのである。


「おい、ガーバル、グリアスこれはどういう事だ。何で俺達は戦って無い

んだ?」

「いっいや、ほらお前らめっちゃ強いじゃん。ほかの奴らの出番がなくな

るんだよ」

「だっだから君達にも、フォローに向かってもらいたいんですよ」


まあ、分からなくもない。

ああ、俺達は強いよ。本業を出せばクラスメイトVS俺+香里で圧勝出来るぐら

いには。

だけど!


「フォローって殆どねぇよ。在っても『火炎弾ファイヤーバレッド』今みたいに瞬殺ですけど!」


俺の全体のMPの1割も使っていない魔法で後衛のクラスメイトを狙おうとした

奴を燃やし尽くした。

「『雷槍ライトニング』『風刃カマイタチ』『暗黒ブラックホール』」

こう言っている間にも暇な香里がちょと多めに来たゴブリンを瞬殺しているし


「「.........。」」


「分かるか!?この皆で鬼ごっこしたんだけど先生にあなた達は足が凄く速い

から先生と遊びましょうねと言われたようなこの気持ち。

要はな、暇なんだよ!!」

「『水鞭ウォーターウィップ』『電磁雷砲(レールガン)『黒炎(ダークフレイム)』」


今度も香里がかなり多めに来た草狼を間引いている。


「「「.........。やる事が無いのはこっちだ!!」」」

「何の二人共!?LV1だよね、俺等もうLV7ぐらいなんだぞ!?全く追いつ

ける気がしないんだけど!」


和輝が叫ぶ。うるさいな。


「もう俺はLV2だし香里は3だぞ。間違えんな」


「「「喧しいわ!!」」」


「うるさい」


おっと、香里がご機嫌斜めだ。

撫でなければ。


なでなで。


「んんっ」

「ほらほら、機嫌なおせよ」

「分かったからもっと撫でて」

「.......はぁ。もういいや、じゃあ一階層につき一回だけ戦闘OKだ。いいな」

「わかった」


少し、甘ったるい空気に毒されたクラスメイトの後ろに下がりながら俺は考えて

いた。

しかし、少し魔物が多すぎやしないか。

いつもを知らないからなんとも言えないが、こうも下層に魔物が居てもいいのだ

ろうか。これも大臣の計画か。

そう疑問に思っていると後ろでガーバルが何か呟いた。


「これ多すぎないか、魔物.....」


やっぱりね。



・・・・・・◇◇◇◇◇◇◇◇◇・・・・・・


「和輝達、警戒しろ。こんな場所でこんな事態はおかしい」


場所は変わって十階層半ばの入り口から十数分の場所。

和輝達は異例の速さでLVが上がり今は和輝がLV16、健也がLV17、

冷奈がLV14、日輪がLV13になっていて他のメンバーもLV15前後と

均等にLVが上がっていたが俺や香里はやはり戦う機会が少なくLV6と7だ

った。

しかし、此処十階層ではLVアップどころか魔物に一度もエンカウントしてい

ない。ガーバルがこんな上層で言うのも頷ける。

ルシエに調べて貰うとどうやら此処の魔物は崖に居る魔物に怖がって出

てこないらしい。まあ、本気を出せば5分程度で殺せるらしいが。

5分有れば町一個破壊出来る俺等レベルが本気出して5分って.........うん。

これ絶対


「大臣の仕業だよな」

「どうしたの?」

「いやさ、この事態、絶対大臣の仕業だなと思って」

「やっぱり異常だよねこれ。そもそも、そんな魔物が上層に居るはずがないし

ね」


おおっ、そうこうしている内に崖がみえてきたな。

しかし、何の気配もしないんだが。ルシエに間違いが有るはずが無いし、不意

打ちに気を付けるか。


「俺とグリアスは、異常の確認の為崖の方へ入ってくる。周囲の警戒をしなが

ら待っていろ」

「「「はいっ」」」


しかし、ガーバル等が10数メートルのところで空気中の魔力に大きな乱れが

生じた。俺等の後ろに直径5メートルにも渡る魔法陣が発生したのである。

一瞬、軽く光った後何十匹にも及ぶ魔物が現れた。


「はっ?」


クラスの女子の悲鳴が響く。

ガーバルが一瞬で魔物に接近し少し後退させる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族 ゴブリンメイジ

LV37

HP400 MP600

固有スキル

繁殖

スキル

火魔法

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族 ソードゴブリン

LV38

HP600 MP150

固有スキル

繁殖

スキル

剣術


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族 ゴブリンヒーラー

LV30

HP300 MP400

 

固有スキル

繁殖

スキル

回復魔法


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族 ゴブリンジェネラル

LV45

HP900 MP700


固有スキル

繁殖 統率力

スキル

斧術 咆哮 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



一通り見てみたらこんなんだった。

表示はルシエが変えてくれたんだろう。魔物のステータスとか興味ないしな。

ただ、一つだけ正気を疑うのは大臣ってアホなのか?これステータス的には

問題無いけど、この構成だとクラスメイトでは太刀打ち出来ないぞ。

そんな事を考えていると後ろの崖側から巨大な火球が飛んできたのでクラス

の奴らの前に立って切り払った。通常のショートソードに魔力を込めて。


「ふっ」


切り払ったがこいつがあのヤバい奴か。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族 ゴブリンキング(亜種)

LV84

HP3400 MP2000


固有スキル

繁殖 王者の威圧 


スキル

火魔法 身体強化 棍棒術 咆哮 狂化 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おいおいおいおい、本格的に大臣アホじゃねえか。と言うかよく捕獲出来たな。


《優也様、これはどうやら捕獲ではないようです。偶然捕獲したゴブリンの亜

種をこの迷宮に放り込んだ結果がこの個体ですので大臣等も驚いているでしょ

う。そして、この機会にと試運転も兼ねていますね》


そうか、少し気になるなこともあるが先ずは後ろの絶望仕掛けてる奴らをどう

にかするか。


「ガーバルっ!お前は其処の奴らを連れて逃げろ。こいつはお前には無理だろ

うし、今のそいつ等を纏められるのはお前だけだしな」

「だっだがいくらお前等でもそいつは!」

「おいおい、ガーバル勘違いしているぞ。俺等はこっちに来て一度も本気を

出していない。この意味分かるな」


俺達が、この1ヶ月の間何も変わっていないと考えているのだろうか。まあ、

別に関係無いけどな。

ではでは、まだ話が入って来ないであろうクラスメイトにど派手な演出といき

ますか。

そして、俺は剣を薙ぎ、香里は魔法を発動する。


「風鈍波」

「『氷神狼(フェンリル)』」


風の波がゴブリンキングを吹き飛ばし、氷神狼が体当たりして抑え付ける。


「「「はぁ!?」」」

「ほら早くしろよ。道も開けてやる。」

「オッケー、『極炎(インフェルノ)』」


グギャァ

ゴブリン共の不快な断末魔が聞こえる。


「なっ、どうやら本当に足手まといになりそうだな。優也っ!後で俺等も加勢

するそれまで待ってろ」

「ああ」


俺はそれに短く返す。

あいつらが、遠くの方へ行ったのを確認した香里が俺に近づいてきた。


「よかったね。あんまりにも魔物が弱かったらどうしようかと思ったけど」

「まあな。まあ、そん時はそん時だどうに「ゴギャァァ」うるせえな」


氷神狼を破壊したゴブリンキングが叫び声を上げて火魔法の火球を放ってくる。

そりゃ香里が最小限の魔力で放った奴だしな、すぐ破壊されるわ。

迫り来る火球を見ながら俺は呟いた。


「悪いな。俺達の計画の礎になれ」





ステータス 変化は次に書きます。

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