四話 大切なお話の時は、盗聴してはいけません。
ユーノスでたー、出せたー、ヒャホーーーーイ!!
あと、おきにいり登録が100を越えましたありがとうございます。
「ほら、ユノス挨拶しなさい」
相変わらず、厳しそうですねキャシーおば、姉さん、今睨まれましたよ!キッて。
-キャシー姉さんが怖いよ!
-失礼なこと考えるからですよ
あれ?サクラも敵ですか?
-おばさん呼ばわりする人は、女性の敵です!
妹も怖かったです。
「こ、こん...に...ち...は」
少し金の混じった雪のような白髪をゆっくりと下げて、これはお辞儀ですねわかります!
-兄さん、少しウザイです!
母上様ー、妹がグレましたーーーー!!
しかし、何でしょうね?この可愛さ。
ユノスと呼ばれる少女は、金の混じった白髪、プラチナブロンドともいえばいいだろうか?
に、透き通ったような青の瞳を持ち、アイウスほどではないが、確かにその耳は尖っている。
アレですか?ハイエルフでしょうか?それてもハーフな方ですか?
と考え込んでいると、妹様に、ギッとにらまれました。
最近、感情表現が激しくなってきたサクラさんなのでした。
「こんにちは、ユノスさん、私はサクラと申します」
-兄さん!名乗らせておいて、返事をしないとはどういう了見ですか!
「はい、すみません!」
-こんにちは、クレアです!
-逆ですわーーーーーー!!!
はい、すみません、間違えました、許してください。
だから、アイウスさんも、キャシー姉さんも、ユノスちゃんもこっちを凝視しないでーーーー!
俺がユノスに対して発した第一声は謝罪の言葉でした...。
「ようやく、寝静まった見たいね」
子供達が、客間で寝たのを確認してから、私は静かに扉を閉じる。
いま、客間の大きなベットを左からサクラ、ユノス、クレア、ドロシーの順に並んで子供達が寝ている。
その光景に思い出して微笑を浮かべながら、私はキャシーとアイウスがクオーツと話している、居間まで戻って来た。
「メアリィ、子供達は寝たかい?」
居間に入ると、クオーツが私の顔を見てそう訊ねてきたので、「ええ、ぐっすり」と答えてから、静かに彼の隣のイスに腰を下ろした。
「あの子が、あんなに楽しそうなのは初めてよ、やっぱり連れて来て正解だったみたいね」
そういって、笑う義理の妹に顔を向けると、その横ではアイウスも同じような表情を浮かべていた。
「それで、早速だけど、彼女の話をしてくれるかな」
そんな、和やかな空気を断ち切るように、クオーツが話し始めた。
「彼女は、ご想像のどおりハーフエルフよ...」
説明を始めたのはアイウスだった、まるでそれが自分の責任だとでもいうように。
「そう、やっぱり彼女は『ハーフエルフ』なのね...」
わかってはいたが、その言葉を聞くと私の心には痛みしか湧いてこなかった。
『ハーフエルフ』と呼ばれる者達の歴史を知る人間としては...。
-妹よ、できそうか?
-ええ、何とかできそうですわ...、でも、今の私の魔力じゃ持って一時間ですわよ
-それだけ持てば、十分だろ
-ええ、いま...つなぎますわよ
さて、ここで俺達が何をやっているか不思議に思っている人間もいるだろう。
まあ、盗聴だ!
古呪魔法で『遠耳』というものがあったのを思い出したので、今回使って見たというしだいである。
-うーーん、きましたわ...
『......や...り、『ハーフエルフ』な...』
『ええ、ん?』
『どうした?キャシー』
『んー、いや、気のせいね...』
-感度は良好だな!
-ええ、ばっちりですわ
しかし、ハーフエルフかやっぱりそうだったのかー
と、横で寝ているユノスの頭をなでて見る、なにかいいにおいがするのですが!
-兄さん!何をしているのですか?
怒鳴られました!
後、俺の背後から何か殺気が!あれ?後ろに寝ているのってドロシーさん?
何で果物ナイフを持っておられるのですか?
キャーーーーーーーーーーー!!!
カリカリ、
「そう、じゃあ、盛大に歓迎パーティをしないとね」
-どうしたの?キャシー、急に筆談なんて?
「ありがとう、きっとユノスも喜ぶよ」
カリカリ、
-双子ちゃんのらしき、魔力を感じたからね、念のためよ
残念、まだまだ、一枚も二枚も上手な親達なのでした。
皆さんも盗聴にはきよつけましょうね!
してもいけませんよ!
誤字脱字感想意見など書き込みお願いいたします。




