表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

秋模様紅風景

作者: 涼楓堂

頬に当たる風はもう冷たいが


まだ蒸し暑さの残る夕暮れに


坂道を駆け上がって火照った私には心地いい


目の前で沈みく太陽 消えく陽の光が


まだ夏の色をのこす青葉を


季節より少し早く赤く染めてゆく


今年はあの人と


どこへ観に行こうか?


去年はどこへ行ったっけ?


お弁当の具は何にしようか?


そんな事を考えながら


今度はゆっくりと坂道を下って


あの人の居る


なんて事のない日常に


喜びと幸せを噛み締める


そして……


山々が紅く染まるその時を


私は笑顔でそっと待つ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ