ギルドマスターは、いい人?!
アリアス達が冒険者ギルドに向かう少し前…
「おいおいクラムさんじゃねぇか。どうしたんだよ。領主様のお使いか?」
「いえ…これからお嬢様を連れてくるアリアスという少年の力量を測って欲しいのです…もちろん手加減してもらいますが…」
「ようやく領主様はお嬢を冒険者にする気になったのか…」
「ということがありまして…」
「あら…そうだったのね?」
「あの爺さんには敵わねー」
「ということで合格だ!元A級が手加減抜きで勝てなかったなんならあのまま続けてたら俺が負けてた。特例でアリアスはD級、お嬢はE級とする。これ以上はいろんなところから目をつけられるから無理だ。」
「は…はぁ…」
「私から説明いたします。ランクはFからSの7段階。C級以上に上がる場合は試験がありA級以上になると2つ名がつきます。」
「俺の鋼鉄みたいにな。」
「職業をギルドカードに登録します。ギルドカードを持った状態で異能を発動しようとしてみてください。」
アリアス タンク:回避盾
リンデロッテ メイジ:魔法使い
「アリアスは回避盾か俺と一緒だな。お嬢は…魔法使い…そんな気はしてたが…それは誰にも見せない方が良さそうだな…」
「リンデロッテに【天の声】の権限で汎用異能【偽装】の付与を開始。付与に成功しました。」
リンデロッテ メイジ:支援職
「すごい!変わった!アリアスがやってくれたの?」
「オレがやったというか…相棒がやったというか…」
「まぁとにかくだ困ったら俺に言ってくれよ!!」
「あぁよろしく頼む!ギルマス!」
「そこで最初の依頼だ。孤蝶の森の近くにある遺跡『異界門遺跡』を調査してきてくれ。調査するだけだこれをC級への試験とする。」
「異界門遺跡?」
ステータス
アリアス 年齢8歳 回避盾
特異異能
【視点神】 【誓眼】 【天の声】 【スキル創造】
【絶対的不老】 【完全記憶地図】
【超完全負感情耐性】
スキル
【俯瞰】【死角】
【幻覚】【移動】
呪い、状態異常
【争いを好まぬ者】 【武器装備不可】
【装備脱衣不可】
【汎用異能習得不可】
称号
【恋愛神の眷属】 【神の名を持つ者】
【聖帝魔獣を超えし者】 【孤蝶の森の支配者】
リンデロッテ・フィーセン 8歳 魔法使い
特異異能
【人形達の円舞曲】
汎用異能
【偽装】