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グータレ・ヌーボー  作者: 地輿
3/10

第2話 ─ 波乱の幕開け

 俺の朝は早い。


 夜中の0時に設定した携帯のバイブアラームで起床し、隣で寝ている冬子を起こさないように新聞配達のバイトの為に家を後にする。

 4月はいい。2月や3月に比べればそこまで寒くはないから。いつものように販売店で新聞をまとめると原付の前かごと荷台に括りつけ、いつものコースへと繰り出した。


『ヴーン…─』


 街灯よりも明るく光る月と星の真下、俺は夜風を受けながらバイクを走らす。

 当然ながらこの時間帯に走る車なんか数える程度で、非常に走りやすい。もっとも、新聞配達中の事故件数はこの時間帯に集中してる訳だから気を抜けないのは朝刊だろうが夕刊だろうが同じだ。


 俺の担当するエリアは有り難いことにマンションや団地といった集合住宅を外れており、一軒家が連ねる住宅街が専らだ。

 その代わり若干範囲は広いけど、階段の上り下りがないだけマシだろう。

 階段の上り下り…、考えるだけでゾッとする。


 いつもの様に投函していき、一旦住宅街を離れる。そこからバイクを少し走らせると、富裕層の暮らす高級住宅地が軒を連ねる一角があり、そこも俺のエリア内になっている。

 つか、新聞とっててもらって何だけど、新聞とか読むのか?あ、いや。逆だ。だからこそ読んでるんだ。

 俺は一人で勝手に納得しながら郵便受けに新聞を投函していく。


 車数台分は入るであろうガレージに、東西に数十メートル渡って続く塀。普通の家の3つ分の広さは裕に超す。

 一体どんな人が住んでんのか顔を見てみたい気もするけど俺には関係ない、ただ単純に仕事をこなすだけっと。


 今日の分の新聞を配り終え、店に帰る頃には空も薄っすらと白み始め、朝がやってくることを実感させる。


「──…お疲れさんでしたー、あがりまーす」

「あ、久慈川くんちょっと待って」

「はい?」


 店に戻って片付けを済まし、家に帰ろうとした所を店長に呼び止められたので体を翻す。


「今月のお給料。いらないの?」

「バカなこと言わないで下さい。殺す気ですか」


 店長が顔の前で給料袋をわざとらしくプラプラとぶら下げていたので、俺はスタスタと店長の前まで行くとそれを受け取った。


「ご苦労様」

「ありがとうございます」

「久慈川くんは手際がいいから助かってるよ、来月もよろしくね」

「えぇ、けど今のエリアでギリギリですよ」

「今のエリアでお釣りが出るほど充分さ」

「そうですか、だったらもう少し重くなってもいいと思いますけど」


 俺は大げさに給料袋を上下に振り、チャリチャリと小銭を鳴らす。


「手厳しいね」

「半分は本気ですよ、そいじゃ失礼します」


 そのまま給料袋をポケットに突っ込み、店を後にした。


 時間はまだ6時。まだ眠りの中にいる冬子を起こさないように帰宅。なるべく音をたてないように朝飯と二人分の弁当の用意を始める。

 冬子の弁当箱は年相応に小さく、俵おにぎりが3つ入れば充分という大きさだ。


 兄である俺が言うのもなんだけど、冬子は口が悪くてもれっきとした女の子だ。弁当ぐらい、それなりのは作ってやりたい。

 そう言えば以前、タコウインナー入れたら恥ずかしいから入れるなとか言われたな。家の中のキャラはあのまま外でも同じなんだろうか。


「よし、できたっと」


 二人分の弁当が入れ終わり、弁当に入り損ねた具は朝食のおかずになる。これも生活の知恵かね、安いけど。

 俺は小さく鼻で笑いながら朝食の準備に移った。


 全ての支度を終えると俺は制服に着替え、一足先に朝食を取る。

 そして朝7時、冬子を起こしてから登校する。これが俺の日課だ。さてと、それじゃ冬子を起こしますかね。


『シャァッ』


「んっ…!ん~…」


 カーテンを開けると、差し込んでくる朝日に冬子は思わず声を漏らし、布団の中でもそもそと身じろぐ。


「冬子、ほらさっさと起きる」

「んー…、ん~…!はぁ…。おはよ…」


 俺が冬子の頬をペチペチと叩くと、冬子は呻き声とも何ともとれない声を漏らしながらのそりと体を起こし、両腕をゆっくりと上に突き上げて背伸びしながら小さく一息ついて俺にそう呟いた。


「おはよ。朝飯の準備はできてるからな、俺はもう出るぞ」

「あぁ、いってらっしゃい…」


 今だに寝ぼけ眼の冬子だが、毎朝のことなので俺はそのまま家を後にした。


「ふわぁあ~…」


 この時間帯に既に学園に登校してるのは、運動部の朝練組か今年受験の3年生の自習組のいずれかで、俺みたいに何の意味もなく登校しているのはほとんどいない。

 教室についた俺は、とりあえず欠伸をすると机の上に腕を組んでその上に頭を落とした。始業までは1時間以上ある、ちょっくら夢の世界へ行くとしますかね。


 ちなみに俺の睡眠時間はきっかり8時間で、その内3時間が家。残りは学園と授業中でまかなっている。この学園に入ってから毎日続けてるから今更やめろって言われても困る。

 学園側からも最初は何度も注意をされていたが、あまりにも変わらないからか、とうとう匙を投げられているらしい。


『ザワザワ──』


 教室内の騒音で目を覚ます。

 うるさいってことは始業前か。そう思って顔を上げて時計に目をやる。

 ぼやーっとしていた焦点ピントが徐々に合わさっていき、短針が『8』、長針が『1』を指しているのを確認した。


「まだ8時過ぎか…、ん?」


 8時過ぎ?

 始業まで後20分近くはあるってのに、何だこのやかましさは。


 騒音の原因である廊下の方へ顔を向けると何やら人だかりができていた。教室の中の奴も廊下側の窓を開けて身を乗り出している。何だありゃ。


「なぁ」

「え?」


 俺は一番近くにいたクラスメイトに声を掛けた。


「何あれ?」

「へ?あ、あぁ。今、廊下に1年生が来てるんだよ」


 俺からは滅多に話し掛けないからか、クラスメイトは少し面喰った表情になりながらも俺にそう説明してくれた。


「1年生?それがそんなに珍しいのか?」

「問題はその1年生が、今話題の学園長の孫なんだよ」

「ふーん…」

「久慈川さぁ、本当にそういうの疎いよな」


 疎いんじゃなくて関心がないだけなんだけど、わざわざ言うの面倒くさいな。


「まーな…」


 そんな時には相手の言い分に乗っかる。それが一番手っ取り早い。


「で?その噂のお孫さんが2年のフロアに何の用だ?」

「何でも人を探してるんだってさ。手掛かりが2年生ってことだけで、A組から片っ端に見てるらしい」

「へぇ…」

「久慈川も一度見てみろよ、結構かわいいぜ?」

「あー、後でなー」


 ひとしきり話を聞くと、俺は再び腕の中に頭を落とした。

 騒音は気になるが、目を閉じていればそれなりに体は休まるもんだ。ところが騒音は止むどころか更に大きくなっていく。


「おい、来たぞ!」

「うっわ、かーわいー!」


 んー、どうやらうちのクラスの前に来たようだ。男子の鼻の下を伸ばしたような声が大きくなる。


『ガラガラッ』


 教室のスライドドアが開けられ、男子連中の「おおっ」という感嘆の声。

 少し間があいて、コツコツと教室の床を靴で蹴る音がする。


『コツ、コツ、コツッ──』


 と、急に靴の音が止んだ。

 それと同時に聞こえていた男子の囃すような声が女子の声も混じったざわついたようなものに変わる。


「ちょっと、そこの」


 頭の上から、少し強めの口調で呼びかけられた。


 …ような気にしておこう。


「何度も言わせないで、貴方よ」


 聞き覚えがあった、前のセリフから併せて。

 俺はすっと目を開けると、ゆっくりと。ゆっくりと顔を上にあげる。


 机の淵から、女子制服のスカートが視界に入る。

 徐々に上がっていって胸の前で堂々と組まれた両腕。更に顔を上げた先に、長い真っ黒の髪の毛を後ろで一つに括った、整った顔をした女子生徒が鋭い眼つきで仁王立ちしていた。


「やっと見つけたわ」


「……。」

「……。」


 数秒ほど無言で向かい合い、俺は顔を上げた時と同じ速度で再び腕の中へと顔を戻した。


「ちょっと!?」


 さすがに見逃してはくれなかった。

 それにしても頭上で声を張られるとうるさいな。


「何ですか、ワタシはアナタと会うのはハジメテなんですケド」

「白々しい言い方しても無駄よ。昨日私を置いて帰ったの、貴方でしょ」


 途端、教室が更にどよめく。

「まさか」とか「久慈川が?」とか聞こえてくる。おいおいおい、やめてくれ。無意味に注目集めたってロクなことないんだよ。


「人違いですよ」

「そんな訳ないわ」

「そんな訳あるだろ、少なくとも同じ学園にいるんだからどっかですれ違ったとかじゃないの?」

「私は昨日会ったって言ったでしょ、それとも何?私の言うことが信じられないとでも?」


 彼女は右手で髪をかき上げながらそう言った。



「当たり前だろ。ってか、キミ誰?」




 俺は何かマズいことを言ったんだろうか。

 ざわついていた教室は、一斉にシンと静まり返り、今聞こえるのは窓の外で鳴くカラスの声だけだ。


「…私のこと、知らないの?」

「知らん」


 彼女の問い掛けに、考える間もなく答えた。

 すると、目の前に立っていた女子生徒は、右手で額を押えて息を整えるように「ふぅ…」と息をつくと、一瞬震わせた体を落ち着かせてゆっくりと目を開けた。


「そう…、知らないのね。色んな人と出会ってきたけど、こんな扱いは初めてね」


 そう自嘲気味に小さく笑う。


「二度も会ったのに、全く気にしていないその態度、気に入らないわ。だから──」





「貴方、私と付き合いなさい」




 彼女は不適な笑みを浮かべ、俺に人差し指を突き立てながらそう言い放った。





「「「ええぇえぇぇえーー!!?」」」





 沈黙を切り裂くクラスの連中の大声。

 誰がこんな事態を想像しただろうか。今、学園内で最も注目を浴びている学園長の孫が、こんな何の取柄もない面倒くさがりな俺に付き合えと言っているのだ。



 いや、いやいやいや。

 馬鹿なこと言うんじゃないよ、どういう流れでそうなるんだよ。


 そんなのを他所に、教室内のボルテージはMAXをとっくに超えていて、もう収拾がつかない状態に陥っている。

 その状態の中で、俺の目の前に立つ女子生徒は俺の返事を待っているんだろうか、再び両腕を組んで仁王立ちの体勢に戻った。


 さて、どうしような、この状況。

 すっごい逃げ出したいんだけど、両出口は隣のクラスの連中で塞がれてるし、窓から飛び降り…は、後々のこと考えると面倒くさいな。


 もう一度寝るか?いや、それは目の前の彼女が許さないだろう。

 オマケに野次馬連中からは「何でお前なんだ」とか「羨ましいぞ」とか「俺と代われ」とか、何とも低レベルな雑言が飛んでくる。おっと、これが俗に言う四面楚歌ってやつか。ここは慎重にお帰りいただこうと頭の中で言葉を選んでいる時だった、またしても俺の口は勝手に動き出した。




「嫌だ」




 昨日よりもはっきりとした声となって。



 その瞬間、我慢の頂点に達したのか、大爆発した。







「「「え゛ぇえ゛ぇぇぇぇーーー!!?」」」





 …野次馬連中が。


「ふざけんな久慈川ー!」

「代われ!マジで俺と代われ!!」

「よりによって何でお前なんだよ!?」


 気付くと、怒号とも罵声とも言えない、「うるぁああー!!」という叫び声を発する男子連中にもみくちゃにされた挙句、担ぎ上げられていた。

 前日から既に数人を足蹴にしていただけに、まさかその足蹴にした彼女が今俺に足蹴にされた事実を認めたくないのかもしれないな。と、担ぎ上げられながらそう思う。


「チクショー!こうなったらコイツを中庭の植木に放り込むぞ!」


「「任せろー!!」」


 ただの八つ当たりも複数人集まりゃ立派な暴力行為(テロ)だ。

 担ぎ上げられた俺がそのまま教室から連れ出されそうになったときだった。


「待ちなさい!」


 教室内に通る大きな声を張り上げ、静止させたのは他でもない、例の女子生徒だった。


「その人を降ろしなさい」

「えっ…、でも…」

「降ろしなさい!」


 男子連中は彼女の気迫に押され、渋々ながら俺を床の上に降ろした。

 彼女は真剣な面持ちで俺の方へと歩いてくる。俺の前で止まると少し見上げるようにして俺に顔を向けた。


「私の告白がこんなにも簡単に断られるとは思わなかったわ。不思議、逆に貴方に興味が湧いたわ」


 そう言うと、彼女はスッと俺の頬に手を添えた。


「見てなさい、どんな手を使ってでも貴方に私のことを好きと言わせてみせるんだから」


 一体何が面白いんだろうか、彼女は笑みを浮かべながら意気込むようにそう言った。


「そう言えばまだ自己紹介していなかったわね。私の名前は和泉莉奈いずみ りな、しっかり覚えておいて。また会いましょう」


 彼女はそう名乗ると俺の横をすり抜け、まるでモーゼの如く野次馬連中が飛び退いてできた間を通って教室から出ていった。



「ふぅ…」


 彼女の姿が完全に見えなくなって、ようやく俺は息をついた。


「さてと…」


 そして自分の席に着くと、体をほぐして再び机の上に腕を組み、一呼吸。

 ゆっくりと息を吐きながらその中に頭を落とした。





「Zzz…」



「「「ふざけんじゃねぇぞーー!!」」」


 途端、本日二度目の大噴火を迎えた野次馬共が再び俺に襲い掛かってきた。


「何がどう転んだら久慈川になるんだよ!!」

「俺、昨日撃墜されてんだぞ!?」

「何でこんな状況で寝れるんだテメーは!?」


 教室内が再び怒号と罵声に包まれる中、教壇には既にHRの為に来ていた担任がどうしていいか分からず呆然と立っていたそうだ。




「──久慈川、お前何したんだよ。さぁ吐け」

「何もしとらんと何度言えば気が済むんだ」


 昼休み、自前の弁当を食べながら今朝の出来事について執拗に訊いてくるクラスメイト達を受け流す。


「真琴ー」

「おー、辰巳ー」


 すると辰巳がうちの教室に入ってきたので俺も手を挙げて応える。


「どうしたんだよ、朝から凄い騒ぎだぞ?」


 辰巳は俺の周りにたむろっていたクラスメイトを押しのけると前の席に腰を下ろした。


「俺が一番びっくりしてるよ…」

「まさか昨日の俺との電話の所為で…」

「あぁ、それはない」

「お前…」


 心配そうに言った辰巳を俺はバッサリ切り捨てると、辰巳は眉をしかめた。


「考えてみろ、見るからに誰からも注目を浴びてそうなあの女子生徒にわざわざ絡んでいくとでも思うか?この俺が」


「「「あぁ、確かに…」」」


 周りの連中が声を揃えてそう呟いた。


 俺のこの面倒くさがりで厄介事に首をつっこまない性格は学園でも有名だと、以前辰巳がそう教えてくれた覚えがある。

 それに加えて授業中の居眠りは半端なく、学園一怖いとされる歴史の教師の授業でさえ睡眠に充てる俺は一部の生徒からその度胸と肝の据わり様から『寝釈迦ねしゃか』と呼ばれているらしい。アホか。


「で、何かあったのか?」

「あぁ、大したことじゃないんだけどな…」


 丁度、飯を食い終わったので弁当箱を片付けながら、俺は昨日の出来事を辰巳に説明した。


「へぇ、俺と別れてからそんなことが…」

「まーな。けど俺からすりゃ別にどうってことでもない。え~と…」

「どうした?」

「あの子、名前なんて言ったっけ?」

「和泉だよ和泉。あの子の名前知らないってことは学園長の名前も知らないってことだろ、せめてうちの学園のトップぐらいは覚えとけよ」


 余計な部分で怒られた。今はそんな話じゃないだろ。


「それはどうでもいいとして、その和泉さん?和泉さんじゃなくても同じこと言ってただろうし」

「学園長をどうでもいいとか言いやがったよコイツ。まぁ、確かに真琴なら言いそうだな」

「でも、冷静に考えたら逆にスゲェよな。俺だったら喜んでOKしてたかも」

「それ言われるとそうだな、さすがは寝釈迦の久慈川」


 周りにいた連中は話を聞いている内に、さっきまでの俺に対する一方的な感情はどこかへと飛んでいってしまっていたようだ。

 それならそれでありがたい。それと、その寝釈迦とかいう馬鹿みたいなあだ名はやめて欲しい。


「ま、とりあえず安心した。どうなるか心配だったんだ」


 辰巳が安堵の声でそう言いながら立ち上がる。

 黒板の上に掛けられている時計を見ると昼休みも残り10分をきっていた。


「悪かったなー、心配かけてー」

「その心にも思ってない言い方でいつもの真琴って分かる俺ってどうなんだろうな…」


 辰巳は少し低いトーンの声でそう呟いて教室から出て行った。


「ふわぁあ~…」

「ったく、久慈川は相変わらずマイペースだな」

「あぁ、でも明日ぐらいから欠伸してる余裕があればいいけどな」


 欠伸して5限目の昼寝に備える俺に、クラスメイトは不吉な言葉だけ残して自分の席へと帰っていった。

 が、俺は既に外部からの情報をシャットアウトしており、その言葉は耳には届かなかった。



幕間:『その日の男子生徒の検索ランキング』


1.藁人形 効果絶大

2.呪い 強力 ガチ

3.誰にも気づかれず事故に見せかける方法



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