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第3話 教会との境界

烈、ミリア、ルナの三人は貧民街から抜け出そうとしていた。


神願の試練「デザイアル」を目指し、大いなる輝石「シャルト」を手に入れるため、情報が必要だった。烈はボロボロのジャケットを羽織り、傷だらけの腕をさすった。


「さてと、関所を越えるぞ。」


烈がそう言うと

ミリアが、ひょいっとでてくる。


「ちょっとレツ!、私の家に寄っていって!ここの近くだから」


そういえば忘れていた。昨日がとてつもない日だったから。


異世界に転生して、ミリアと出会い、ゼノに会って「デザイアル」のことを聞かされたりして、意気込みをした時、それがトリガーになってミリアの悍ましい過去を聞いたりした。その後、


少年が痛めつけられる音がしてそこには貴族(クズ)が居た。そこに秩序に固執するルナが現れる。

ルナの火輝石魔法と烈の「平等の天秤」で貴族の私兵を退け、ルナが自己を見つめあえる機会を与えた昨日。


ミリアが軽快に言う。


「ここが私の家!意外とボロいけど入って入って!」


そこにあるのは山麓に作られた自然感じる家。植物が家を囲い、もはやそういう系統の家だと思える。だがよくよく見ると元々凛々しい家に見える。


周りは山は木々が多く、人が通る道はなさそうだ。


そして烈は森の奥を見た。その後、周りをチラチラ見る。ここにセリアが居たのか……。辛い話を思い出し、気分が悪くなってしまった。


気を取り直して中を開ける。中は意外と綺麗にされていて、外と中では極端に美醜の差が激しい。


ミリアが自分の部屋へ、歩く。土足のままでいいと言っていた。二度と戻る気はなかったのだろう。ミリアは部屋の外で待ってて、といった。家を少し回ることにした。


「ミリアの小さい頃の写真……」


レツが写真に興味を持つ。ルナが横から現れ、一緒に見る。


「レツ、ミリアの写真じゃないか、今と変わらないな。」


このころからわんぱくだったんだなと烈も感じる。

ルナにもミリアの過去のことを話しておこうかなと思ったが、

流石に重すぎる。それにミリアが許可してないのにダメだそんなことは。利点があまりにも少ない。


「お待たせ〜!」


高らかな声にやってきたのはミリア、少し着替えていた。


「見て見て!、可愛いでしょ!戦いやすく調整したんだ!」


ミリアは、服を整えていた。より身軽に戦えるように、隠密に行動できる全身黒ずくめで、フード付きコートやオーバーニーソックスで体を闇に包んでいる。

だが、今はある意味目立っている。


「私は目がいいからねー。斥候役は任せてよ!」


情報収集をする前の情報収集場所を探してくれる頼もしい限りだ。


烈達はミリアの家を後にし、関所へ向かう。


そこでは外交が今でも盛んであった。関所を抜けるためにはルナが必要だ。元々ルナがいなければ、壁をよじ登るつもりだった。


「ルナ、頼んだぞ。」


「あぁ、任せてくれ」


ルナが関所を通る。見張りがルナの身辺調査をした後問題無しとされ通された。そのあと烈とミリアが通ろうとしたが止められた。


「止まれ、貴様ら何者だ。」


烈は焦ったが、ルナがフォローに入る。


「あぁ、そいつらは王都へ向かう労働力だ。」


「労働力か、ならば通れ。」


烈達はなんとか関所を通ることに成功した。

秩序を守っているルナに救われた。


「ありがとな、ルナ……焦ったわ」


関所から逃げるように去っていく。

邸宅街。この世界は貧民街と邸宅街の割合が6:4である。ほとんどが貧民街だ。貧民街と比較してみると、明らかなハイライトの違い。白色が使われていた。貧民街と比べのならない明暗差、不平等が垣間見えた。


しばらく歩くと、ある街についた。そこで妙な建物を見つけた。


「あれって教会?」


烈の問いかけにルナが答える。


「そうだ、あれは輝石教会と言って、古代から大いなる輝石(シャルト)を奉っているらしい。ここはその支部だな。」


烈は確信する。


「教会ならシャルトやデザイアルの情報を深めるものがあるはずだ。潜入するぞ。」


ルナが眉をひそめる。


「教会に敵対する気か? 無駄な敵を増やすんじゃない。後始末が大変だぞ。」


教会の支部は森の奥、石造りの荘厳な建物だった。尖塔には輝石が光り、蒸気管が煙を吐く。ミリアが木の陰から様子を伺う。


「衛兵が10人くらい。輝石魔法の使い手もいるね。やばい匂いプンプン!」


烈は頷いた。


「ミリア、お前が衛兵の気を引け。ルナ、俺と一緒に潜入だ。」


ルナがため息を吐く。


「はぁ、情報集めたらさっさと出るぞ。」


夜の闇に紛れ、三人は行動を開始。ミリアが風輝石魔法で木の枝を揺らし、衛兵の注意を引く。


烈とルナは裏口から支部に潜入した。


内部は薄暗く、輝石の光が壁を照らす。書庫にたどり着き、烈は古い巻物を漁る。


「デザイアル…シャルト…あった!」


烈が巻物を広げると、神域の聖峰の地図と試練の記述。


「1000年に一度、1000人が争う…神々の罠だと?」


ルナが目を細める。


「神々の罠? 何だ、それは…」


その時、足音が響いた。白い神官服の少女が現れる。金髪ロング、青い瞳の聖女の美少女。


「何者だ! 教会の聖域を荒らす気か!」


烈は手を上げた。何とか弁明しようと言葉を作り出す。


「落ち着いてください! 俺たちはただ情報を…」


セレナが輝石を握り、結界を張る。


「黙れ! 輝石教会を侮辱する者は許さん!」


ルナが剣を構えた。


「セレナ・ルミエール、聖女だな。私は聖輝騎士団の見習い、ルナ・ヴァルティア。戦う気か?」


セレナの目が揺れる。


「ルナ…? 騎士団がなぜ盗賊と?」


烈が割って入る。


「盗賊じゃねえ! 俺はレツ・スズキ。最悪な環境から、シャルトでこの腐った世界を変えようとしてるだけだ。」


セレナが息をのむ。


「シャルト…? 貴様、聖なる輝石を何だと思っている!」


セレナが神妙な顔でこちらを見る。烈が反発する。


「俺はシャルトで、世界を平等にする。お前、聖女のくせにまともな言葉遣いが出来ないのか?」


セレナが笑顔で反論する。


「どうして、犯罪者に「敬語」を使わなければならないんですか?」


2人は一触即発状態だ。


だが、会話は中断された。教会の書庫に何者かが突入。背後から不気味な唸り声。シャドウ・ヴィーパー—影に潜む蛇が現れる。毒霧を吐き、鋭い牙が迫る。


「は!?なんじゃこいつ!!?バケモンが来やがった!!」


烈が叫ぶ。


ミリアが裏口から飛び込む。


「遅れた! 衛兵のやつらめっちゃしつこかった!」


ハァハァと息切れして


「このバケモンはなんだ!」


ミリアがバケモンに目をやる。瞬間、目を開いて口を開ける。


「ぎょえ〜!!なんだそいつ!」


ルナが剣を振り、炎が炸裂。


「下がれ! 私が相手だ!」


セレナが結界を強化。


「お前らよく聞け、生き延びたいなら協力しろ!」


セレナの強気の態度に烈はストレスを貯めながら

烈は歯を食いしばり、「平等の天秤」を発動。


「ぐぁぁ!」


烈の痛烈な叫びと引き換えに、視界がクリアになり、シャドウ・ヴィーパーの力が弱まる。

ルナの炎が一層強くなり、シャドウ・ヴィーパーを焼き払う。

ミリアの風の刃が私兵を弾き、セレナの結界が毒霧を防ぐ。


「ナイス、みんな!」


烈が叫ぶ。

そして立て続けに


「よしゃ!、俺もいっちょ出るぜ!」


その威勢のいい声と同時に書庫から飛び出した。

それを見たミリアは驚く。


「なんで!?」


烈は、その言葉を無視し走り出した。

その間もルナは必死に鱗を切り裂いてる。しかし、動き回り、中々急所を刺せないでいる。


一方烈は発光する輝石を回収している。

そして一周した時溢れるほどの輝石を手に入れた。


「中々動きが読めない!、止まってくれれば倒せるのに!」


シャドウ・ヴィーパーが尾が鞭のようにしなり、ルナを攻撃する。重い衝撃、地面に叩きつけられ、更に尾の先で攻撃ーしかし、ミリアが突風をきかせる。


だがさらに口を開け、ミリアを飲み込もうとする、が

セレナが結界を強化し、それを防ぐ。


その間にルナが立ち、突進していく。矛先をルナに変えたシャドウ・ヴィーパーはルナを攻撃する。


「まずい、守護が間に合わな━━━━━━」


ルナを包む、瞬間烈が叫ぶ。


「お前ら!目をつむれ!!」


その言葉に皆が目を瞑る。烈が力を込める。そして輝石が光が発光し、辺りが白く包まれる。


シャドウ・ヴィーパーの目が眩み動きが止まる。ここがチャンス。


「ルナ!やれ!」


ルナの輝石が赤く燃える、その火は剣を包み


「はぁっ!」


シャドウ・ヴィーパーの鱗を断ち切った。


戦闘は短く、だが激しかった。ルナの渾身の攻撃で急所を貫きシャドウ・ヴィーパーは逃走する。セレナは息を切らし、烈を睨んだ。


「貴様…何だ、その力は?」


烈は拳を握り、答えた。


「不平等しか与えない俺に唯一の神のお恵みだよ、俺もよく分からない、力を均すとかなんとか、だが、」


「平等の天秤」それは全て均一な世界を望む烈にとって、忌まわしい力。


「この力は好きじゃない。平等っていうのは範囲じゃねぇ概念なんだ。だがそんなことが分からないこの世界のことが俺は嫌いなんだ。」


セレナは感心する。この不平等が定着した世の中で、平等を求める人がいるなんて。


突然セレナの記憶が蘇る。


***


私は、不平等に救われた。不平等が私を救ってくれたんだ。


平等に生きる理由、そんなもの捨てた。

私が生きられれば、それだけでいい。


***


彼女は俯き、考えていた。


「あんた、えっとレツって言ったか、レツさん。私は、不平等が好き。私を生かしてくれたから。」


セレナがそういうと烈はキリッと言う。


「不平等が好き……そういう論もあってもしょうがない。だがな、不平等が好きなら平等な世界を知ってんのか?」


セレナは即答する。


「知ってるよ。」


「でも、私は好きじゃない。平等はきっと不公平を生み出す。」


それは確信ではなく、迷い。

セレナは分からない。平等はどんな事をもたらすのか。


「でもやっぱり、正確には分からないんだ。平等は良い世界なのか?」


セレナは歩み寄る。

セレナの問いに烈は頭を悩ませる。


「俺にとって平等は良い世界。だからってお前にとって平等は良い世界かは分からない。」


更にもう一声


「ただ、色んな人が平等を求めてるのは確かだ。難しいところではあるが、平等を体験するって言うのはいい経験なんじゃないかな。」


セレナは全てを聞いて、全て理解して

言葉を発する。


「なるほどね。レツさんが思う平等は素晴らしいものじゃないかな。もしかしたら、あんただったら━━━━」


セレナの後ろに、突如にしてシャドウ・ヴィーパーが現れる。


セレナが殺されてしまう。しかし誰も守護に間に合わない。


烈を除いて


シャドウ・ヴィーパーは丸呑みした。辺りは煙に巻かれ、2人の無事は分からない。煙が収まるそこに出てきたのは、


烈とセレナだった。

間一髪で烈がセレナを無傷で守り抜いた。


しかし突発なことであったため、2人は地面に倒れてでの登場だった。


ルナがシャドウ・ヴィーパーにとどめを刺す。今度は消滅した。場は収まった。


セレナは立ち上がって、尋ねる。


「あんたが私を助けたのも、平等だからってことか?」


烈はせせら笑う。


「当たり前だろ、やっぱり平等はこうでなくては」


セレナは悟った。

この人は平等を成し遂げられるかもしれない。

どんな試練も乗り越えられるかもしれない。


「面白い人だね。」


セレナにとって、それは最大の褒め言葉であった。


「貴様ら!手を上げろ!」


その怒号と共に、たくさんの兵士がやってきた。ここで起きた騒ぎに通報した人がいたみたいだ。

セレナは兵士側に付き、一部始終を説明しようとした。


「貴様だろ、ここにあの化け物を呼んだのは!」


しかし、なぜか濡れ衣をセレナは着せられてしまった。そして槍を向けられる。


「白い装束のようなものを着て、顔を隠している人間が怪しい動きをしていたとの情報がある。」


わけも分からなかったが矛先が向いてるのは確かだった。


ルナがセレナの前に立つ。

この戦いに勝つには相手が多過ぎる。


「平等の天秤」


最後の力を振り絞り平等の天秤を発動。


「俺を頼んだ。」


そして倒れる。ミリアは烈を担ぎ、風の輝石で退路を築き、そこに逃げ込んだ。ルナはセレナを前に行かせ近くで護りながら急いで逃げる。


「なんで私がこんなことに…」


セレナはぶつくさと不満をたれ、暴れる。


「っ…!、暴れるな!」


暴れるとうまくセレナを護れない。

ルナがセレナを抑えて前に進む。


外への光が見える。

幸運なことに、外に兵士はいなかった。密室で仕留めようとしていたのだろう。そして街中へ逃げることに成功した。


街は中々に広く、一晩だけなら烈達の居場所を特定できないほどだ。教会から離れたところで、泊まることにした。



そして夜。


「やっと……逃れたな。」


体力が戻り、烈は目を覚ましていた。

セレナは気に食わない顔でそこに立っていた。


「私は教会の聖女だ!なのになんだよ!10年も誠心誠意働いていたのに、こんな仕打ちはない!」


教会を守ろうとしていたのに、シャドウ・ヴィーパーのせいで破壊され、挙句の果てに犯人扱いされて教会を追い出されたことがよっぽど頭にくるらしい。


「セレナさんよぉ、やっぱり聖女なのにタメ口はやばくない?」


どこか諷刺した言い回しでそう言った。


「そんなことないって。「普通の人」には敬語で話してるんだけど、」


と、セレナは皮肉った。


「ここまで来て、喧嘩しないでよぉ……」


ミリアは、呆れた様子で二人を見ていた。


烈は教会から(非合法に)持ってきた物を整理してる。その間、セレナは星を見上げ、鼻歌を歌い始めていた。透き通った声が響く。


「いい声だな、聖女っぽいんじゃないのセレナ。」


突然の烈の指摘。

薄笑いに、セレナは顔を真っ赤に。


「み、見るな! ただの…気分だ!てか聖女っぽいってなんだ!聖女だ!」


と、焦った様子で言葉を誤る。


「見る?聞くの間違いでは?」


と、烈が指摘する。

ミリアは出会って初日なのに仲睦まじいなぁ、と見ている。


「セレナって、平等に興味ってあんの?」


不意にミリアが聞く。


「仮にも聖女だぞ、プライベートって探られたくないものじゃないか?」


「仮にもってなんだよ!実際の職業は聖女だ!」


セレナはルナに突っ込む。

そしてミリアを睨み、話し始める。


「正直、レツさんに出会うまで平等なんて考えてもなかったよ。」


烈は、整理をしながら話を聞いている。


「でも今回、色んなことが起きた。それで私の価値観も変わりそうになった。」


「もし、教会を追い出されなかったら私は平等を考える機会はもう二度となかっただろうね。でも、追い出された。」


「だから、また聞こう。」


「教会を追い出されたことに怒りが湧いている。そんな私にとって平等は良い世界か?」


教会で言われた、烈の核心を突く質問。

セレナ、目指してみよう。


「あぁ、君にとって平等はきっと良い世界なはずだ。一緒に目指そうぜ。」


セレナと、拳を交わした。それはまるで、闘技場に乗った選手達のように。


「まぁ追い出された以上、何もやることないしな。いっちょ、世界かえてみっか!」


明るい声でそういうと、みんなが活気立つ。


「いいチームになりそうだな。」


烈は確信した。


烈はこの世界の仕組みと、デザイアルについて調べている。ミリアはルナが買ってきたケーキを盗み、ルナがカンカンに怒っている。セレナは、烈が教会から資料を盗んだことに今気づき、口論になっている。

和が深まったところで本題に入る。


烈から取り上げた物を見た。それはデザイアルの概要についてだった。

セレナは巻物を見つめ、呟いた。


「これがデザイアルの……」


そこで巻物に書かれていた内容について



神願の試練(デザイアル)とは1000年に一度、神々が行う人類の底知れない欲望と信念は絶望をものともしない力があるかを試す試練。試練は神に選ばれた1000人が選抜される。そのどれもが、欲望や信念、またはどちらでもないなにか、が優れている者である。


「……俺の平等にしたいという気持ちは、信念だ。」


堅く、烈は信じた。


大いなる輝石(シャルト)とは、神願の試練の頂上に存在する唯一の輝石。どのような願いも叶えることもできるが、たった一つの代償が存在する。それは願った内容について、二度と考えられ無くなる。

「平和」を願えば、「平和の概念」を失う。「愛」を願えば、「愛」を失う。


ゼノ(あいつ)の話はほんとだったのか……。平等の概念…」


平等を願えば、烈は平等を掲げることが出来なくなってしまう。だがそれはもう解決した。自分が犠牲になっても平等を確立出来ればそれでいいのだ。


試練の内容……それは神々が用意した試練を乗り越えること。1000年ごとに変わる内容である。何が起こるかは神の気まぐれにすぎない。


「神の気まぐれって……神の欲望も入ってんじゃないの?」


とミリアが口を出す。だが烈は平等でいいと思った。試練の内容を変えずにいたら対策のしようができるところはできるからだ。例えば()()()()()とか。


功績、前回優勝━━輝石教会 教主 アガネ・ゼエル


「は!?」


烈はとてつもなく驚いた。輝石教会はシャルトを使用したことがあるのだ。セレナを問いつめる。


「あぁ……確かに言い伝えだと、大いなる輝石シャルトを使ったと書いてあるよ。ですがおそらく教会の存在を誇示したいだけでしょうね。」


詳細は分からない。しかし教会が私利私欲のために使ったのは間違いない。


烈達は一つだけ引っかかった、巻物には参加条件が書かれていた。


資格。それは建前。選抜の選抜。

神々の選定を受けしもの1000人。それらの枠を手にするための前座を制覇し、己の信念、能力を証明せよ。


「前座?予選みたいなものか?」


烈は首を傾げる。ルナが何かを思い出したかのように喋る。


「確か、騎士団にいた頃、デザイアルの話みたいなのを聞いた時必ず皆が通るべき場所があると、聞いたことがある」


ミリアはその話に乗っ掛かり


「じゃあそこへ行ってみようよ!」


ルナがため息を出し、話す。


「それが……肝心の場所が分からないのだ。」


烈が嘲笑した。


「しゃーない、ミリア任せた」


ミリアが承諾。


「りょうかーい!」


烈達は1夜過ごし、この街を出て新たな街へと行く。

情報が蔓延る、闇市へ

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