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それぞれの正義  ー俺の正義ー   作者: ヨシア
第2章 プレゼントは何より気持ち
9/12

No.8

      *********



 絵梨香が茜が丘の能力者学校に転校して初めての休日。


 つまり、新学期が始まって最初の休日だ。

 TSA本部のA棟にて、午前から会議が行われた。


 普通ならば絵梨香は参加することはない。だが、湊が難関突破(ブレイクスルー)の任についているので、その代理で総司と2人で出席することになった。


 当初、雪下が行けばいいと渋った絵梨香だが、雪下は土曜にも学校があるそうなので拒否権なしだった。



 絵梨香は総司と2人きりで行動するのは初めてで、互いに口数は少なかった。

 交わした言葉は総司の「おはよう」と、絵梨香の「うん」だけだ。


 絵梨香にとって、彼はどうもいけ好かないので、朝からピリピリしていた。


 それを察しているのか、総司もそれ以上話し掛けなかった。



 会議室には助け舟(バックアッパー)の隊員がほとんどで、総勢20名程が集まっている。


 篠永が大体揃っているのを見て、会議を始めた。

 薄暗い会議室のスクリーンに映像が映し出される。


 現れたのは茜が丘の地図だった。

 北に峰区、南に裾区。西から順番に1、2、3……と5つの区画にわかれている。


 篠永はレーザーポインタ片手に切り出した。


「今から1ヶ月ほど前に起きた無能力者による爆発系の能力の使用があった。あれを皮切りに、似たような事件が今で6件発生している。関連性は無能力者によるもの、また、爆発系能力ということだ。ちなみにこの事は、まだ街全体に広まっていない」


 篠永は事件が起きた場所をレーザーポインターで順番に指した。

 無感情な声で続ける。


「これを受けて、第2、3部隊に調査の依頼があったのは、事前の通知通りだ」


 その言葉を聞いて、横の総司は明らかに、しまったという顔をした。


 聞いてないわよ。


 絵梨香が横目で睨むと、総司はヘラヘラしながら頭を少し下げた。


 篠永の話は続く。


「第2部隊の調査と、データの照合から1人の男が浮上した。手元の報告書を見てくれ」


 会議室に紙をペラペラとめくる音が響く。目的のページには男の顔写真が写っていた。


 ボサボサの髪の毛に眼鏡。尖った顎先で細めの輪郭。眼鏡の奥に見える瞳には虚脱感が垣間見得えた。


 今回の一連の事件とこの男が、一体どんな関係があるのかと絵梨香は訝しんだ。


「この男の名前は筑摩(ちくま) (のり)。年齢は26歳。能力【譲渡(プレゼント)】を持つ能力1つ所持者(シングル)だ」



 その言葉を聞いて、総司が首を傾げる。

「【譲渡プレゼント】……。ってどんな能力だっけ?」


 小声でそう呟く総司に絵梨香は呆れた。


「なんで知らないのよ」


 自分を制する前に口から出た言葉に、絵梨香は自分に驚いた。答える気はなかったのに。


 総司も独り言のつもりだったのか、狐につままれたような顔をしている。



 そのまま何も言わないわけにはいかないので、絵梨香は囁く。


「【譲渡(プレゼント)】っていうのは、自分の【譲渡(プレゼント)】以外の能力を誰かに分け与えて、一定期間使えるようにする能力」


「えっ? だったら【譲渡(プレゼント)】の能力1つ所持者(シングル)は……?」


 中々目の付け所が良い。


「能力を持っていないようなものね。かなり珍しい能力だけど」


「だったらこの男は何の関係が……?」


 絵梨香はため息を付く。


「知ってるわけないでしょ」


 絵梨香が聞きたいくらいくらいだった。



「そこの2人。うるさいぞ」


 篠永から指摘の声が飛んできて、総司と絵梨香は口を閉じる。



「話を続けるぞ。事件にはこの男が何らかの形で関わっているのは確かだ。最近ネット上で話題の能力譲渡。サイトを運営しているのは筑摩だということが判明している」


 あ、それ聞いた事ある、と横で総司が呟くが絵梨香は聞き流す。


「しかし、わからない事がある。筑摩が能力1つ所持者(シングル)で能力を使えないはずだが、【爆発(ボム)】を能力で分け与えているらしい」



 総司が何かに気づいたように報告書に目を()えた。


「報告はこれで終わりだ。他に何かあるか?」


 すると、助け舟(バックアッパー)の1人が手を挙げた。


「その男の家に直接取り調べに行けばいいんじゃないですか?」



「そうしたいのは山々なんだがな……」


 篠永は苦々しげな顔で口を開いた。


「上からの命令で、確実な証拠がない限り踏み込めない。どうやら筑摩の家系によるものらしい。なので、これからの調査は証拠集めに奔走してくれ」


「わかりました」


 隊員は頷いた。



 篠永は再び口を開く。

「以上で会議は終わりだ」






 ────




 授業の終わりを示すチャイムが鳴り響く。


 雪下若菜は大きく伸びをして、体をほぐした。

 土曜日の学校は昼までで、窓からは暖かな日光がさんさんと降り注いでいた。


 教室では、周りの女の子達ががきゃっきゃっと騒いでいる。

 どうやら昼ごはんをどこに食べに行くか、論じているようだった。



「雪下さんもどう? 新しく出来たバイキングの店に行くんだけど」


 不意に声を掛けられ雪下は目を丸くしたが、すぐに黙考する。

 バイキングに猛然と心を揺さぶられたが、今日は会議があった日だ。


 水崎の代わりの代わりに橘に出席してもらっているので、行くのは忍びなかった。


「……ッ。また今度行くから絶対誘って!」


 しばしの葛藤の後の返答。

 バイキングに行けないのは、雪下にとってかなり憂き目なので、口調がつい強め。

 誘ってくれた女の子は苦笑いで頷いた。


 雪下はありったけの意思で頓着せずにクラスから出て行った。



 雪下も神木と同様にTSAの寮で生活している。

 彼女の学校は峰5区にある女子高だ。TSA本部は中央4区にあるので結構近めなのである。


 雪下は峰区から中央区に行くために、バスに乗りこんだ。

 彼女と同じ学校の生徒ががバスに乗り込む。


 バス停に並ぶのが早かったおかげか、雪下は前の方の席を陣取ることができた。

 後から入っていた生徒で席はほぼ満席になった。


 バスが発進してしばらく、次の停留所に着いた。



 入って来たのは60代ほどの女性だった。


 キョロキョロしながら席を探している。

 しかしながら席は満席で、少し困った顔をしながらバスの前方に歩いて来る。


 雪下はハッとして席を立った。

「おばあさん。この席どうぞ」


 何となくの義務感で雪下はおばあさんに席を譲ろうとした。


 それに対し、その女性は少し頬を緩ませながら

「ありがとうね」

 と感謝の意を表した。


 雪下は小さく会釈し、微笑む。


 そのままの立った勢いで、雪下はバスから降りて行った。

 どことなく満足感に浸りながら、歩いてTSAの本部に行くことにした。



 雪下は制服であるチェックのスカートを揺らしながら歩き始める。

 昼前でどうもお腹が空いてかなわない。


 そこで彼女の目に入ったのが、たこ焼き屋だった。

 近くの公園で移動販売をしているの車を見かけた雪下は、顔が綻ぶ。

  昼食には違うものを食べるのか、並んでいる人はおらず、店主のおじさんが暇そうに佇んでいた。


 雪下小走りでそれに近づく。


「おじさん。たこ焼き一つください」


「はいよ。250円ね」

 愛想良く対応したおじさんは、手際良くパックにたこ焼きを詰めて行く。


 少し手持ち無沙汰なので、雪下は携帯を確認する。


「ん?」

 どうやらメールを一件受信している。


 見ようとしたその時──

「お嬢ちゃん。出来上がったよ」


 雪下はパック詰めのたこ焼きに目を奪われた。

「やった。ありがとうございます」


 雪下はぺこりとと礼をし、鞄を肩掛けしてたこ焼きを受け取る。

 即座に爪楊枝で1つ。


 雪下は満面の笑みを浮かべる。


 これは買って正解かな、と雪下はしみじみ思いながらもう1つ頬張る。

 アツアツなのを口の中で転がす。




 ──とそこへ何か不審な音が耳に入った。


 何この音? 爆発? そんな大きな音でもないんだけど。

 不思議に思い、音の方に近づく。


 音は公園の端の方ーーランニングコースのある雑木林の方向からしていた。


 雪下はたこ焼きを2つまとめて口の中に入れて、更に近づいた。


 そうするにつれ、話し声が聞こえ始める。どうやら3人ほどいるらしい。



「おい! 早く受け渡せよ!」

「そんなに焦るんじゃないよ」


 そこにいたのは、柄の悪そうな男2人とどことなく老けて見える男の合計3人だった。

 先にその言葉を吐いたのは柄の悪そうな男で、後の言葉は老けた男だ。


 雪下はたこ焼きを頬張りながら、木の陰から観察する。


 あまり良くない話なのは確実なのだが、彼女にはどうすべきか判断が付かない。


 そこで思い付いたのは、総司への連絡である。今日、彼は休みでTSAの寮にいるはずだ。


 ゆっくりとそこを離れ携帯を取り出す。


 あ、メール来てるんだった。


 メールを確認すると、差出人は総司だった。

 内容は今日の会議についてである。


 別に帰ってからでいいと思うんだけどなぁ、と雪下は流し読みしつつ、若干呆れ気味である。


 ついでに添付の写真があったので確認する。

「……えっ!?」

 その写真に写っていたのは、先程見かけた老けた男だった。

 流し読みしていた内容をきっちり読み返す。



『今日の会議について

 ・最近多発の爆発事件の真犯人らしき人物が浮上

 ・そいつの能力は【譲渡(プレゼント)

 けっこうレア(橘談)

 ・行動が峰3〜5区、中央4、5区での目撃件数多め

 ・写真添付しておくから見かけたら要連絡』


 律儀な箇条書きの内容を確認すると、どうやら最近あった爆発事件の犯人についてだった。


 すぐに総司に電話を掛ける。


 呼び出し音が数回。


「もしもし? 雪下?」

 総司はけだるそうな声で応じた。


「今すぐに、今すぐに、峰5区の公園に来て。写真と同じ人見かけたから」


「マジかよ。……了解。今から飛ん(テレポート)で行く」

 けだるそうな声そのままに、どこか芯のある声で総司はそう言った。



「道に迷わないようにしてよ」

「うるせぇよ」





 雪下は電話を切り、男たちを見張りに雑木林に戻る。


 男たちは先程と変わらず話していた。

「いいか。こいつを使う時は、わかってるな」


「わかってるわかってる。さっきからそればっかじゃねぇかよ」

 柄の悪い男が軽薄な口調でそう言った。

 そいつの仲間の男も薄くニヤついている。


 真犯人確定かな?


 雪下はひたすら総司を待つことにした。

 もし、もしも雪下の立場に総司や絵梨香、湊や氷澤がいるならば即座に確保に移るだろう。


 相手は能力者といっても、手に入れたばかりの能力ならば使いこなすことは不可能に近い。


 それでも雪下には確保に移れない理由がある。





 だって私の能力は──。






 しかし、その思考は足元から聞こえる何かが這いずり回るような音に打ち消される。

 音の正体を知るために雪下が足元を見ると、



 そこにはヘビがいた。


「きゃーーーーーッ!?」


 つい反射的に声をあげる雪下。

 アタマノナカマッシロ。


 雪下は犬や猫ならば得意なのだが、昔から爬虫類が大のニガテなのだ。


 しかも場合が場合でこんなときに声をあげるとなると、

「誰だ!?」

 と、男たちに気付かれるのは至極当然といえる。



 が、しかし彼女の頭にはそんな事は吹き飛んでおり、思考が若干戻ったとしても、引き続き錯乱状態なのである。


 何でこんな時期に!? まだ4月に入ったばっかじゃん!

 あ、そうか。ここ最近ずっと暖かい日が続いてるからか!


 じゃなくて! ヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖いヘビ怖い。



 雪下は足をもつれさせながらも、何とか雑木林から公園に戻っていた。 


「はぁ……はぁ……」



「ねぇねぇ、そこの女の子」

 雪下が息を切らしている中、何か薄っぺらい声。


 自分の事かと思い、雪下は声のする方へ顔を向ける。


 そこには、男の3人組がいた。

 柄の悪い男が口を開く。

「何で俺たちの事を木の陰から見ていたのかな?」


 雪下は目を見開く。


 どうしてばれた……? ヘビの時の絶叫か!

 雪下は内心渋い顔になった。



  しばしの沈黙の後に口を開く。

「何をしているのかなって思って」

 プラス少し笑みを浮かべる。女である事を最大限に利用する作戦でもある。


 柄の悪い男2人が何か目配せした。

「えーっとさ、こいつにプレゼントしてもらってたんだよ」

 そう言って、線の細い老けた男と肩を組む。

 組まれた男は苦笑いである。



 プレゼント……能力か。

 話を合わせなくちゃ。

「ええ〜。そうなんですか? どんな物もらったんです?」


「そりゃちょっと言えないね〜」

 薄くそう笑う柄の悪い男2人。

「そうだな、じゃあお嬢ちゃんが質問に答えてくれたら言っちゃおうかなぁ」


「言いますよー」

 どんな質問が来るのか……。


「お嬢ちゃんって能力者かな?」


 雪下の顔が少し強張る。

 が、動揺を表に出さないようにすぐに口を開く。

「違いますよ」


「だったらお嬢ちゃんにもプレゼントしてあげようぜ」

「いいじゃんいいじゃん。いいよな? 筑摩君」


 名前を呼ばれた男は薄気味悪い表情で頷く。


 まさかの展開……。どうしよ?

 ってか総司君遅い!

 と思ったけど電話してから5分ちょっとしか経っていない。


 雪下は話を引き延ばす事を優先する事にした。


「何をくれるんですか?」


「うーん。貰ってからのお楽しみってやつ?」


「ええ〜。じゃあどうやってくれるんです?」



 ──その言葉を聞いた瞬間、柄の悪い男が2人とも悪意に満ちた笑顔を浮かべた。


「なぁ、お嬢ちゃん。プレゼントの貰い方を聞くっておかしくない?」


 雪下の表情が凍り付いた。



 実際、この場面で機転が利けば何とか誤魔化せたのかもしれないが、雪下には無理だった。


「それは……。その……能力を使うんだと思って」


「俺たちは能力の事なんか一度も話してないんだけど?」


 弁解すれば弁解すれほど墓穴を掘る事に気付いた雪下は黙り込んだ。



「はい、お嬢ちゃんは能力者確定かな?」

「筑摩君? 相手は能力者なんだから使っていいよな?」


 筑摩と呼ばれたその男は目を見開く。

「能力者といえども女の子だぞ?」


「関係ないじゃん。俺たちは男女平等賛成なんだぜ?」

 そう言って2人は爆笑する。


 どうする? どうすれば?

 私じゃ戦えない。

 総司君が来るのを待つしかない。




 だって私の能力は戦闘には不向きの能力だから。




回復(ヒール)】だって不向きだし、もう1つのあれも……。



「さぁ、お嬢ちゃん。大怪我しないように俺たちに願っといてよ」

 そう言って男の片割れは掌をこちらに向ける。



 能力発現の感覚があったので、雪下は後ろに跳ね飛ぶ。

 案の定、先程まで自分がいた所に小規模な爆発が起きた。



 あれくらいなら2人いても何とか避けられるかな。もう1人の筑摩って男は攻撃する気がないようだし。


 雪下がそんな事を考えるのも束の間、もう1人も能力を発現させる。


「……ッ!」


 今度も必死になって避ける。


「はぁ……、はぁ……」



 柄の悪い男の片割れが、ニヤニヤ笑いを抑えずに筑摩に話しかける。


「ほらほら〜。筑摩君も発現させようぜ」

 筑摩は困惑した表情を浮かべる。

「け、けど……」

「なぁ、わかってると思うけど、あいつは能力者(・・・)だぜ」


「そ、そうだな」


 そう言って筑摩も能力を発現させ始めた。



 これじゃ、避けきれない。



 大袈裟かもしれないが、死との隣り合わせ。

 雪下にとってそれは、かつて体験したことがない、恐ろしいものである。



 雪下の足は震えていた。


 収まってよッ。この震え! お願いだから!

 雪下は泣きそうな顔で耐え続ける。


 その願い虚しく、雪下はとうとう足がもつれる。


 ずっと一緒の場所にいたら、あいつらの的じゃん。

 早く移動しないと!


 しかし、そんなスパンを与える前に男達は能力を発現させようする。



 もう! 仕方ない!



 能力発現【障壁(バリア)】!


 雪下は薄透明な膜が自分を囲むように掌から発生させた。



「あ、いいじゃん。あれ。どれだけ耐えれるかやってみようぜ」

 男の下衆な発言に、はらわたを煮えくりかえすような思いをしながら必死で耐える。


 しかし、それも時間の問題だった。


 いくら攻撃力が弱いといっても手数が多い。流石に耐えられない。


 どうすればいい……?






「よくやったぞ。雪下!」


 名前を呼ばれ後ろを振り返ると、そこにいたのは──


 総司と絵梨香だった。


 現れた2人を見て爆発が止む。



「遅い!」

 雪下は半ば泣きそうな声でそう言った。


「悪い。……道に迷った」

 総司は気まずそうに言い放つ。


「だから、地図持って行けって言ったのよ」

 絵梨香は呆れて首を振る。


 いや、絵梨香ちゃんも道に迷ったんじゃん。

 絵梨香ちゃんは仕方ないけどさ。


 雪下は総司の顔を見て、男達を無言で指差す。




 総司は大きく頷き、身体を伸ばして凛と立つ。


「さぁ、ぶちのめしてやるよ!」













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