異界は、未知の世界?!
オレたちはその男の接近に気づかなかった。【天の声】が反応したいということは敵対はしていない?
「すまないがリンを街まで連れて行かなきゃなんだ好意はありがたいが…」
「リンデロッテ様ですね?ではこちらに私共で介抱致します。悪いようには致しません。」
「アリアス君ここは従おう。逆らったら殺してくるかもしれないあのローブ姿の10倍は強いよこの人。」
「人聞きの悪い…まぁ賢明な判断ですね。」
「リンを頼む。」
「任されました。お二人は奥の部屋へ」
真っ白な空間が続く…見た事がある。どこで見たかは分からないが…執事らしき人に指ししめられた部屋についた。
「開けるぞ…」
扉を開く。そこに待っていたのは…
「待っていたよ。君たち…僕は平和を司る神今一番権威の高い神さ。ようこそ…ボクの空間へ。」
「平和の神…で視点の神になんか様なんですか?」
「用なんてないよ?ただ…新しい神を見たくてね?」
「それだけなのですか?」
「ちょっとした昔話をしよう。君たちはなぜ戦争が起きたか知っているかい?」
「知らないです!!!」
「興味津々だな…」
「この世界には九柱の神がいた…創造、破壊、自然、商売、力、遊戯、恋愛、知恵、そして平和…
いろいろあってね力は異能と魔法に分裂。
破壊は平和で退屈な日々に飽き飽きして遊戯と魔法をたぶらかし人族と魔族をぶつけて遊び出した。それが戦争が起きた理由だよ。
それから数年戦争が続いた残りの神たちは、止めるべく神話戦争を始めた。破壊、遊戯、魔法と封印できたはいいのだけど創造と知恵がやられてしまってね今回復に専念しているんだ。」
「で一番位の高かった創造の代わりに平和がトップやってると?」
「そゆことー」
「リンデロッテ・フィーセンは条件を満たした為。人魔から【ヴァンパイアクイーン】に進化しました。」
「あれ…なんだか眠く…」
メンチカツアイ