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恋愛~ちょっとした恋物語たち~

檸檬色の思い出

檸檬。

カリリ、カリっとかじった日。

切ない胸のときめき。

酸っぱさ満点の思い出たち。

あの、檸檬色のワンピースを買った君は、胸にどんな想いを秘めていたのだろう。

どんな時に着るのだろう。

「内緒よ」

唇に人差し指を立て、茶目っ気たっぷりに微笑んだ君。

きっと、アイツの旅立ちの日にお洒落をして見送るのだろう。

酸っぱいなぁ。

青春ってやつは。

枯れたこの僕にはとてもまぶしい。

僕は所詮、君のお目付け役の兄の様な存在なんだろう。

檸檬のデッサンをさらさらと紙に描く。

次のスケッチブックのページには君の横顔を描いてしまっていた。

酸っぱい、檸檬色の思い出。

さらば、僕の初恋の君と檸檬色のワンピースよ。

君の恋が叶う事を、祈っているから。

お読みくださり、本当にありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] ∀・)こう……綺麗にチクチクする感じの作品ですね。でもすごく心地良いです。結構良い読み応え。ありがとうございました☆☆☆彡
[一言] 檸檬色のワンピース 素敵な色ですね だけどそれは甘くない…… 読ませていただきありがとうございます
[良い点] うーん、切ない 意中の相手が他の男に恋してるのを 近く(横)で見守る感じてしょうか? [気になる点] 非愛・ハードボイルド・バッドエンド があんまり合ってないような… 非愛というより、切…
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