登場人物
本編に合わせて随時改稿予定
◆久慈川 真琴 ― くじかわ まこと
本作の主人公。
自分にとってメリットがないことや、やる意味が見出せないこと、無駄に体力を使うことを嫌う、超合理主義者という名の極度の面倒くさがり。
室内授業はおろか隙さえあれば体育でさえ居眠りをしていることから、他の生徒から尊敬の意を込めて『寝釈迦』というあだ名で呼ばれているが本人は嫌っている。
ある日偶然にも学園長室の前を通った際、莉奈に呼び止められ、初対面にも関わらず使い走りをさせられそうになったのを面倒くさいから嫌だと断ったことから、彼女に付きまとわれる羽目になった。
◆和泉 莉奈 ― いずみ りな
本作のヒロイン。
端整な顔立ちと黒のロングヘアーを後ろでひとつ括りにした髪型が特徴。
学園の入試もトップクラスで合格し、才色兼備を窺わせるが、年上年下に関わらず命令口調で話したり、初対面にも関わらず使い走りをさせようとするなど性格に難がある。本人に悪気はなく、『ただただ、自分の言いたいことを言っている』だけとのこと。
入学当初、たまたま学園長室前を通りかかった真琴に飲み物を買いに行ってもらおうとして1秒で断られる。これがきっかけで真琴に興味を抱き、以降何かと真琴を振り向かせようとあの手この手を駆使していく。
◆成瀬 辰巳 ― なるせ たつみ
真琴の友人。
明るく社交的で男女問わずに友人も多い。高身長で顔立ちの整ったイケメンで、性格と併せて多数の女子生徒から好意を持たれている。運動神経もよく、典型的なクラスの人気者。
◆久慈川 冬子 ― くじかわ とうこ
真琴の妹。中学2年生。
ざっくりとしたショートの髪が特徴(髪を乾かすのが面倒くさいという理由から)。雰囲気や仕草が真琴に良く似ていて、男と間違うぐらい口が悪いうえに言葉遣いが雑。