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ボーダー  作者: きぃ
記憶
7/46

事件!!

…翌日。

エージェントルームから帰った私たちは、アコール先生に会ってレンの修行について話を聞いたけど、収穫ナシ。


逆に、レンのことが好きなのかと聞かれるし。


そりゃ、幼なじみとしては好きだけど…

最近は、ミツのことが気になってきてる。


そのことをアコール先生に言ったら、意味深な笑みを浮かべられた。


聞くと、ミツもさっき来ていたらしい。


会いたかったなあ。


まあ、仕方ないか、学校帰りだし。


でもこの後私は、アコール先生のタロット占いが当たるって、身をもって知るんだ…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


家への帰り道。


一人で帰るの、久し振りだなぁ。

いつも、ミツと一緒だし。


そんなことを考えながら歩いてた。


だから、気付かなかった。近くの白いワンボックスカーにも、人の気配にも。



バチッ。


身体に鋭い痛みが走ったことしか、覚えていない。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アコール先生から、ハナが昔いじめられてたことを知った。

亡くなったハナの祖母は、高い魔力を持っていて、この魔導学校のもと校長だったってコトも、霧生は学級裁判によって退学になったことも。


おっと。

レンのコトも調べなきゃな。

ハナが来ているとも知らず、パソコン室にいたオレ。

気付けば、かなり時間が経っていた。

さて、そろそろ帰るか…


そのとき。


オレのポケットから光を発する何かが…

ハナがくれたブローチだ。

「ミツ…助けて…」


声が聞こえる。

テレパシー機能まであるのか?

このブローチ…


って、ハナに何かあったのか?

「ミツくんっ!ハナちゃんが…」


アコール先生がタロットカードと水晶玉を持って呼ぶ。

「私、"ハナちゃんに言ったのよ。"白いワンボックスカーに注意"って…」

水晶玉を覗くと、車にハナを連れ込む4人の男。


男の手にはスタンガンが…

ハナは意識がないっぽい。

ゼッタイ、犯す気だ。


…待ってろ、ハナ!!


オレが、守ってやる!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……


はあはあ。


やっと見えた。


あの車だ。


オレは、あの日のように魔導でカギを開け、車内に入ると、すぐさま失神魔法をかける。


ハナはというと、すでに児童ポルノ画状態だった。


遅かったか…


ごめんな。ハナ。


すると、どこからか木の枝が伸び、ハナの近くで不気味に果てている男を捕らえる。


さすが、自然と対話できる女だ。

自然…木や花などの、あらゆる動植物の気持ちを感じ取って対話することができるのが、ハナの特殊能力。

オレはすぐさま伊達さんに電話をし、車を回してもらった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


まだ意識のないハナを、強く抱きしめる。


しばらくして、伊達さんの車到着。

オレの家に着いたころに意識を取り戻し、しばらくオレの腕の中で泣き崩れていた。


…ヤバい。

こんなときなのに、泣いてるハナをカワイイと思ってしまう。


やっぱオレ、ドSなのかな?


明日香さんは、ハナの家に服をとりに行ってくれている。



オレってダメだなぁ。


好きな女一人もろくに守れねぇし。



しばらくして、明日香さんがようやく落ち着いたハナに服を着せてやり、制服の修理をすると、伊達さんと二人で帰っていった。


「ハナ…ホントごめん。オレ、幼なじみ失格だよなぁ。」


オレは彼女の返事を待たずに、ベッドに押し倒す。


戸惑う彼女。


その声を塞ぐように、唇を重ねる。


「ん…」


彼女はなぜか、抵抗してこない。


そのまま舌を絡める。


それでも、彼女は抵抗してこない。


「ミツ…」


「癒して?」


ショーゲキの一言だった。


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