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竜として、人として【1】

第一話です!拙い文章ではありますが楽しんで読んでもらえれば幸いです!

──世界を視た。

絶対を求め、未来と同胞はらからを恐れ、その末に自ら破滅を招いた者達を。


──世界を視た。

支配から解かれ、自由を手に入れながらも、嘗ての支配を繰り返そうとする者達を。


──そしてまた、世界を視た。

数多の色が混ざり重なり黒く染まったその場所で、光を願い今にも消えゆく小さき者を。


『──もしも、次があるのなら、俺に力を下さい──』


◆◆◆


灰色の空を翔ける。

湿度を持った粘っこい風が体表に張り付くのを感じる。

眼下に広がる一面の深緑。仄かな土の匂いが鼻腔に薫る。

何時もと変わらぬ空、何時もと変わらぬ大地。

ふと翼を止め足下に目をやる。

湖面が凪いで辺りの風景が映る巨大な鏡となっていた。

そんな鏡の真ん中にポツンと場違いな白い塊が浮かんでいる。

巨大な翼を羽ばたかせるそれは全身を白銀の鱗で覆われ、スルリと伸びた長い尾は体長の六割を占めていた。

背や尾の縁など所々に生えた棘や脚や翼の爪は淡い緑を帯び、湖面を睨む双眸は今は隠れた蒼穹の如き澄んだ水色。

獅子とも鳥とも蜥蜴とも違うその生物は俗に「邪竜」と呼ばれていた。

「……やっぱカッケーな俺」

俺が指を下顎に添えポーズをとると湖面の邪竜も寸分違わずポーズをとる。

顎を引いてキメ顔をすれば湖面の邪竜もキメ顔をする。

そう、俺は現在邪竜として生きている。

今でこそこんな最高の肉体を手に入れた俺だが、ついこの間までは無力でちっぽけな人間だった。


かつて俺は今のこの世界とは異なる世界で生きる普通の人間だった。

気が付いた時には人間が大嫌いになっていた俺は、ただただ死にたくないと言う一心で頑張って働いていた。

金も地位も恋人も特には欲しいと思えない。

世界も人間もクソすぎて死んだほうがマシ。でも死ぬのが怖くて苦痛が嫌で生き続けている。

そういう奴だった。

そんなある日、横断歩道を渡っていると猛スピードで突っ込んでくる軽トラが。

赤信号を無視して暴走する軽トラ。その進行方向には俺…ではなく小学生の男の子。

咄嗟に男の子を突き飛ばしたものの敢え無く俺は軽トラに衝突。

死にたく無いと必死に生きた俺の人生は呆気なく幕を閉じた…はずだった。

気が付くと俺は見たこともない異世界に転生していた。それも人間ではなくドラゴンとして。


それから数百と数十の時が経って今に至るというわけだ。

始めは驚いたこの身体ボディも今は馴染みに馴染んで自分は最初から竜だったんじゃないかと思う程。

「あんだけ飛んでみたかった空が、今じゃこうして自由に飛べる。邪竜サイコー!」

急速上昇からの宙返り、そして錐揉み回転しながら急加速。

どれも人間だった頃には決して不可能だった動作だ。

「そのうえこんだけ動いて腹も減らなきゃ歳も取らないってんだもんなぁ」

これは飽くまで数百年この体で生きての体感と知人から聞いた噂に過ぎないが、少なくとも邪竜という存在が人間から見れば不老不死と呼べる存在だという事は確かだった。

そんな事を考えながら散歩を再開する。

凄まじい速度で前から後ろに過ぎてゆく森の木々。

そんな一瞬の景色の中に違和感を感じ停止する。

「──はぁ…目が良すぎるのも考えもんだな…」

そこには草木の間を縫いながら必死に走る人間の男の子。

そしてその後ろから迫る数匹の狼。

この世界ではありふれた光景だ。

向こうの世界では世界の大半を人間が支配し、陸地のみならず深海や宇宙にすら進出していた。

だがこの世界の人間は違う。

国や社会は存在するが、その文明レベルは俺の知る世界と比べて数百年程遅れていた。

当然、今の人類は世界の支配者などとは呼び難いどちらかと言えば弱者。食われる側の存在だ。

みるみると子供と狼の差が縮まっていく。

ただでさえ狼は人間より足が速い。まして競走相手が子供ならあっと言う間に捕らえられるだろう。

つまり今、狼達は遊んでいるのだ。あえて子供を走らせる事で疲弊させ、確実に食らいつくために。

樹の根に躓き子供が倒れる。

狼達はゲームの終わりを察知し速度を落としてゆっくりと子供に忍び寄る。

ふと顔を上げた子供と目があった。

子供は助けを縋るようにこちらへ手を伸ばす。

だが、俺は助けない。

助けてはならない。

目の前で起こっているのはありふれた自然の摂理。

弱者は倒れ、強者がその肉を喰らう。弱肉強食という命の円環。

故に飢えず、老いず、死なない、円環から外れた存在が介入してよいものでは無い。

俺に許されるのはただ見る事。それだけ…だった筈なのに。


子供に飛びかかる狼。その牙は確かに子供の喉笛を捉えていた…が、届くことはなかった。

樹の幹へ叩きつけられる狼。何が起きたかも理解出来ずに失神する。

残る狼も突如現れた敵にたじろぐ。

獲物に飛びかかった仲間を尾の一振りで気絶させた異様な圧を放つ敵。

野生の勘と本能から狼が提示する選択は唯一つだった。

狼達は蜘蛛の子を散らすように森の奥へと逃げていった。

人間の子供は何が起きたかを理解出来ず、眼前に現れた白い何かを呆然と見つめていた。

見つめられる白い奴も自分の行いを理解出来ずに立ち尽くしていた。

「──何、してんだ…俺…」

思わず声が溢れる。

子供と目があった途端、俺の意思とは関係無く気が付いたら体が動いていた。

今の俺の行いは紛れも無く悪だ。出鱈目に食物連鎖を乱す行為だ。

だというのに罪悪感どころか妙にスッキリしてすらいる感情にさらなる困惑をおぼえる。

だが助けてしまったものはしょうがない。

俺はゆっくりと子供の方へ振り返る。

「大丈夫だったか?」

暫しの沈黙の後子供の肩が震えだし、やがてワンワンと泣き出した。

「だー!うるせぇって!泣くなよ男だろ!」

子供はまるで泣き止まない。

「ったく、しゃーねーな…ほらよ」

近くに生えていた木苺を口に突っ込む。

子供は突然口に現れた感触に驚きながらゆっくりと咀嚼した後それを飲み込んだ。

「…すっぱい」

「だろーな。でも泣き止んだろ?」

「…!ほんとだ」

すると子供はムクリと立ち上がり俺に向き直ってペコリとお辞儀した。

「どらごんさん、ありがとうございます」

「お、おう。礼には及ばねぇよ…」

こうも純粋に感謝を向けられると何だか恥ずかしい。

「で、坊ちゃんは何でここにいるんだ?」

「えぇとね…おかあさんがね、まきをひろってきてっていったの。それでまきをひろってたらね、しらないところにきちゃってね、それで…それで…うぅ…」

「分かったから泣くなって、ほら」

泣き出しそうな子供の口に再び木苺を突っ込む。

「…すっぱい」

「おう。坊ちゃんは薪拾いしてて気付いたら森の中だった訳だ…やっぱ迷子か」

とはいえ、この辺りに人間の集落は無い。もし迷子なら相当な時間歩き回ったのだろう。

「歩いて探すってもこの森の中じゃな…しゃーねー、特別に飛んでやんよ!」

「とぶって…おそらを?」

「おーよ!背中は危ねえから腕ん中で我慢な。しっかり捕まれよ?」

きょとんとした子供を前脚で優しくがっしりホールドし、負荷のかからないようゆっくりと飛翔する。

「わぁー!とんでるー!おそらをとんでるー!」

「あんま喋んなよー、舌噛んじまうからな」

そういうと子供はコクコクと無言で頷いた。

「素直でよろしい!」

流石に空から探せば早いもので、一分とかからず見つかった。

子供の村は出会った場所から直線距離で数キロ、男児の歩行速度と迷子という条件を加味すると最低でも二、三時間は彷徨っていたのだろう。

「あのあかいやねのおうちがぼくのおうちだよ!」

「了解だ!」

直接村の中に入っては住民の混乱待った無しなので、子供の家の裏手にある大きな茂みに着陸する。

村の中では大人たちが子供を大声で探している。

「あっ!おかあさんだ!」

母親を見つけ走り出そうとする子供を引き止める。

「ちょっと待ちな…頑張った坊ちゃんにご褒美だ。こいつでジャムでも作って貰いな」

俺はそう言って、先程の木苺いくつかを大きな木の葉で包んだ物を子供に持たせる。

「わあ!ありがとう!どらごんさん!」

「おう。もう迷子になんじゃねーぞ!」

子供は少し走ってからこちらに向かって手を振った後再び母親の元へ走っていった。

「達者でな、坊ちゃん…」

安堵の表情で抱き合う子供と母親を背に俺は帰路へつくのだった。


◆◆◆


広大な森林地帯と険しい山岳地帯の境界。

切り立った崖の岩壁面にポッカリと開いた横穴がある。

「ただいま帰りましたよっと」

この洞穴が俺と俺の友人が住む我が家である。

「おっ帰りー!」

聞き馴染んだ活気溢れる声が響いた。

すると壁面に取り付けられた不自然極まりない木の扉が勢いよく開かれ、同居人が顔を出す。

黒いとんがり帽子に長い金髪、赤い瞳と褐色の肌。何より髪の間から覗く尖った長い耳が彼女が何者かを物語っている。

「おうロゼ、ただいま。…ところでもう少し小声でお話しません?ここ洞窟なんで。控えめに言ってクソうるせぇ」

「おっと!ごめんごめん。いやー新しい術式が完成してさあー!テンション上がっちゃったんだわあ!」

「おい、謝りながら声量上げるな」

このやけにハイテンションな同居人の名はロゼ。見た目通りのダークエルフで魔女。そのうえ諸事情で不老不死となっている。

初めて出会ったときはお互い誤解から二、三度殺し合ったが、いざ話を聞けば似たような境遇。意気投合しあっと言う間に友人となった。それも今では百年ほど前の出来事だ。

今はこうして帰宅を出迎える程に仲良くなった。

「にしても今日は長めの散歩だったじゃん。何かあったの?」

「あー、まあチョットな」

「へぇー、随分良い事があったんだね」

「…へ?良い事?」

良い事が先のアレを指すのならば、それはまるで見当違いと言わざるをえない。

「──いや、良い事っつーか…気の迷いっつーか…」

「またまた~そういうのは自分の顔を見てから言えっての!」

ロゼはそう言って手鏡を取り出した。

小さな鏡面に写っていたのは口角が上がり穏やかな目をした自分の顔だった。

「……笑ってる?俺が?あんな事で?」

「そうだよ。キミが笑うなんて珍しいだろ?だからさ、よっぽど良い事があったのかなってね」

急速に背筋が嫌な熱を帯びてゆく。

無意識に押しやっていた事実が意識下へと押し寄せる。

今日の俺はどうかしていた。それで良かった。

俺は人間を嫌いだ。いつだって人間は愚かで弱い。だから人間を見て笑うことは無い。演技で優しく接しても本心から優しくする事は無い。

それが正しいと思っていた。

それが俺の意思だと思っていた。

でも、もしかして俺は──

「…ヴァイス?大丈夫?」

「─あ、ああ。一先ず飯にしようぜ」

「えっ?今日は食べるのかい…?」

「あっ…いや、そうだったな…何言ってんだ俺」

「……うん!今日はキミも一緒に食べるとするか!」

そう言ってロゼは慌ただしく部屋に戻ると、止める間も無く食卓に食器と料理を並べ終えてしまった。ご丁寧にテーブルクロスまで敷いてある。

「俺はいらない、って聞いてない…」

「さっ!食べようか」

仕方なく食卓に合わせて体を縮め、席についた。


静かな洞穴に食器の音が木霊する。

普段は賑やかなロゼも食事中だけは人が変わったように静かになる。

幼少の教育によるものか、彼女の美学によるものかは定かではないが黙々と食事を口に運ぶ所作は気品を感じさせた。

俺が主菜である兎肉のローストを食べ終えた所で珍しくロゼが口を開いた。

「本日のメインディッシュはお口に合ったかな?」

「おう。大変美味だったぜ。…で、お前が食事中に口をきく程に興味を持ってんのはさっきの話か?」

「ああ。キミの反応から何となく予想は付くけどね。何があったか、キミの言葉で聞かせてほしい」

ロゼは真っ直ぐこちらを見つめている。

ハァ、と短く息をつきフォークを皿に置いて俺は話を続けた。

「…今日、人間の子供を助けた。狼に襲われてた男の子だ。空を飛んでた時に偶然目に止まっただけなのに、気が付くと俺は狼達を追っ払ってた」

ロゼは続きを促すように頷く。

「正直、自分でも訳が分からなかった。俺の体は飢える事が無い。食べるための行為では無く、子供が死んだところで俺に不利益は生じない。つまり俺はいたずらに食物連鎖を乱しただけだ」

「でも、その後もっと訳が分からなくなった。俺は助けた子供に話しかけ、そいつを親の元まで連れて行った。狼の食料を奪ったにも関わらず、死ぬはずだった子供を生き長らえさせた。こんな行為、邪竜の俺がしていい筈が無い」

「…そしてなにより一連の行動に罪悪感を感じていない自分が理解不能で恐ろしい」

暫くの沈黙の後、恐る恐る気付いてしまった事を語る。

「……でも、お前に良い事があったか、って聞かれて気付いちまった。あの子供が生きることが、子供を死なせなかった事が俺にとって良い事だったんじゃないかって」

「もし、今俺が考えてる事が俺の本心なら俺は邪竜失格だ…。その思いはあまりに無責任で傲慢なものだから」

そう。この感情は邪竜には不要な物。

真に完全な存在は矛盾などはらまない。世の理を理解し、その理に寄り添い生きる。

一切の矛盾も破綻も無く、さながら世界の生き写しの様な完全性。

この身体にはそれが出来た。その美しさを叶えられる力があった。

「──なのに俺はっ!!」

「…一つ、私からいいかな?」

感情的になった俺をロゼが遮る。

ロゼは静かに意見を述べた。

「…キミは今までの自分を人間とは違い、矛盾の無い完璧な存在だと思っていたようだがね、私に言わせればこうだ」

スゥ、と大きく息を吸い込み、ロゼが叫ぶ。

「──お前程人間くさい邪竜がいるかぁー!!」

訂正。全然静かじゃなかった。

持ち前の大声が洞窟という天然のスピーカーで増強され、邪竜の強靭な鼓膜を持ってしても耐え難い程の爆音となって木霊する。

「…コホン。キミは少し自分を過大評価し過ぎだ。キミは自分が思ってるほど合理的ではないよ。例えば、キミが完全で完璧な存在ならば何故私を側に置く?キミという絶大な力を隠れ蓑に私が無駄に生き長らえるとは考えなかったのかい?」

「うぐっ…だ、だがお前は不老不死だろう!」

「でも肉を食うよ?野菜を食うよ?私の食事はキミ風に言えばいたずらに食物連鎖を乱す行為だろう。でもキミは止めなかった」

「なっ…だ、だが…その…」

見事に痛い所を突かれた。まるで返す言葉が見つからない。

「他にも、キミが呼吸で吸い込んだ空気には沢山の微生物やウイルスがいたはずだ。キミが空を飛ぶことで本来空を飛んでいた鳥達は恐怖でその自由を奪われただろう。何よりこの洞窟にこうしてキミが住み着いているのも十分生態系を乱していると言えるのではないかな?」

「……………ごもっともです」

見事に論破された。ぐうの音も出ないとは正にこの事だ。

「確かにキミは最強かも知れない、完璧かもしれない。だがそれはキミの肉体の話であって、キミ自身はこの上なく人間くさい人間な訳だ」

「この事を踏まえた上で助言するが─この世界が弱肉強食であるならば最強のキミが何をしようと自由じゃない?」

「はぇ?」

予想外の助言に我ながら腑抜けた声が出た。

「だからさ、キミが重視する世界の仕組みがキミの自由を保証してんじゃないの?」

「な、なるほど。確かにそうとも言える…」

今まで自分を生態系から、世界から外れた存在だと考えていたが故の死角。

「んでんで?そこまで追い詰められてまでキミは何をしたかったんだい?」

そう言ってロゼが興味津々に身を乗り出す。

「お、おう。改まって口に出すと恥ずかしい話なんだがな。…今日助けた子供のように俺は食われるだけの弱者を守りたい。なんつーか弱者を強者から守る盾というか…正義のヒーロー的な…?」

俺がそう言うと、ロゼは鳩が豆鉄砲食ったような顔して硬直した。

やがて肩を小刻みに震わせ始め、手で抑えるも間に合わず宛ら決壊したダムのように腹を抱えて笑い出した。

「─プッ、アハハハハ!!何だよそれ!そんなんズルだろ!!」

「あー!笑いやがったなこの野郎!!」

「ごめん!ごめんって!だってさ、邪竜のキミが、正義の…ヒー…ロー……だー!無理ー!腹痛てーー!!」

余りに遠慮の無い笑いっぷりにシリアスな空気は消し飛び寧ろ俺的には若干腹すら立ってきた。

「はぁ…しかも散々ありがたがってた理に中指立てて、クソ喰らえって…キミやっぱ邪竜向いてるよ」

そう言うとロゼはおもむろに席を立ち戸棚からグラスを二つとワインを一本取り出した。

「キミも飲むだろ?」

「─飲む、飲みますよ!ったく失礼な奴だぜ、人の真面目な悩みを散々笑いやがって!腹いせにテメェーの肉も全部寄越しやがれ!」

「いいとも、いいとも。肉だけと言わず芋でもパンでも食べたまえよ」

「言われなくてもそうさせてもらうぜ!」

晩餐は酒宴へと変わり、結局その後もアルコールのよって強化されたロゼの大笑いが洞窟に響いたのだった。

ここまで読んで頂きありがとうございます!次話も鋭意執筆中ですのでお楽しみに!

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