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僕は転生してエルフになった  作者: 猫の蒙古斑
1章 ミリス村 グリモアール家篇
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3話 リンネの頼みごと

〜〇〇視点〜と書いていないのはカミーユ視点です。

わかりずらいなと思った時はカミーユ視点と書きます

暗い世界にいた。

あれ?僕は死んだのか?

「やあ」

(やっやあ)

約一年ぶりの再会である。


(僕はまた死んだのか?)

不安そうに質問した。

「死んでないよ。」

リンネは目をニタニタさせてそう言った。

一つ疑問に思ったことを質問した。

(死んでないのに会えるのか?)

「僕は死なないと会えないなんて一度も言ってないはずだよ?」

まあ確かにそんなこと一言も言っていないな。

(でもなんでこんな時に現れたんだ?)

「こんな時だからだよ。君の精神状態が不安定のじゃないと会えないからね。僕もこんなに早く再開すると思っていなかったよ。君に頼みたいことがあるんだ」

(頼みたいこと?)

「クリフが君を転生者じゃないかと疑っている。」

(ッッッッ!?なんでっっ??)

「当たり前じゃないか1歳から人並みに喋れて、魔法を詠唱なしで打てる奴なんて普通いない。

それに転生者は珍しいことじゃない。しかも彼は昔から平凡そうだけど頭がいいし、勘も鋭いからね」

昔から、、、?

二つ確認したいことができた。

(二つ質問していいかな。)

リンネがうんと頷いたので僕は質問をした

「1つ目はなんで僕が魔法を打てるかだ。魔法って習わなくてもできるのか?」

(それは答えられないな。というかその答えは君もわかっているのだろう?)

(まあ)

おそらくこの目だろうと思った。リンネが前回魔法がなんちゃらとか言ってたしな。


「2つ目なんでそんなにクリフのことを知っているんだ?」

そういうとリンネはハッとした目をした。

「ぼっ僕は世界を常に見ているからね」

リンネは明らかに動揺している。こいつ何か隠してる。リンネとクリフは何かしら関わりがある。そんな確信があった。

リンネは平常心を装うように言葉を続けた

「まあ話を元に戻すけど、多分君が次に目が覚めたら、その日、問い詰めてくるだろう。君はクリフに転生者だとバレないようにうまく立ち回ってよ。お願いね」

(バレちゃいけないのか)

「バレると色々不都合なんだ。じゃあ頑張ってね」

そう言うと視界が光に包まれて言った。前回と違うな。まあ死んでないからかな。

「あ、そうだ。もしバレた場合君は10日いないに死んでしまうよ」

なっ!?そういうのはもっと早く言ってよ、、、そう言おうと思ったがもう遅かった。

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