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十九話 妖精さんは、保留ですね...。兄さんですか?死刑です。

ガクガク、ブルブル。


一日のPVが14000を突破しました...。


二日間、用事で投稿できなかった間に何があったのでしょうか...?

「クレア君の様子はどう?」


再度、深い眠りについたクレアをユノスに任せて、ギルドの医務室から出てくると、少し心配そうな顔のアクア姉さんが聞いてきた。


たく、人のことはいえないが心配するならあんなことしなければいいのに。


まあ、まったくもって兄さんに同情はしないが。


心のそこから、兄さんは自業自得だと思うから...。


「いちど、起きたのですが...


疲れていたのか、もう一度ねてしまいましたわ」


それでも、アクア姉さんはやりすぎだと思うので、少し、罪悪感に悩まされていてもらおう...。




とりあえず、無事依頼は終了したので、少しシュンとしているアクア姉さんから三人分の依頼料が入った皮袋を三つと、先ほど預けたはずのバスケットを一つ受け取った。


受け取った袋の中にはそれぞれバスケット一個分の報酬がはいっており、バスケットのなかには白梅花の代わりに柔らかそうなクッションがおかれていて、言うまでもなくその中には、いまだにあどけない寝顔をさらしている風小妖精が二人ほど寝ていた。


「えーと...?この子達はどうすれば?」


はっきり言って、わたされても困るのだが...。


「正直私にもわからないわ、この子達もちゃんと意思を持つ生物だからね...


目を覚ましたこの子達が、貴方達と一緒にいるというならそうすればいいし、帰りたいと言うならばもといた草原に帰してあげればいいと思うわ...」


私の、質問にアクア姉さんも困ったように返事を返してくる。


当たり前の話だが、今まで、白梅花を採りに行った子供達が小妖精を採取して来た前例がないので、さすがに手に余るらしい。


そもそも、世界と共に生きる精霊や妖精達が人間の目に触れること自体が稀なのだ...。


妖精がどんな種族かほとんどわかっていないのに、その扱いを一ギルド職員にゆだねようと言うのもこくな話である。


その点で言えば、サクラたちの親は有名な冒険者でもあるし、この辺一体を治めている、領主という立場である、それならば自分で判断するよりもクォーツ達にその判断をゆだねたほうがいい、というのがアクアの考えだった。


それ以前の話しであるが、もともと辺境地帯のため仮のギルドでしかないこの場所では、職員はアクアだけなのだ。


それならば実質的に経験も立場も高いクォーツ達に判断を委ねたのは、ほめられることはあっても迫られることはないのだが...。




そこまで詳しいことはさすがにわからなかったが、その判断はおおむね間違いではないと思えたので、サクラは、妖精達のことは家に帰ってから考えることにした。


とりあえずは、まだ気絶しているだろう兄さんをユノスに引きずって貰って家に帰ろうと、医務室に向かう。


そして、手に持っていた邪魔なバスケットを扉の前において、軽くノックをしてから医務室の扉を開ける。


「失礼しま.........、ユノス...?」


医務室におかれたベットの上には、先ほどと同じようにクレアが寝ていた。


そう、まるで目を覚ます前と同じように。


唯一つ、頭がおかれている枕のみが私の膝枕ではなくユノスだったが...。


そして、私が言葉を詰まらせたことによって、不思議そうに顔を傾けたユノスがこちらを見る。


「.........何を、していますの?」


それは、至極当然な疑問だったと思う...。


「ひざ...まくら」


そして、返ってきた言葉は、いつもどおりの少ない口数の中に、なぜか優越感が混ぜ込まれたものだった.........気がする。


まあ、何が言いたいのかと言うと。


-なんか...、むかつく!!


心の中で...、嫉妬と言う名の暗い炎が燃え上がる...。


しかし、それがユノスにむけられることは無かった。


そう、私は見えていたのだから...。



思わず、流れ出てしまった心情を受け取ってしまったのか、眠っているはずの兄さんが、恐怖心を抱いたかのよう身体をピクリと痙攣させたのが...。



「......ニイサン?」



自分の口から、信じられないほど低い声が漏れ出した...。


-......オキテタンデスネ


『............』


無言を貫こうとするクレア兄さん...。


-ムダデスヨ、ニイサン


恐怖心によって、クレアがいつも意識的に行っている心象プロテクトがとけかけていた。


つまり、いくら眠った振りをしようとも、クレアが感じでいるだろう恐怖心がリアルタイムでこちらに伝わってくる。


そして、私の手の中にはいつの間にか実体化したのか、「コード・バリスタ」が握られている。


魔力は先ほど使ってしまったので、残弾は一発いったところ、だが、十分だ。


-ソレデハ、ニイサン...


-「装填せよ、心を燃やす、ヤスラカニ暗き炎の魔弾よ」


-「我が敵を穿ち貫き粉砕せオヤスミナサイよ」




そして、医務室から、とても人間が出しているものとは思えないほどのの絶叫が響き渡った...。


そのころ、


「ねえ、これ私、悪くないよね...」


カウンターの方でも、誰にも聞こえないほどの小さな呟きが響いていたが...。

妖精達についてはまだ、悩み中です...。


使うのは決まっているのですが、性格とかどうしようか?


それとも、一度世界に帰そうか?


とか、悩んでおります。


誤字脱字感想意見お待ちしております。


まじめな質問では無くても...、このキャラが大好きとかでもいいですよ!


やる気が出ますから!!

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