表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Acht;untitled  作者: 鳴谷駿
第一章 March on the sidelines
9/103

第一章 THE GAME

遅くなってすいません。

今回は戦闘のみですがよければどうぞ!!!

これで、一章の登場人物はそろったかな??


 ~第一章 戯れの女王~

 帝国軍ハウンズ部隊は、5つの部隊から成り立っており番号の順番が力の強さを表している。

 一番隊隊長 箱美目(はこびめ) 四季(しき) 戯れの女王

 

 始めましょう 楽しみなさいこの戦い(GAME)を 私の手の上で・・・・


 

 第五区 メインストリート

 「は~ぃ皆さん、道を空けないと潰れちゃうヨ」

 地にひれ伏す兵士、空を舞う兵器は地に沈む、何者も彼の前に立つこともできず重力操作者グラビティー・ウォーカーは楽しそうに足を進める。

 「おっようやく御出ましかい、アタリかなハズレかな?」

 黒髪で長髪の女は真っ直ぐに足を進める、道の真ん中を堂々と目的に向かって。

 「名前くらい知りたかったけどネ、潰れちゃいな!!」

 女を中心に地面が円を描き沈む、女は声が聞こえる程度の距離で足を止めた。

 「潰れないねぇ」

 「部下に障壁を張らせている、浮きも潰れもしないよ残念だったね」

 「へ~え、力を強めてもダメだネ、優秀な部下なこった」

 「それ程でもないさ、ところで能力も効かないことだし大人しく捕まってくれる?」

 女の周りの地面が砕け散る。

 「答えはNOと」

 男は万遍の笑みで言った「もちろんさ!!」

 「じゃあ始める前に確認するけど、重力操作者グラビティー・ウォーカーだよねあんた?」

 「そうも呼ばれてるかなっ」

 「久しぶりの大物だ、私を楽しましてくれよ」

 「期待に応えられるよう頑張りますヨ!」

 

 長い髪をなびかせ楽しそうに言い放つ 「The Game」

 「自己紹介が遅れたね、帝国軍ハウンズ第一小隊隊長箱美目 四季」

 「大当たりを引いたみたいだネ、戯れの女王の御出ましだい!!」

 

 ~第一章 THE GAME Ⅰ ~

 「さあ今回はどのGameかな?」

 大きめなビリヤードの球が現れ、女の周りをくるくると浮かぶ。

 「10球ってことはナインボールか、ちょっと待ってなすぐにルールが表示されるから」

 二人の前に現れた掲示板に重力操作者グラビティー・ウォーカーは目を向けた。

 

          ~ Nine-ball Rule ~

 ようこそ我が主が支配するGameに、どうぞお楽しみくださいませ。

 

 1、対戦者が9番ボールに触れると主の勝利となります。

 2、10分間対戦者が逃げ切れば対戦者の勝利となります。

 3、対戦中は主とボールに対していかなる能力も通用しません。

 4、両者とも故意的に一定の距離以上離れると失格となります。

 5、両者とも途中棄権する場合には対価を支払っていただきます。

 6、両者は外界からのいかなる影響も受けません。

 

 お二方にとって楽しいお時間になることを願っております。



 「ルールは理解したか?」

 「もちろんさ、ただ服装まで変化するとは驚きだネ」

 四季の姿はハスラーに変化していた、少し大きめのキューを持って満足げであった。

 「サービスだよサービス、この能力は私の意志でゲームを選べないから楽しくてな、それでは始めていいか」

 「オーケーさ!!楽しもうじゃないか!」

 空に浮かび上がるタイマー、四季の周りを浮かぶボールが一箇所に集まる。

 「さあ始めるよ、弾けとびな!」

 

 動きだすタイマー 無差別に飛び散るボール 楽しそうに二人は微笑み舞を舞う

 

 7番ボールが重力操作者グラビティー・ウォーカーに向かう、それをすばやくかわし四季に向かう。

 「かわして正解だよ」四季はすでに手球に追いつき、手球を突く。 

 手玉は正確に1番を捉え、次々とボールはぶつかりあい3番・5番が重力操作者グラビティー・ウォーカーを迎撃する。

 「うまいもんでしょ、どんどん行くよ」

 3番・5番を重力操作者グラビティー・ウォーカーがかわそうとする時、四季は呟いた。

 「3番・5番バースト」

 5番の球が爆発した、重力操作者グラビティー・ウォーカー瞬時に後に下がり直撃を避ける。

 「ラッキー、5番はバースト!」

 「やっぱりただのボールじゃなかったネ、でも3番が爆発していたら危なかったヨ」

 「9つすべてのボールに特性がある、でも私もどのボールにどの特性かはわからないだよね。あとさっきの動きずいぶん早かったね、自分にかかる重力を操作したってところかな?」

 「お察しの通りです」

 爆発した5番は中央に現れる、四季は正確に手球を突き球達は重力操作者グラビティー・ウォーカーを追い詰める。

 「2番・6番・8番ストップ」8番はその場に停止する。

 重力操作者グラビティー・ウォーカーは車や看板などを投げつけ四季の邪魔をする、それらをかわし四季は突き続ける。

 「これでどうだ」四季の放った手球は次々に連鎖を起こし重力操作者グラビティー・ウォーカーに向かう。

 「5番バースト、3番・7番アクセル、8番ストップ、1番・2番・3番ホーミング」

 7番は急激に速度増す、2番・3番は重力操作者グラビティー・ウォーカーを追いかける、爆煙に紛れ3番が重力操作者グラビティー・ウォーカーに当たる。

 「何だよこりゃ、右目が見えないや」

 「言うのを忘れてたよ、ボールに当たるごとに色々不自由にならから気をつけな」

 すでに四季は手球を突き、ボールは重力操作者グラビティー・ウォーカーに向かう。 

 「2番ホーミング、1番・4番・6番アクセルandステルス、7番・9番ストップ、」

 2番は重力操作者グラビティー・ウォーカーを追いかける、1番は急激速度を増す、6番は姿を消す。

 「そろそろ折り返し、これでどう」四季は手球を突いた。 

 「1番・7番アクセル、2番ホーミング、5番バースト、6番ステルス、8番ストップ」

 次々と迫るボール、そして爆煙の中から現れる四季のキューの一撃。


 8番と7番が重力操作者グラビティー・ウォーカーを捕らえた。

               

                                   ~つづく~






最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は戦闘のみ!!で書かせていただきました、次回で二人の戦いは終わる予定なので、次は第二小隊のみんなに頑張っていただきます。

次の投稿は早ければ明日にでも、よろしければまたお読みください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ