我、堕落の王なり。
昭和平成令和。3つの時代を生き抜けなかった男のハナシである。
我、堕落の王なり。それが今思った我の称号。なにそれ。某引っ張りハンティングのキャラクターのSSのセリフかな。そう思った。なぜ堕落の王かって?それを今から話そう。
40年前。関西の田舎町に命を受けた。名前は那斗。親は自営業。貧乏でもなければ、裕福でもないそんな家。そう、よくある普通の家。
小中と地元の公立に通い。当時としては珍しいサッカー部。勉強も運動も努力はせず、ある程度何でもできるそう、勘違いしやすいそういった人種。そこそこのイケメンであると信じている。なぜ堕落の王かってまだわからないのかい?
高校は商業高校に通う。30人クラスが5クラスひとつの学年150程度の高校の40番目くらいの学力。部活は何かって?陰きゃまっしぐらだ。高校2年の冬。そうあれは、たいして寒くもないそんな日だった。ここで道を間違えた、何でもできる、そう思っていた。だから
学校をやめた。
それから何があったか?
17で学校をやめ、アルバイトを1ヶ月で転々として、時々趣味の
フットサル。1ヶ月25万円ほど稼いだ。そして貯めたそしたら200万円ほどたまった。そして21の秋。家に籠った。なぜかって?上司のモモラハラとパワハラ。当時はそんな概念がなかった。時々のバイトと
内職。独身。
21に籠って19年そろそろ死のうかな、そう思っている。二度時代が変わった、昭和平成令和。もう十分に生きた。
19年籠った、そういった、、、
我、堕落の王なり。
短めのハナシ書いてみました。個人的には、転生系の王道ファンタジーをつぎは書いてみたいな。