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プロローグ

はじめての小説です。 一度投稿しましたがアラが多すぎてリライトしました。 少しでも楽しんでいただけたら幸いです。



は、え!?  空想科学・完結済・日間で1位!? 空想科・学全て・日間で8位ぃ!? (7/24)

御評価ありがとうございます!!

 現在、全文明圏の災害現場、その第一線で使われている

「Shock-Absorption Armor Suit(衝撃遮断装甲服)」。

 通称、SAスーツ。

 その開発から、すでに二世紀が経とうとしています。


 にもかかわらず、このスーツを超える防護技術は未だ存在せず、

 卓越した衝撃吸収性能と、生体適応性の高さは、

 あらゆる極限状況下において数えきれない命を救い、

 災害対応の常識を塗り替え続けてきました。


 しかし──


 その誕生の陰には、ある女子学生の「体を張った実験」があったことを、

 現代に知る者は、ほとんどいません。


 それもそのはず。

 事件の詳細は、当の本人──橘こなつ博士の厳命により、

 すべての記録が徹底的に処分されたからです。

 彼女は生涯、この記録を歴史から消すことを望んでいました。


 ……ですが、一つだけ。

 防衛省の極秘データベースに、唯一残された映像ログ。

 本来、二度と開かれるはずのなかったそのファイルが、

 近年の技術によって、ついに復号されました。


 残されていたのは──

 たった一人の女子学生が、試作スーツの中で、

「人としての尊厳」をかけて戦った、たった2時間の記録。


 のちに東進大の女帝と呼ばれ、

 数多の技術者を指導し、世界を変える発明を生み出した彼女が、

 まだ何者でもなかった時代──

 その原点にして、誰よりも過酷で、誰よりも人間らしい戦場。


 これは、彼女の──そして人類の──

「始まりの一歩」の裏に隠された、誰にも語られなかった真実です。


 では、どうぞ。


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