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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

追い詰められて

作者: 黒宮杳騏

こうして傷を増やしていくたび

余計に傷を付けられて

あっさりと命を否定される


例え異常と言われても

儚く脆い糸を紡ぐように

この身体を繋いでいるのに


もうこれ以上は辛いよ

このまま終わらせちゃってもいいかな


本当は知ってるんだ

疎ましくて仕方ないんだよね

だからあっち側に行くように仕向けてる


・・・狡いなぁ


やり方が汚いだとか言うけど

一番卑怯なのは誰だろうね


追い詰めて

仕向けて

また追い詰める


そんなに消えて欲しいなら

さっさと潰しちゃえばいいのに

自分の手は汚したくないって事かな


だから嫌いなんだ


人前では愛想笑いを振り撒いて

裏では人を傷付けて更に抉る

悪質な詐欺師


掌へ流れる赤い色は

恨みを込めた涙の代わり


そのまま動くなよ

どこにも逃げるなよ

今はそうやって安穏と眠っていればいい


極限まで追い詰められた僕が

いつかお前を追い詰めてやるから

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