2人旅は、楽しくて?!
「すぐに領地出て来ちゃったけど良かったのか?お兄さん帰って来てたんだろ?」
「いいのよ!冒険者になって強くなった私を見てもらうんだから!!」
「そっかー」
「そういえば聞いたことなかったけどアリアスってどこの出身なの?」
「それは…フライクディア東部にある名もないちっちゃい村だよ。たまたまフィーセン領主を助けた過去があってね…それで縁が出来たってわけ…」
「へ〜そうなのね。じゃあお父様とも仲が良いのね?」
「まぁね」
(助かったよ天の声。よくこんな嘘が咄嗟に出てくるな)
「お役に立てて光栄です。」
「今日はこの辺で一泊しましょう。盗賊や魔物に警戒して人形を置いておくわ自動防衛ついてて魔法が放たれるやつ!」
(あの親ありにしてこの子ありだな…やることがえげつない…)
「私の異能について軽くしか話してなかったからここでちゃんと話しておくわね?」
「それは助かる!」
「私の特異異能【人形達の舞踏会】は人形達にいろいろな踊りの指示を送ることが出来る。この前使った円舞曲は回転踊りをするだけ。だからあなたの視点操作?がないと意味がないわけじゃないけど強くないの。」
「そうかそれで魔法も使えるんだろ?」
「今は炎魔法だけ使えるわ。【人形達の舞踏会】で人形達からも魔法が放てるとお父様はいっていたのだけどまだ1体からしか出来ないわ」
「それじゃオレの方もだな。現時点で分かってるのはオレは【視点操作】で相手を【視点切り替え】で自分の視点を変える事が出来る、見る見せるに特化した能力だ。その力せいで自分から攻撃が出来ないんだけどな。」
(嘘はやはり苦手だ。天の声ありがとう。)
いつのまにか寝落ちしていた。朝起きると人が燃えかすになりかけてた。
「あら強すぎたかしら。」
「強すぎたかしらじゃねぇ!!」
「条件を達成した為。リンデロッテ・フィーセンは最下級回復魔法【ライトヒール】から最上級回復魔法【サンライトヒール】、【ムーンライトヒール】を獲得。最上級炎魔法【インフェルノ】を獲得。【人形達の舞踏会】の効果により全ての魔法を人形が吸収しました。」
「リン!!【サンライトヒール】だ!」
ステータス
アリアス 年齢8歳 回避盾
特異異能
【視点神】 【誓眼】 【天の声】 【スキル創造】
【絶対的不老】 【完全記憶地図】
【超完全負感情耐性】
スキル
【俯瞰】【死角】
【幻覚】【移動】
呪い、状態異常
【争いを好まぬ者】 【武器装備不可】
【装備脱衣不可】
【汎用異能習得不可】
称号
【恋愛神の眷属】 【神の名を持つ者】
【聖帝魔獣を超えし者】 【孤蝶の森の支配者】
リンデロッテ・フィーセン 8歳 魔法使い
特異異能
【人形達の舞踏会】
汎用異能
【偽装】
魔法
【サンライトヒール】 【ムーンライトヒール】等
回復魔法全て
【ファイア】 【インフェルノ】