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槌の戦士は今日も旅する  作者: 砂凪菜義
一章 槌の戦士は草原をさまよう
2/31

初めの一歩

「…………っ!?」


 意識がもうろうとするなか目を開けると


 白い壁ではなく海のように広がっている草原。


 少し足とお尻がチクチクする。


 自分の今の状況は全く知らない土地に一人、


 木にもたれ座っている。


 服は制服ではなく青い長袖のTシャツのようなもの


 着ていてその上に黒いコートで


 黒いズボンをはいている。


 靴は黒い革靴。


 ポーチの中にはさっき渡されたお金の入った袋だけが


 入っている。


 そして槌を持ち手を上にして背負っている。


「こういう異世界転移とかって剣のイメージあったけど


 まさかの槌か……まあでもこれはこれで魅力があるな」


 基本ゲームでは剣しか使ったことがないが


 なんとかなるだろう。


 重さは見た目より軽く三キロぐらいだ。


 とはいっても剣などは平均1.3キロぐらいの重さで


 バスターソードでも1.6キロ以下という事実を


 考えるとかなり重い。


 身体を鍛えてなかったらヤバかった。


 異世界にきて運動部をしていて良かったと


 初めて思った。


 俺は立ち上がり身体を伸ばす。


 立ち上がっても視界には草原が広がっているだけで


 村や町などはまったく見当たらない。


「とりあえず進むしかないな」


 ここから槌の戦士の旅が始まった。


 




 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

読んでいただきありがとうございます!

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