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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
6/68

6話×イラスト

今日はカレー。ぼくは自炊している。一人暮らしをする上での自分ルールを作った。

その1:自炊する

その2:早寝早起き

その3:課金はしない


ん?ルールが甘いんじゃないかって?ぼくもそう思うけど、そのうち追加していく予定。でも現状厳しかったりもする。


 カレーを食べたときに思ったけど、女の子って結構食べるんだね。カレー多めに作ったのに全部食べちゃったよ。それでもおなかが空いてしまうのはなんでだろう。もしかして、種族が変わって吸血鬼とサキュバスのハーフになってしまったことが原因なのだろうか。だとしたら血を吸ったり、精気をしぼりとらなきゃいけなくなるんだけど。

 嫌な想像をしつつ、お腹も膨れた(お腹は空いてるけど)ので、とりあいずゲームでもしよう!VRヘッドをつけて電源を入れる。

[もこ様。お帰りなさい。ログインします。しばらくお待ちください]

ナビゲーターからのお知らせを聞いた後すぐに前にログアウトした場所へ視界が移動した。

(タイチはいるかな~)

フレンドからタイチがいることを確認。現在時刻は9時になっている。正直遅れてしまった。また、ぼくは早めに寝ることをルールで決めているからあと1時間しかプレイができない。

 さっそくタイチのいる場所にフレンド追跡機能を使い向かう。すると、タイチが女性と話をしていた。ナンパかな?タイチさんってそういう人だったんですね・・・

「タイチお待たせ」

事前に念話をするっていっときながら直接タイチのもとにやってきたぼく。タイチは浮気現場見られた!っていう顔は一切なく「お!来た来た」といってこちらに振り向く。

「紹介するよ。さっき会った、マールさん。こっちは一番最初にあったもこだよ」

紹介されたのでお辞儀をして「よろしくね」って言っといた。マールさんもぼくと同じことをする。

「あの・・・もこさん。私もパーティーに入れてくださいますか?」

小動物のようなマールさん。身長は僕と同じぐらいだけど男だった頃のぼくからしたらリスのように小さい。

「いいですよ。パーティーに加わるなら、さん付けは無にしよう!」

そういいマールはぼくのパーティーに加わった。

マールは金髪のロングヘアーで瞳が緑だった。服装が可愛らしいものを着ていたのだが、この街で安く買えたらしい。ぼくもかわいい服買おうかな。男だから嫌だ!って言ってる場合じゃないよね?いつまでもこの服だと初心者という見た目でナンパ野郎が来る可能性高いし。

 こうして3人で話しているうちに夜の10時近くまできていた。

「うわ・・・やば!ごめん。そろそろ落ちるね!」

さっき知ったのだけどメニューに時刻があることを教えてもらった。10時には寝るため、ぼくは二人にまた明日!と言い、ログアウト。

 そして歯ブラシで歯を磨き、ベッドにダイブ。もちろん成長スキルは切ってある。普段はこっちのほうがいい。そして眠りにつくのであった。


 朝起きると雀らしき鳥がちゅんちゅん鳴いていた。ちなみに、英語ではチチチ鳴くって言うらしい。どうでもいいことかもしれないが。

 眠気はなかなか取れない。昨日は女の子になって買い物をしその慣れないせいで疲れたのだろう。起きてももちろん女の子であった。もう戻りそうにないよね・・・

 悲しいことは置いといて。夏休みなのでゲームゲーム。あ、でもお腹空いたからごはんでも食べるかな。

もぐもぐ

昨日買ったパンを焼いてもぐってます。でも全然満たされない。水も飲んでるのに喉が渇いたまんま。正直やばいです。

もしかして、おなかが空いたときは精気を。喉が渇いたときは血を。なんてことはないですよね~?あはは

その結論は正しいだろう。本能がそれを欲求しているのだから。人は皆喉が渇くと水を、お腹が空いたときは食べ物を。

 ぼくは吸血鬼サキュバスで本能が血!精気!と叫んでいる。うーむやばたん。血を吸うのって犯罪ですかね?精気を奪うのは犯罪ですかね?わかりません・・・

 考えてもしょうがないので外に出ようと思う。ゲームしたいんだけどおなかが空いてはゲームどころではない。

 昨日買った服を身に付け、今回は成長スキルを使わずに外出した。もちろんメガネをつけて。



※マールです byぴよーこ

挿絵(By みてみん)



もこがメガネっこになってしまった気がする。私はメガネっこあまり好きじゃ・・・

ってことでメガネ外させる方向にしようと思います。

投稿予約を使って、毎日投稿目指そうと思います。読んでくれている人がいれば少しでも増えるよう頑張りますのでよろしくお願いします。

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