第四章 AfTER
こんにとは。
もう47話!!!四章は50話で終わりにしたいが・・・
今回もよろしくお願いします。
~第四章 AfTER(night)@(B)and(H)~
ヅバイは品のいいスーツを着てバーのカウンターに座っていた。
「あたしから誘ったのに待たせちゃったね」
ヅバイは振り向くと同時に動きが止まる、藍色のドレスに身を包んだジャスはヅバイの横に座った。ヅバイは動きを止めてジャスに見とれていた。
「何かおかしいか?」
「と、とんでもないです」
「そうか」
ジャスは少し不機嫌そうにヅバイから目線を逸らした。暫く無言のまま時間が過ぎる。
「感想は?」
ヅバイは突然の質問に視線が定まらない。ジャスは普段はポニーテイルにしている髪を下ろしていた、黒く綺麗な髪をそっと耳にかけてヅバイを見つめる。
「どう?」
「好きです」
ジャスはヅバイの言葉に驚き、笑い始めた。
「その言葉は何度も聴いたよ、私が聞いているのは今日の私のだよ。こんな服着るの何年ぶりか分からないからね」
このAfTERという店はジャスが王族警備隊にいた時によく出入りしていた店だった。第五区の外れの地下にある小さな店だった。店の中では小さなコンサートなどが行われていて店の雰囲気を演出していた。二人はバーのカウンターに座り、店にはジャズが流れていた。
「綺麗です」
「ありがとう」
ジャスの頬は微かに赤く染まったようだった。店の中の薄い照明が流れる時間を遅く感じさせる。二人の雰囲気はとても心地よいものだった。ジャスの話にヅバイは見とれるように聞き入り、時たま見せる大人な笑い顔を見るたびヅバイは胸を打たれていた。
思い出話、ささやかな噂話、どの話も誰でも話すようなたわいも無い話や音楽、酔い、それらが二人の時間を色づける。
「ジャスさん、久しぶりですね」
店のマスターがジャスに話しかけた、ヅバイはすでにカウンターに顔を伏せて寝てしまっているようだった。
「そうだね、私も忙しくてな」
マスターは綺麗に飾られたマティーニをジャスに出した。
「どうぞ」「ありがとう」
マスターはヅバイを優しく見た。
「ヅバイ君はよく来てくれるよ、いつも酔ってあなたの話をされるよ」
ジャスはマティーニをそっと口に運んだ。
「こんなにイイ男はいないと思うよ、彼はもう何年あなたを追いかけているのかやら。でも、お姉さんはちっとも相手にしないようで」
マスターは笑いながら話していたが、ジャスはマティーニを一気に飲み干していた。
「私は何でこいつを王族警備隊の隊長に推薦したと思う」
マスターは何も答えず、シェイカーを手にしていた。
「私はこいつを前線に出したくなかった。こいつは私が警備隊を抜ける時に一緒に来ると言ったさ」
マスターはジャスのもとへまたマティーニを出した。
ジャスは振返りステージで歌う女性へ目をやった。
「とびっきり甘い曲をお願いできる?」
女性は軽く頷き歌い始めた、その曲はやさしくそっと店を包み込む。店のすべての客は話すことを止め、静かに耳を傾ける。ヅバイは目を覚まし、店の雰囲気を感じ静かにジャスを見つめていた。ジャスの目が微かに潤んでいるように見えた・・・・
曲は終わり店の中に拍手が響き渡る、ジャスはヅバイが目を覚ましているのに気付いた。
「今日は久々に楽しめたよ」
ジャスは財布からお金を取り出し、カウンターに置き席を立った。
「私は先に帰るよ」
ジャスは席を立ち店から出て行く、ヅバイは何かを告げようとするが何も出来ず固まっていた。
「あの人の顔は幸せそうでしたか?」
マスターは呟くように言った、ヅバイはマスターを見た。
「また行ってしまいますよ」
ヅバイは席を立った・・・・
~第四章 E7-0140522-Ⅳ~
エグルガルム地下施設 30F
エスナ達は暗い部屋の中、静かに救助を待っていた。部屋にはエスナ達とエグルガルム兵の数人が息を潜めていた。C.D達は下層部での異変に気がついたのか移動を始めていた。ルイはそっと部屋の扉の隙間からC.Dの姿を見た、それは亡霊のように白く、彷徨い下を目指す。
「こちらには気付いていないようです。このままやり過ごしましょう」
エスナ達はそっと息を潜めた。
暫くするとゆっくりとした足音が響き始める。足音は扉の前で止まり時間が流れる。
「うっ、うっああああああああああ・・・・」
部屋に叫び声が響き渡る、ルイはすぐに銃口を声のもとへ向ける。白い人形がエグルガルム兵の頭を握りつぶした。
「ユウ、姫様を」
ユウはエスナと共に姿を消す。ルイは薄暗い部屋の中、C.Dへ閃光弾を投げつける。炸裂すると同時に部屋から飛び出る、部屋のそとの通路には二体のC.Dがいた。エグルガルム兵がC.Dに向けて発砲する、弾丸は確かにC.Dを傷つける。
「どうだ、よくも!!!」
C.Dの傷はすぐに再生を始める、エグルガルム兵は撃ち続ける。
「効いていない!!このままじゃ殺される」
ルイはエグルガル兵を止める、しかし、エグルガルム兵は撃つことを止めない。C.Dの一体が手のひらをエグルガル兵に向ける。突然、エグルガルム兵が吹き飛び通路の奥の壁にぶつかり潰れた。
ルイは閃光弾へ手を伸ばそうとする、C.Dの一体が転移しルイの真横に現れる。ルイはとっさに弾丸を頭へ撃ち込む、頭を破壊されたC.Dの腕がルイの胸元に迫る。
「ぐっ・・・」
ルイの体は吹き飛び、壁をつき抜け転がる。壁が壊れたことにより潰れることは避けたがルイは吐血していた。C.Dは壊れた壁を越えルイへ近づく、そしてノイズの混じったような声が響く。
「オウジョ・・・オウジョハ・・・ドコダ・・・」
ルイは驚き、C.Dを見つめた。ルイは腹部を触り自身の怪我が軽傷でないことを理解する。
「わからないね」
ルイは手榴弾を握り締める。
「はーぁ、何か色々やり残しちゃったなぁ。でも悪い人生ではなかったかな」
ルイはそっと目を閉じる・・・
その瞬間、天井が崩れC.Dが潰される。
「お譲ちゃん、諦めるのが早すぎだ・・・・・」
~つづく~
~ 登場人物紹介 第6回 ~
ついにこの人達の番です><。。
名前 ステラス・クルネス
性別 男
能力 空間認知・認識
年齢 27いや30か歳
身長 165あるかないか?
体格 小柄です、華奢です
髪型 短髪以外
服装 エグルガルムの軍服は白です。形は長いコート、よく悪い
やつらが着ているよ長めの軍服・・・
うまく説明できない(泣)
CVイメージ 朴○美さん?(ちなみにちっさいからではない)
あーでもちょっと違うかなぁ・・
雑談
三章から登場したキャラクター、と言うより三章の中心人物の一人。一番最初に登場した世界最強の能力者の一人、彼自身の本当の力は後衛、支援向けであり前線に本来は前線に出るような能力ではない。ただエグルガルムの科学力により開発された遠隔操作型工学兵器“アルファ”によって前線でもあれだけの力を振るうことが出来た。しかし、デルガナスで使ったような大規模な攻撃はΣによる演算が可能したものであり、現在では使うことが出来ない。
たぶんこの作品の男性陣の中では一番まとも、まじめで堅実です。今後も出番は十分にあると思いますが、前線で戦うことは・・・・
名前 リオル・バルナルム
性別 男
能力 発熱
年齢 25くらいの見た目、
身長 180以上
体格 まぁ想像通りで
髪型 金髪の長髪
服装 基本的には軍服、あとはちょっとライダー系のジャケットとか好き
CVイメージ なくはないが・・・
雑談 えー三章の主人公かな?(愛と一緒に)このキャラクターのもとはとある曲から産まれました。元からバイクに乗ることを前提に、外形が決まりこんな感じに。
実際はリオルとステラスとヴァイパー(五章登場予定)は同期、バースは二つ下。リオルは一度、瀕死の怪我をおい危篤状態へ、そしてノークのおかげで今の姿(体の半分異常が機械)となって復活。その為に見た目がステラス達より若い。
リオルは・・・・・・一言・・・「生きろ」
名前 バース・テトラール
性別 男
能力 空間転移者
年齢 24~25
身長 175以下
体格 華奢でーす
髪型 濃い目の青系かな 紺とか!!
服装 基本的には軍服、らふな感じMTCの制服はグレーが基調
CVイメージ う~ん、迷う
雑談 最速の転移者。転移可能な質量も距離も極限まで押さえ速さのみを追求した。バース自身はもとから優秀で彼の同期では一番の秀才。ただステラスやヴァイパーというSクラス以上の能力者を知ることで、自身の能力を磨き今の形になる。
MTCへ流れた理由は本編で。
最後までありがとございます。
あらすじを変更しました。すいません、特に内容は変わらないので心配なく。
さぁ、あと三話がんばるぞ!!
よろしければお付き合いください。