雇いと新しい部屋
遅れてしまいすみません!
テストの長続きで………
では、五話どうぞ!
俺は、妹紅を背負って迷いの竹林を真っ直ぐ行ったところで予想通り建物が見えて柊夜は、永遠亭という建物に入ろうとすると兎耳の付いた人に妹紅と俺の事を話してベッドまで運んだ。
~永遠亭~
柊夜「さて、そろそろ行くか…」
??「待って」
俺は、妹紅がぐっすり寝たのを観て立ち上がったところに、青と赤の混じった白髪の女性が止めた。
柊夜「?」
??「妹紅の事ありがとうね。ところで…貴方は、何者なの?見たことないようだけど…?」
誰か…アイツ(妹紅)には別の方を言ったからな…てか、ここ俺の知らない別世界なら…さっき言った名前でいっか。
柊夜「ルシフェルって呼んでくれ。貴女は?」
??「私の名前は、 八意永琳。えーりんって気軽に呼んで。私語で、いいわよ。次いでにそこに居る…」
????「鈴仙・優曇華院・イナバと言います。うどんげと呼んでください。」
随分、長い名前でして。でも…私服…兎耳…可愛いな…と思っていると永琳と名乗った女性は、とりあえず座ってと言われ座った。
柊夜「それで?俺に用があるのか?」
永琳「えぇ、単刀直入に言うとここで働いて欲しいの」
柊夜「はあ…?その理由は…」
永琳「それは、人手が足りないのよ最近ね。それに、貴方多分行き場所ないでしょう?だから、ここで手伝って欲しいのだけれどいい?」
柊夜「…いいよ」
本当は、断ろうとしたが戻れないのなら仕方ない。戻れる方法を探しながら、この世界を知るか…その為にはこの世界の金銭を知りたいしな。
柊夜「…それで…どんな内容ですか?」
永琳「それは、うどんげに聞いて。私はこのあと出掛けるから後は、宜しく。」
うどんげ「はい、分かりました。では、話ますね」
柊夜「え~と…出来れば私語で、話してくれるかな?無理なら別にいいけど」
うどんげ「分かった」
柊夜「ん…じゃあ続けて」
うどんげ「じゃあ説明するね。兎達の面倒を観て欲しいの」
柊夜「君と同じように…兎…人…をかな?」
うどんげ「そう」
柊夜「ほう…成る程…どういう感じに?」
うどんげ「ただ単に、例えば~え~と…『はい、皆働いてー』みたいな」
柊夜「……ようするに兎人を指揮しろって事かな?」
うどんげ「そうそう!そういうことです!」
この子…自分が言いたかった言葉が思い浮かばなかったのか……まぁ、要するに命令すればいいって話か……
柊夜「分かった。受けるよ」
うどんげ「ただ…」
柊夜「ん?」
うどんげ「ただ、てぬって言う子には気を付けて。イタズラッ子なんで…」
柊夜「へぇ…」
イタズラっ子…ねぇ……コレはここに来て早々遊び道具か…
柊夜「分かったよ気を付けるよ」
うどんげ「ありがとうございます!私も、出来る限り手伝うね!じゃあ、四明後日からお願い!」
柊夜「…楽しみだな~」
うどんげ「?…あっそうだちょっと付いて来て」
柊夜「?」
俺は、うどんげの後を追うと和風の広い部屋に着いた。
うどんげ「今日から、ここが貴方の部屋です!」
柊夜「え?…いいのか?こんな…」
うどんげ「大丈夫、もともとここは姫様が使ってましたが部屋を移動したので、ここはしばらく誰も使ってなかったのでどうぞ御自由に!」
柊夜「姫様?」
うどんげ「あーえ~と…話が長くなるからまた今度ね?」
柊夜「?…分かったよ」
うどんげ「あっ、着替えるならそこにあるから着ていた物はカゴに入れてね。じゃあ、私はそろそろ行くね」
うどんげは、そのまま行ってしまった。
俺は、ずっと背負っていたバッグを降ろしニーズとメテオを胸ポケットから放した。
メテオ「キアキアァァ!!」
ニーズ「ゴオォアアアア!!」
柊夜「おうおう、暴れていいぞ火とかは吹くなよ」
俺は、二匹のはしゃぎっぷりに笑いながら寝転がった。
窓の外を、見るともう夕方辺りになっていて太陽が黄色に眩しく輝いている。
柊夜「明日は、何処に行こうかな一回案内してもらった後に自分でまた回るか…よし!明日は出掛けるか!」
俺は、独り言で明日の予定を決めた。
明日は大変そうだ。
因みに、柊夜は多重人格者です。
どうやら、自分の中に二人居るようでコントロールは出来ているらしい(という設定)