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苦悩、その答え。

ジョージは村の野良仕事が終わった昼下がり、教会の中で蝋燭の火を灯し頭を抱えていた。

どうすれば父さんを止められる?

「考えろ、考えろ、考えろ…!」

村の皆で井戸を掘ったあの時のように。

村の皆で水車を組んだあの時のように。

本に、物語の中に、罪についての記述があったはずだ。

どこだ、どこだ。ジョージは薄明かりの下、本のページをめくり続けた。

そしてジョージは、ふと王都の先生から教えられたことを思い出した。

『…預言者は、死後その罪を赦され、慈悲を受けて神の元へ召されたのです。』


今日の太陽が沈みかけた頃、ジョージは二人の衛兵を教会に呼び出した。

「ニック、ハモンド。相談があるんだ。」

ニックとハモンドは声を合わせるように返した。

「「先生、どうしたんですか急に?」」

一言一句違わず同じ言葉を返してしまい思わず顔を合わせる二人を気にも留めずに、

ジョージは決意したような顔で言った。

「明日、父さんに慈悲を与えようと思う。」



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