キャベツ&白菜
「これ何?」
「キャベツ」
「……どこが?」
「丸まらなかった」
唐突に会話から失礼します。
時々こんな会話を父とします。ちなみに、「キャベツ」のところが「白菜」もアリです。
葉が丸まらず、外に大きく開いて中まで青々としているキャベツだったり白菜だったり。よくよく見れば分かるんですが、逆に言えばよく見ないと分からない代物が、時々登場します。
食べればちゃんとキャベツや白菜ですが、お店じゃまず見ません笑。
さらに時々登場するのは、野菜室の半分以上を埋め尽くすような巨大な白菜。食べるのが大変です。
火を通せば縮むのを幸いに、これでもかと鍋に詰め込んでいます。
そして、ここにも奴らはいます。虫はいます。
穴が一直線に内側に向かって空いている場所があると、大体その穴の終着点に虫がいます。
穴のある場所、虫がいると思え。
家庭菜園でもらった野菜と色々格闘して、一番学んだのはこれかもしれません。別に学ばなくても良かった、こんなこと。
菜っ葉類なんかとは違うのは、一枚一枚剥がして食べるから、虫の発見は容易だ、ということでしょうか。いちいち湯を通さなくても、普通に洗えばそれで落とせます。
でも水の中では生きているので、殺虫は必須です。
※ ※ ※
では一枚AIイラストを。
キャベツを擬人化してみたらこうなりました。
微妙に顔が怖い……?
※ ※ ※
さてさて、色々どんな野菜があったかなぁと思い出しながら書いてきましたが、「あ、意外とこんなものか」という感じで、これが最終話です。
他にも長いも・山芋があったり、ヤーコンがあったりするんですが、あえて書くほどのネタもないんですよね。これらは、ただ泥が大変というだけ笑。
という感じで、軽くゆるーく思いつくままに書いてきた話と、お遊び的なAIイラストを載せてきましたが、これで終わりになります。最初から最後まで、虫が存在していた気がします。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
ということで、最後に一枚。
最初に田園風景を書いたから、今度は米を食べている絵でも。
スライムがご飯を食べてる……というか、溶かしてるような? スライムに特に意味はありません。何となく笑。