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医療討伐隊  作者: 邪燕
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???

 脚の感覚で柔らかそうな地面を探していた。周りには高くまで、黒くて長いものが沢山生えている。しばらく歩くと、脚にやわらかい感触が伝わってきた。地面を少し切ってから、その切った中に口を突き刺す。外に出すと固まるものをその切った地面の穴と突き刺した口の間に流し入れて、口を首ごと固定した。それが数日前。

それからは、地面から美味しい、赤い液体を吸い出して、自分の体の中で濃縮してからいらなくなった薄い液を地面の中の管に戻す。それを繰り返してきた。体は少しずつ大きくなっている。

遠くから、何かがこっちに寄ってきた。全身は白く、縦に細長いのが四匹。自分と同じように脚を使って歩いてきたが、自分とは違って二足歩行をしている。その移動に使っている脚とは別に、もう二本の脚を持っていた。その脚は頭らしきところより少し下に、左右対称に生えている。四匹のうちの一匹が、こっちに向けて何かを構えた。ちょうど自分の正面だが、首を固定しているので眼だけでその動きを観察する。構えられたものから、小さい何かが飛び出して自分の額に当たった。ちくっとして、それは体の中に入ってきた。そのあとすぐに、身体の中が熱くなる。息が苦しい。さっき飛び出してきたものはきっと毒だ。毒が何かは知らないけど、直感でそう思った。でも頭を固定しているから、反撃することも、逃げることもできない。さらに数回、同じものが飛んできた。二匹が同じものを飛ばしてくる。他の二匹は、脚に何か長いものを持ってこっちに寄ってきて、それで斬り付けてきた。痛い。何もできないまま、自分の意識が薄くなるのを感じた………

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