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Acht;untitled  作者: 鳴谷駿
第一章 March on the sidelines
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第一章 Round dance of the heavens

今回もよろしくお願いします。以前の内容に少し追記と修正がありました、大変申し訳ございません。

~第一章 エスナ・アステリオス~

PM6:46 首都中央王宮内

 「リゼ、実は・・・・・・」

 王女は一瞬リゼから目をそらし、真っ直ぐにリゼの顔を見て言った。

 「私は今の世界を壊す力が欲しいの」

 リゼは王女の顔を見て真剣であることを分かった。

 「エスナ、何をするつもりだ?」

 エスナと呼ばれた王女はリゼに機械の画面を見せた。

 「この通りよ」

 リゼは画面を見て頭を抱えた。

 「私の能力は有名よ、だから私自身を餌にしたの」

 「さらわせてどうする?」

 「餌は食べられたら終わりよ、だからリゼ達がいるのでしょ?」

 リゼはエスナに背を向けて、扉に向かって歩き出した。

 「了解、ただし危険だと判断した者はこちらで処理させてもらう」

 

 

 PM8:18 式典会場周辺

 「隊長、きりがありません・・・・」

 第三小隊の腕章をつけた青年が弱音を吐いている。

 「そう言わないの、ステージの方はもっと大変そうだよ。うちは操られた民間人やらの足止めで十分だよ」

 「隊長がそんなだからいつも他の隊に・・・・」

 隊長と呼ばれる男は青年の頭を撫でて、ステージの方に目を向けた。

 「うちはうち、外は外だよ」

 隊長と呼ばれる男は通信機を手にした。

 「あいちゃん、ちょっとステージの方見てきてよ」

 通信機から返事はない。

 「あれー返事がないぞー・・・・・・・・・・」

 

 同刻 ステージ付近

 「ユウ、俺を空まで連れていけるか?」

 「任せなさい!!」

 「全く人使いが荒い隊長さんだな」

 突然、ヅバイと数人の部下が現れた。

 「何しに来た?」

 リゼはヅバイを睨みつけた。

 「姫様の命令で、助けにきてやったのだ」

 「好きにしろ」

 リゼはわざとヅバイを視界から外してユウを見た。

 「私の部下が転移させるので、君は傷の手当をしたまえ」

 ヅバイはユウに視線を向けてうなづく。

 「ヅバイ、お前の力は借りん」

 ユウは嬉しそうに二人を見て笑った。

 「隊長、申し訳ございません。思った以上に重症なようで・・・・」

 「わかった・・・・」

 リゼはヅバイの満足げな表情を見て、一瞬トリガーに指を置いた。

 「それでは行きましょうか」

 

 

 「空間転移(ルーム)」 二人の姿は消えた。


 ~第一章 Round dance of the heavens~

 二人は二匹の龍の上空に現れた。

 

 「召喚(リコール)

 

 二人は同時に言った、リゼは二丁のハンドガンをヅバイは二本の剣を持って龍のもとへ落ちる・・


 青い目の少年は気配に気づき上を見た。

 「上からだ!!!」

 「黒髪の男は私がやる!!」

 リゼに向けて無数の炎の矢が迫る、それを落下しながら発砲の衝撃と身のこなしでかわす。

 「あの時はよくもー!!」

 炎の蛇がゼリに迫る・・・


 ヅバイは氷の矢を切り裂き、青い龍に向かう。

 「召喚(リコール)

 ヅバイの周りに無数の槍が現れ、青い龍のもとへ降り注ぐ。

 「僕をなめるなよ」

 氷の壁が空に広がり槍を防ぐ。

 「子供の遊びにしてはやりすぎだ、召喚(リコール) 機怪剣 アフロディーテ」

 ヅバイのもとに白銀の女神の彫られた剣が現れる、それを右手で握り左手の掌を切り裂き両手で握った。

 

 次の瞬間、氷の壁と共に龍も切り裂かれた。

 

 ヅバイは氷の壁蹴って、傾いた龍に近づき飛び乗った。

 「お前ー!!」

 ヅバイに氷の蛇が迫る、それを両断して少年に近づく。

 「お仕置きだ」

 少年の視界は黒く染まった・・・・・


 リゼと炎の蛇はぶつかり爆発が起こる。

 「私が本気をだせば楽勝よ!!」

 少女は嬉しそうに笑って、青い目の少年の方に視線を向けようとした。

 「二度目はないぞ、小娘」

 少女は振り返る、そこには鉄の板の上に男が乗ってこちらに銃口を向けている。

 「うそ・・・・・」

 少女の視界もまた黒く染まった・・・・・


 

 二人は地面に向けて落ちていた。

 「ヅバイ、帰りのことは考えていなかったのか?」

 「今考えている」

 リゼはヅバイに銃口を向けた。

 「どうせ死ぬなら俺の手で死ね」

 「私も同じことを考えていたよ」

 その時、二人の間にユウが現れた。

 「お迎えに参りました、あれっお二方とも子連れですか?なんだかんだ優しいね」


                          ~つづく~



 ~ 登場人物紹介  第二回 ~

 

 名前      リゼリ・バッシュ

 性別          男

 能力        召喚士(リコーラー) 

 年齢      19~22くらいで 

 身長      173~175

 体格      割と細い感じ 

 髪型      色は黒 長さはミディアムよりちょい長い 

 服装      男性用軍服も西洋のかっこいい感じを未来ちっくにした感じ!

         時々めがねキャラにもなります。

 CVイメージ  アジア№1の声優さんとか


 雑談  

 一応、第一章の主人公です。キャラクターのイメージはクールでツンデレ君です。

 今のところは暗い過去があるなどの設定はありません。あとモテます。



 名前     ヅバイ・ハーツ   

 性別         男  

 能力       召喚士(リコーラー)

 年齢     19~22くらいで 

 身長     175以上180未満 

 体格     普通です、姿勢がとても良い!!

 髪型     白ぽい銀でセミロングです。

 服装     西洋の騎士、マントとかつけてます。

 CVイメージ 未定です


 雑談 

 品のあるキャラクターです。イメージは中身のどこか足りない王子様。

 やはりリゼに対抗する召喚士をと考え、銃と剣と言う事で・・・・

 キャラがべたですいません。ちなみに召喚士としてはヅバイの方が上です。

 彼が本気を出すと四季に勝てます。機関としては王族警備隊はハウンズよりも上です。

 たぶん二章に出番は・・・・・人気が出たらでるかも・・・・・・・


最後まで読んでいただきありがとうございます。第一章も終盤です、あと1、2話で終わると思います。今週中に第一章完結を目標に頑張ります!!!よろしければ次回もよろしくお願いします。

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