「さあ、どうするんでしょうね」
帰りは4人同じバスに乗った。来た時は俺と恋花以外それぞれ現地集合だったのだから、帰りも現地解散で良かったとも思う。
でもそれではビジネス的な付き合いだろう。
俺達先輩はまずちえりを駅まで送ろうと考え、それから各々帰路に付けば良いという結論に至った。
乗車時の流れでちえりが側に来たので、バスの中央部の席を俺とちえりが並んで座る。
その向かい側を五里と恋花が並んで座った。俺としてはペアを恋花と交代して欲しかったのだが。まあ、帰りくらい後輩と話をしても良いか。
「いやあ、何だか久しぶりに外で遊んだ気がするな。こういう日がないとバイトも頑張れないよな」
「汐森先輩、学生の本文は勉強ですよ?力を入れる所が反対です」
「それを言われると、返す言葉もないな。まあしっかり充電出来たし、頑張るのは明日からでいいや」
「ふふ、そうですね」
「思ったより長く滞在したな」
「私としては、もう少し汐森先輩と一緒に居たかったんですが」
「え、何だって?」
「いいえなんでも」
僅かな時間、会話が途切れる。
車窓にはちえりの伏せた顔が映っていた。
手だって触れてしまいそうな程のこんな距離だ。ちえりの言葉を聞き逃す筈もない。突発的な難聴キャラになるには不自然だった。
それでも、反射的にそうすることしか出来なかった。もしも、もう一度聞き返して、再度『もう少し汐森先輩と一緒に居たかったんですが』と繰り返されたなら、俺は何と答えただろうか。
俺は歯を食いしばる。
スマホをさりげなく取り出し、五里にメッセージを送る。
『お前、ちえりといる時どんな話をした』
それにもう一文付け加える。
『車内で俺に話しかけずに答えろ』
メッセージに気付いた五里は、動揺したような様子で俺の方に視線だけを向けて来る。
それからすぐに返事が来た。
『何てことない話だけだぜ。学校の話や最近の古谷がはまってる海外アーティストのこととか。いきなりどうしたんですかい』
俺はスマホ画面を睨むように見下ろしながら、もう一度メッセージを送った。
『質問を変える。俺の事でちえりから何か話はあったか?』
杞憂であれば良いのだが。しかしそんな思いを踏みにじられるような返信が来て、俺は無意識の内に舌打ちしていた。
『ああ。そういえば、汐森先輩って今彼女とかっているんですか?みたいなのは聞かれたな』
そうか、やはり、か。
「汐森せーんぱい。何見てるんですか?」
俺はちえりに顔を覗き込まれて、慌ててスマホの画面を閉じる。
暗くなった画面には、自分でも驚くような冷たい笑みの俺が一瞬映っていた。
「ああ、いや。明日の天気だ。晴れるみたいだぞ」
「ホントですか?じゃあ明日は部活できるぞー」
「そういえば、ちえり。あれから部活帰りに誰かに追われたりとか、怖い目に遭ったりしてないか?」
「怖い目…、ああ。最近はそれも収まって来てるんです。汐森先輩達のおかげですね」
「そうか。なら、良かったよ。帰りは一人で帰れそうか?」
「はい。それに瑞希ちゃんが駅に来てくれる事になってます」
「水上が?なんで」
「内緒です」
本当に。嫌になる。
俺とちえりは駅前のバス停に到着するまで、何食わぬ顔で暫く談笑していた。
向かいの席では恋花がバス酔いでうずくまっていて、五里は口を開けたまま寝ていた。虫が入りそうだ。
『次、止まります』
電子音声が流れて、俺達は荷物をまとめる。
バスを降りれば、外はすっかり夕暮れだった。
空はオレンジと黒のコントラストが美しい情景で、まだ小さな輝きの星々がまばらに見られた。
暖かい季節と言えど、やはりこの時間になれば肌寒い。
日曜だったというのに、仕事を終えた多くのサラリーマンが足早に駅に吸い込まれていく。
私服姿でいる俺達を恨めしく思っているのかも知れない。
その雑踏の奥から、何やら見慣れた奴が駆けて来るではないか。
「おーい、ちえりちゃん…。と、え!?清継先輩!?」
ちえりの友達で、俺の親しき後輩の水上瑞希だ。
どうやら俺達が今日一緒に遊んでいた事をちえりからも聞かされてなかったようで、信じられない光景を見ているような間の抜けた顔をしている。
「おす、水上。元気か」
「元気か、じゃないですよ、今脳内がパニックで救急車呼んで欲しいくらいですよ。何で先輩達、ちえりちゃんと一緒にいるんですか」
「デートだってこの前言っただろう?」
「はあ!?」
俺の何の気なしの発言に、ついに水上は爆発しそうになる。冗談でなく、激怒の様子だ。こんな水上を初めて見た。肝が冷える。
俺はこの前に、今度の日曜日恋花とデートをするとは伝えたが、それがちえりを加えたダブルデートだなんて一言も言っていない。
水上からすれば、裏切られたような気分だろう。
そんな状態の水上を見て、ちえりが慌てて弁明してくれる。
「違うの瑞希ちゃん、先輩達は私の相談の手伝いをしてくれてたの。ほら、前に瑞希ちゃんにも話したでしょ?ストーカーに付けられてるかもって、それで」
「はあ。ちえりちゃん、それなら事前に教えて欲しかったんだけど」
「ごめんね」
「まあ、良いけどさ。そもそも清継先輩達にも相談してるなら、私ちえりちゃんを見守る必要無かったじゃん」
「え?」
「私ちえりちゃんに相談されてから、放課後誰かに付けられてないか何日かこっそり見てたんだよ?」
「ええ!?」
後輩2人のやり取りを見て、俺達先輩組は顔を見合わせる。
そういう事かと、眉間をつまむ。
恐らく、ちえりが最初にストーカーだと感じた人間の正体は五里だ。それは間違いないだろう。でも五里はこうも言った筈だ。
『初めて古谷を見掛けた時は声を掛けようとしたけどよ、執拗に追ったりはしてないぜ』
俺はこの言葉を恋に盲目になった人間の尺度の話だと思った。
しかし、五里の言葉は本当だったんだろう。その後、五里がちえりに近付いたりなんて本当にしていなかったのだ。
では何故、それから数日もストーカー被害が続いていたか。
それが友達の水上の存在だ。
ストーカーに遭っているかも、なんて相談された水上はいてもたっても居られず、一人で帰るちえりをこっそり見守るように付いていたのだろう。
つまり、意図せず第2のストーカーとなっていたわけだ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、か。
俺は溜め息を吐く。
「結局、ストーカーなんてのは最初から居なかったのかもな。初めに感じたのは勘違いで、その後はちえりを助けてやろうと奮闘する水上自身がストーカーポジションになってたって訳だ」
実際の発端はちえりに一目惚れした五里だった訳だが。そこは伏せておく。
それを知ったちえりは顔を染め上げたように赤くしていた。
深々と頭を下げる。
「皆さん、ご迷惑を掛けてごめんなさい!たった今、解決しましたあ!」
俺達先輩組は微笑んであげる。それしかできまい。
これだけ俺達を巻き込んだんだ、穴があったら入りたい気分だろう。
「良いよ、おかげで今日は久しぶりにデートって名目で羽伸ばせたし」
「清継君はいつも伸ばしてるでしょ?」
「そうか?」
「鼻の下」
「おいっ」
そうやって俺達は空気を和ませる。互いを良く知る元カップルが成せる熟練の技だ。
さて、ここで問題発生だ。
ストーカーの相談が解決した事で、五里とちえりの接点が無くなった。
あくまで、ちえりを守る為の偽装彼氏の役割で今は交流を持てているのだ。
俺は五里に近付き耳打ちする。
(問題が解決しちまったな。これでお役御免だ)
(清継さん、どうしたらいい)
(ここから先はお前が決める事だ)
こんな役回り
本当に。嫌になる。
五里は深呼吸してから、なにか覚悟を決めたような表情になって声を上げた。
「古谷!ちょっと良いか?」
「はい?」
俺と恋花はアイコンタクトを取ってから、一歩引く。
水上も何か普通でない雰囲気を察してか、少し2人から離れた。
「古谷、俺は今日お前と一緒にいて、もっと古谷の事を知りたいと思った。今日はただの偽装彼氏だったけど、それだけで終わらせたくない。友達からで良い。これからも仲良くしてくれないか!?」
言い切って、五里が右手を差し出して頭を下げる。すると世界中の秒針が動きを止めたかのように、ちえりが固まってしまった。
こんな申し出をされるなんて微塵も思って無かったのだろう。ちえりは何度かまばたきして考える。
それから、ちえりは五里の岩肌のようにごつい右手を手に取った。
そしてそれを下げる。
「五里先輩。ありがとうございます。お気持ちすごく嬉しいです。でも、私には他に好きな人がいます。五里先輩の気持ちを受け取る事は出来ません」
この時の五里は、一体どんな顔をしていたんだろう。
どんな目をしていたんだろう。
ちえりは五里をまるで相手にしないように、手を離して俺へと向き直す。
本当に。嫌になる。
もっと早く、お前のシナリオに気付ければ良かったよ。ちえりよ。
お前、最初からストーカーなんていなかったって、知っていたんじゃないのか?
水上がお前の事を見守っていたのも知っていたんじゃないのか?
だってさ、水上は今この場で初めて知ったんだ。俺にも同じ内容の相談をしていたって事を。それを事前に知っていたなら、ちえりを心配して一人で見守るなんて行動していなかった筈だ。委員会の日にでも、俺に話をしていた筈なんだ。親しいはずの水上にまで、今まで黙っておいたなんて、そんなのおかしいだろ。
ここに水上を呼んだのは、友人へのせめてものタネ明かしだったんだろ。
水上の人の良さを使って疑似ストーカーを生み出し、俺達には相談という名目でテーマパークのデートを遂行して、最後にはストーカーなんて勘違いでしたと、皆の前でオチを付ける。これで万事解決だ。
大したもんだよ。可愛い顔してさ。
「汐森先輩」
「なんだ」
「先輩、今付き合ってる人いないんですよね?」
「いないな」
「遊びで良いので、付き合ってくれませんか」
この場にいる、恋花、五里、水上。
みんな目を丸めた事だろう。
今日一日一緒にいて、ここまでのセッティングがちえり、お前の計画だったんだな。本当にテーマパークの過ごし方は生来の性格を炙り出す。
これだけ狡猾な策士ならば、ぜひとも清継復縁プロジェクトのメンバーに欲しいものだね。
俺は眉を吊り上げる。
「遊びですらも構わないって言うなら、さっきの五里の事はどう思う?あいつは遊びであんな事を言ったんじゃないぞ」
「好きでもない人の特別な言葉に価値はありません。特別な人に遊ばれるなら、その価値の方が高いです」
「確かにな。何が特別かで価値は変わる、俺も同意見だよ。水族館のクラゲと一緒だな」
「どういうことですか?」
「いや、こっちの話だ」
俺は胸中で自嘲する。
五里、お前は勇気を出した。格好良かったよ。
ちえりの口からこんな言葉を聞かせて、本当にすまないと思っている。
早い段階でこの子の真意に気付けなくて申し訳なく思ってる。
俺も、万人に良い顔するだけじゃ、もう駄目だろうな。
ちえりは綺麗な瞳で、俺の事を真っ直ぐに見つめる。
「汐森先輩、私にとって汐森先輩は特別です!好きです。付き合って下さい!」
「君の言葉は俺にとっての特別じゃないよ」
告白というのは一世一代の大勝負くらい勇気がいる事だろう。
そんな言葉に冷たい口調を被せて切り捨てた俺は、どれだけ特別な人間だと言うのだろうか。
正直、心臓が痛い。
「ちえり、お前は俺の外面しか知らない」
「それでも五里先輩より良い所はたくさんあります」
「少なくとも、本人を前にして比較するような子を好きになることなんてないよ。君が俺の特別になる日は、永遠に来ない」
腹が立ち始めていたにしても、もう少し言葉を選ぶべきだっただろうか。
違う、これで良い。元々ちえりは中学時代にも俺に告白しているのだ。その時振られてもリベンジしに来るとは、相当諦めの悪い、いや執念深い女の子なんだろう。
爪痕を残すくらいの言葉の方が、今後のちえりが前を向けるようになる筈だ。
嫌な沈黙で満ちる。
やがてちえりは声を震わせる始めた。
「そ、そうですか…。わか、分かりました…。あ、ありが…、馬鹿ああああ!」
「馬鹿!?」
ちえりは人目も気にせず、号泣しながら絶叫して、駅の中へ走りだした。
周囲の見ず知らずの人を突き飛ばすような勢いの姿。告白を拒絶するのはやはり良い気分にはなれない。
恋花は俺の胸ぐらを掴むような口調で
「ちょっと清継君!言い過ぎよ!さすがに愛想尽かすレベル。信じられない」
「すまん、恋花。後は任せた」
言ってる途中で、恋花はちえりの後を追いかけて行く。俺の言葉などどうでも良いと言うような後ろ姿だ。
その後は水上が近付いて来て、俺の顔をナイフで刺すように睨み付けてくる。
「最低。カス先輩」
敬称がまるで意味を成していない。
唾を吐くようにしてそれだけ言い残し、水上もちえりの後を追って行ってしまった。
何だか振られたような気分だ。
俺も気が滅入るような精神状態だが、そんな事よりも盛大な振られ方をした五里の方が気がかりだ。虚空を見つめて立ち尽くしているのだから。
「なあ五里、大丈夫か?」
「ああ…」
「すまなかったな。こうなる予兆なら薄っすら感じていたんだ。お前も俺を罵倒してくれて構わない。何なら一発殴ってくれ」
「いえ…」
五里は今まで不登校だったが、ちえりをきっかけにして登校出来るようになった男だ。だから何とかして繋ぎ合わせたかったのに、それがこのような結果では、明日からまたこいつの姿を見ることは無くなるのかも知れない。
何がアドバイスしてやる、何とかしてやるだ。本当に笑えてくる。良い人を演じたつもりでも、結局その性格をちえりには逆手に取られたのだ。
哀れもいいところだ。
「五里、明日からどうするよ」
「どうするって、普通に学校行きますよ」
「なんだって?」
声がひっくり返った。
咳払いする。
「ちえりに振られたのにか」
「あんまり言わないで下さいよ。だけど俺は今心が燃えてるんだ」
振られたショックで火だるまになったって意味だろう。廃人になるのも時間の問題か。
五里は、遠い目で徐々に光が強くなる星を眺める。
「やっぱり古谷は良い子だったよ。中途半端にしないで、しっかり俺に引導を渡してくれた」
「そうか、諦め切れないか。しょうがない、なら次の作戦を考えよう。俺はあいつを好かないが、お前が言うなら…」
「あっはっは!」
肺を響かせるような低い声で、突然豪快に笑い出すものだから俺は身体をビクつかせた。不機嫌な顔を作る。
「なんだよ」
「いやあ、違うんだ。申し訳ねえ。こんなに真剣に考えて貰えたのは今まで親くらいで、同世代じゃあんたが初めてだ!清継さんはマジもんの良い人だなあ」
「それ俺の中ではあんまり褒め言葉にならんのよ」
「そうですかい?でも、あんたみたいな人が居るなら、学校に行っても良いと思えた。それに、清継さんはあの向崎と復縁するつもりなんだろう?」
「まあ、クリスマスまでにはな」
「その行く末を見届けたくなった。」
「まじか」
五里は背伸びをしてから、大きく肩を回して関節を鳴らす。
「やっぱり清継さんの言った通りだ。振られたってのに清々しいぜ。好きになるばかりが恋愛とも思ってたけどよ、振られてみても気付きってのは幾つもあるもんだ。これってつまりよ、心がアップデートされたって事だよな」
好きな人がそうで無くなるというのは、ある種お互いが釣り合わなくなったのと同義だろう。自分が落ちぶれたのか、高みに昇ったのか、それは本人にしか分からない。それでも…、
俺は以前よりもずっと明るく、柔らかくなった五里の表情を見て、短く鼻を鳴らした。
「病気なだけだよ」
辺りはすっかり日が落ちて、気付けば街灯の光に包まれていた。俺は斜め掛けのボディバッグを反対の肩に掛け直して歩いて帰る。
明日から、また慌ただしくなるかも知れない。早めに帰って休もう。
心無しか軽くなった足取りで、俺は来た時と違い、一人で家に帰るのだった。
◇ ◇ ◇
電話が鳴った。
『違うんだよ、水上、聞いてくれよ』
「私まだ一言も話して無いのに、浮気バレしたクソ野郎の逃げ口上のような滑り出しですね」
『だってお前、まともに話聞いてくれ無さそうだし』
「そりゃそうですよ、恋花先輩とデートに行くって言うから応援してたのに、蓋を開けてみればダブルデートですか。随分良いご身分ですね清カス先輩」
『待て水上、俺の名前にしれっと罵倒を混ぜるな』
「それで、こんな時間に何の用ですか。ちえりちゃんなら、一通り泣き終えてすっきりしたようでしたよ」
『そうか、なら良かったよ。面倒掛けたな』
「別に。私の友達ですから。それを言うなら私の方でしょう。ちえりちゃんが面倒掛けましたね、って」
『何だ、気付いてたのか』
「気付いたのは先輩と一緒で駅に着いた時ですよ。ちえりちゃん、清継先輩に本気だったみたいですね。驚きというか、そこまでしてた事が衝撃だったと言うか…」
『怒らないのか?お前も騙されてたようなもんだろ』
「そうですねえ、でも仕方ないのかなって。」
『仕方ない?』
「だって、私達1年からすれば先輩達は接点の少ない距離に居ますし、話そうと思ったら無理やり理由を作るしかないじゃないですか。清継先輩だって、恋花先輩と違うクラスだったらどうしてたんです?」
『恋花の友達を買収して情報を聞き出し、恋花の行く先々で偶然俺が現れるだろうな』
「何で即答出来るんですか!恐怖体験すぎますよ…。まあそういう事です。恋は戦争、手段なんて選んでいられないんです。清継先輩は同じクラスで良かったですね。一歩間違えれば犯罪者でしたから」
『確かにな。俺はまだ幸運なのかも知れないな。じゃあ、ちえりの件は仕方がないのか?うーん…。ところで水上よ、仮にお前の好きな奴が別のクラスや学年にいたなら、お前はどうやってアプローチするんだ?』
「私ですか?」
私は考えを巡らせながら、身体を重たく持ち上げるようにして勉強机を離れる。そのままベッドに全身を預け、目を閉じた。
「さあ、どうするんでしょうね」
第一章、清継復縁プロジェクト 完
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