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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
5/68

5話×イラスト

目の前に立つ男にタイチの面影を感じた。しかし、容姿と身長が違っていたため、別人であるだろうと仮定。

 タイチは身長170cmぐらいで筋肉質だった。目の前の男は175cmぐらいはある。5cmの差って女の子になるとわかるものなんだなーって思った。見上げる角度が違うため、首にかかる負担でわかるのかな?

「その子は困ってるのがわからないうちはナンパなんてやめとけ。見てて脈がないことがわかるし、お互いに悲しいだけだぞ」

 目の前に現れた僕を守ってくれるナイト・・・じゃなかった人。優しい人なんだろうなーと思う。だからと言ってぼくが惚れるわけではないんだけどね。前回説明したので略します!

「俺は、別にナンパしてたわけじゃねえっしょ。ただそこに可愛らしい女性がいる。そんなとき声をかけてしまうのは当然っしょ」

言い訳をしながら立ち去るチャラ男。また今度がないことを祈るだけだ。

「あの。ありがとうございます」

お礼を言い立ち去ろうとしたらその男が

「待て。ちょっと待ってろ」

ぼくを引き留め、向こう側にいた女性と話をしている。どうやら知り合いだったらしく、その人に何かお願いごとをしていた。

 その女性が来て、「んじゃこっちきて~」と言ってぼくの手を取ってどこかに連れ込もうとしている。

(もしかして、誘拐?ナンパの次は誘拐・・・。ゲームでもまだされたことないのに・・・)

こんなことを思ってしまうと、ゲーム内でのフラグがたってしまうので思うことをやめた。

「あの。どこにいくんですか?」

素直にその女性に行く場所を聞いてみる。誘拐犯にしては優しい顔をしていたので違うだろう。

「あれ?テツに聞いてなかった?服を買いに行くのよ」

テツと言う人はさっきの男の人だろう。どうやらぼくの服装がしっかりあっていなかったので、服のコーディネートを頼んでいたようだ。何ていい人なんだ・・・。誘拐犯なんて疑ってごめんなさい。

「聞いてなかったです。先ほど絡まれていたところを偶然助けていただいただけで、知り合いではないんです」

もしこの女性とテツさんが恋人同士だったらなんか申し訳ないな。デート中だったところを邪魔しちゃったことになるし。

「そう。あ。そうだ。私の名前は由里子よ。あなたの名前は?」

正直名前について考えていなかった。元男のときはもこ。ゲーム内ももこ。女の身体になっても、もこというのはだめだろうか?神崎もこという男と神崎もこという女。同一人物だと疑われる可能性もある。しかし、いい名前が浮かばなかったため

「もこといいます。よろしくお願いします」

偽名を使わずに名乗った。偽名よくない。警察に捕まる。さっきのナンパで誘惑を使おうとしていたけど、使ったら捕まるのかな?法律にはないと思うけど問題にはなるよね?マインドコントロール的な意味で。

 

まあ、いろいろ考えているうちに目的の場所である服屋に着いたので入店するのであった。


 服屋には初めて入るわけではない。でも初めてでもある。女物の服は・・・

「とりあいず、自分の好きそうなものを選んで。サイズは一緒に測ってあげるから」

 ぼくは適当に服を見る。んー自分が着る服を選ぶより女の子がどんな服を着ると可愛く見えるかって考えできめたほうがいいかな?そう思い、自分の趣味そうな服を選んでいく。由里子さんも手慣れた手つきで服をさばいていってぼくに似合うであろう服を選んでくれている。

「んじゃ、サイズのほうはかろうか~」

由里子さんの目つきが変わったような。気のせいだよね?女の子同士そんなことあるはずがない・・・。ぼくは何て人間だ。由里子さんを誘拐犯やガールズラブである人間だと思ってしまうなんて。

もみもみ

由里子さんがメジャーではかるのではなく、手を使って計測してる。さすがは女性だ。揉んだだけでわかるなんて。

「すごいですね。揉んだだけでサイズがわかるものなんですか?」

率直な感想を言った。ぼくには真似できない技術だ。素直に尊敬する。

「ん?私アパレルやってたからね~。服選びは得意よ?でも手で胸を揉んだだけじゃサイズはわからないわよ?」

仕事のことはわからないのだけど由里子さんは社会人でしたか。すごい!でも、胸を揉んでサイズがわからないのになんでこんなことするんだろう?

「なんで揉んでるんですか・・・?んっ」

尊敬している人をもう疑いたくはない。ただ、何の意味があって揉んでいるのかは気になる。ぼくは由里子さんを信じてますよ

「ん?胸を揉むの得意だからだよ?」

ふむ。特に意味がないみたい。人を簡単に信じるのはやめたほうがよさそうだ。

「でも大きいわね。もこちゃんは何歳なのかな?見た目的に私と変わらないわね」

実際ぼくは15歳なのだけど、今の外見では18歳ぐらいに見えるだろう。

「18歳です・・・あっ」

さっきから変な声だしてるのはその・・・揉まれているときに声を出そうとすると変な声がでてしまうからで・・・。いわゆる・・・まあ察してください。

歳については誤魔化すことにした。正直15歳です。って言ったら何かしら疑われそうだから。

「ってことは私と同い年ね~。私は大学行かずに仕事についちゃったんだけどもこちゃんは大学生?」

ここで大学生です!と答えるのはまずいだろう。大学の名前なんて高1のぼくからしたら全然わからない。

「いえ。その・・・高校卒業して今は何もしてないです」

咄嗟とはいえ、何もしてないって正直こいつやばい女って思われたかな?でも実際アルバイト経験もないぼくが適当なことを言うとぼろが出る。それだけは避けたい。

「あー。そうなんだ。これから就活かな?がんばれ~!」

 そんな雑談をしながらパンツやブラなども買い(このことについては正直無心だった)つけ方を教わった。つけ方ってブラですよ?ブラのつけ方が元男のぼくにとってはわからない・・・変態さんならわかるかもしれないけど。

由里子さんには、ぶらつけたことないの?と驚かれたけど、最近胸が成長して今までとはつけ方が違うように感じる。と答え教えてもらった。そのあともみもみされたのは秘密。

ぼくは今成長というスキルを使っている。普段は成長を使っていない姿で生活したいと思っている。その理由は主に胸。邪魔でしょうがない。男からしたらばかやろう!胸が邪魔ってお前はそれでも男か!!と言われてしまうかもしれないのだけど、正直女の気持ちからして邪魔。だから誰もいないところで誘惑を発動し、胸を小さくさせてから自分でサイズをはかった。さっき測り方をみたので、なんとかそのサイズにあったブラとパンツを買うことができた。あと服も適当に試着しといた。


その後由里子さんとは携帯の番号を教え合い別れた。次の目的はごはん。何を作ろうかな。



※由里子です(顔でかすぎたああ)byぴよーこ


挿絵(By みてみん)



指が疲れたので休憩します。

もしかしたら寝ているかもしれないです。すみません><

夜中にも更新しようと思います。

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