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幼き記憶
テーブルの向こうには
大きな袋を抱えた
サンタが微笑んでいます
「サンタさんだ!」
少女はかけより
サンタに抱きつきました
サンタさんへの手紙を渡し
お友達と一緒に
サンタさんからの
プレゼントを開けるのです
うれしいね
楽しいね
サンタを信じていたあの頃
両親が
笑ってたあの頃
目の前の景色が
現実になりかけると
火をくべた
草の煙を深呼吸
ふと大通りに目をやると
仲睦まじそうに
手を繋ぎ
笑いあうカップル
「素敵だなぁ」
「私もいつかあぁなれるかなぁ」
思わず漏れる少女の声




