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僕は転生してエルフになった  作者: 猫の蒙古斑
1章 ミリス村 グリモアール家篇
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4話 クリフの訊問

「う」

頭がいたい。最悪の目覚めだ

しかし横を見るとエアリスが隣で眠っていたので少し幸せを感じた。

僕は起こさないようにベッドから出ようとしたが起きてしまった。

「んっあらカミーユ。起きたのね。おはよう」

優しい笑顔でそういった

「母様、おはようございます」

そう言って周りを見渡すと部屋が所々焦げていた。

夢じゃなかったのか、、そう思った


しばらくエアリスと話して彼女共ににリビングへ向かうと、クリフがいた。

「カミーユ、話がある」

彼は僕を睨みながらでそう言った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

クリフはエアリスを外に出し、リビングには僕とクリフの二人になり、クリフは相変わらず怖い顔をしていた。

しばらく沈黙が続き、クリフが最初に口を開いた。

「カミーユ、お前転生者か」

やっぱりかと思った。リンネから事前に聞いていたため、ある程度予想していたが、いざ聞かれると僕は動揺した。

「転生者、、、?」

僕は必死に動揺を隠して、わからないふりをした。

だがクリフは僕に対しての疑いは晴れない。

「俺も最初は半信半疑だった。お前が言葉を喋れるのが早いのは物覚えがいいからだとそう思っていた。

だが昨日の夜の出来事でわかっちまったんだ。お前が転生者だってな。」

クリフは相変わらず、怖い顔で僕を見ている。

「父さまが何を言っているのか僕にはわかりません」

僕は何言っているんだこいつ、という顔を必死で作った。

「いくつか質問に答えてもらう」

クリフがハアとため息をついてそう言ったので、僕は頷いた。

「一つ目はお前はいつ魔法を覚えたかだ。」

「わかりません」

僕はそう答えると、クリフは2つ目の質問をした。

「なんで普通に言葉を喋れるんだ」

「わかりません」

僕は頭が回らなかった。初めて見る父親の怖い顔とバレたら10日後に死んでしまう恐怖で。

クリフは僕がわかりませんとしか言わないからイライラしていた。

「じゃあ最後の質問だ。俺はリンネってやつに転生させてもらったがお前もか?」

「ッッッッ」

僕は動揺を隠せなかった。

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