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掌編小説集4 (151話~200話)

千里眼

作者: 蹴沢缶九郎
掲載日:2016/05/17

とある山奥に仙人がいた。この仙人、自分の欲に忠実で、術をろくな事に使わず、千里眼という千里離れた先をも見通す術で、遠くに住む若い女性を覗き見る事を日課とし、日々の楽しみとしていた。


「ほほほ、若い女性はいいのぅ…。やはり覗き見はやめられん」


覗きの最中はいつもこんな具合。本当に救いようがなく、どうしようもない…。


その日も、楽しみである覗きに精を出していた仙人は、お気に入りの娘を千里眼で覗いた。しかし、娘はどこにも見当たらない。


「おかしい、あの娘はどこに行った」


再び探すが、とうとう娘を見つける事は出来なかった。


仙人の住む山から千一里先に引っ越していた娘が言った。


「引っ越してから、変な視線を感じなくなったわ。不思議ね」

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