34話
私の名前は神崎もこ。というらしいです。3日前、記憶喪失になってしまいました。お医者さんの話では、過度のストレスによる影響らしいのですが、今は元気にやっています。私は記憶喪失になった日、自分の携帯の電話帳から相談相手を探し、そこで見つけた、「お姉ちゃん」に連絡しました。他にもタイチさんとるまさんというお友達がいて記憶喪失になった私にとても仲良く接してくれています。アツシさんとユキアさんにも記憶喪失になったことを電話で伝えようとしたのですが、誰?と言われ切られてしまいました。なんで知らない人の電話番号が電話帳に入っているのか・・・昔の私・・・怖いです。
そして・・・私はどうやら吸血鬼とサキュバスのハーフらしいです。そのことはお姉さんから聞きました。血と精気を吸わないと死んでしまうらしいです。でも、お姉さんが血を提供してくださって今はなんとかやっていけています。
昔の私はゲームをしていたそうです。記憶のない私がそのゲームをするわけにもいかないので、記憶が戻るまでは引退しています。
今は学校の帰りで、タイチさんと下校中。私は記憶を失ってから精気を食べたことがないので、お姉さんの血で空腹を間際らしていたのですが、そろそろ限界です。タイチさんは私の記憶がなくなる前から仲良しらしいので、いつも血と精気を分けてくれていたのだろうと思います。ちょっとお願いしてみましょう。
「タイチさん。そのですね・・・」
記憶喪失なので昔のことはわからないのですが、いつもどのようにお願いしていたのでしょうか・・・。言うのは恥ずかしいですね。
「ん?どうした?記憶何か思い出したか?」
「違うんです。えっと・・・血と精気を少しくれませんか?」
言えました!やりました!あれ・・・?なんでそんな顔するんですか?
「もしかして・・・だめでしたか?」
私・・・何か変なこといいましたか?んー。わからないです・・・
「ゲームのこと思い出したのか!?」
ん?どういう意味なのでしょう?もしかして、血と精気を吸うのにはタイチさんとゲームをして勝てたら吸えるということなのでしょうか・・・?ゲームをしたことないのですが、頑張りますよ!
「ゲームをして勝てたら、血と精気を吸ってもいいんですか?」
ふぇ?タイチさんがますます変な顔になっていきます・・・もしかして・・・お願いの仕方がいけなかったんですかね?そういえばお姉さんが昔の私はとても女の子らしかったと言っていましたね!少しかわいく言えばいいのですね!
「タイチさん・・・がぶがぶ・・・いいですか?」
「言っていることがよくわからない・・・。ってそんな顔するなよ!いいよ!好きにしな!」
タイチさんって実はツンデレさんなんですかね?最初は嫌がっていても、最後はいいよ・・・食べて・・・って言うタイプですね☆
「では、私の家に来てください!!」
私、結構積極的に見えますが、そうじゃないですよ?お腹が空きすぎて早くご飯が食べたいだけです・・・
私とタイチさんは私の家で今・・・見つめ合っています。そういえば、昔の私とタイチさんの関係ってなんなのでしょうか?やっぱり、カップルだったりするんですかね?
「タイチさん。もしかして・・・タイチさんと私は彼氏彼女の関係なんですか?」
たぶんわたしはその関係を望んでいるのだと思います・・・。まだ記憶を無くして3日ですけど、その間にタイチさんのいいところをいっぱい見つけて・・・恋しちゃいました♪
「んー。ゲームで知り合って、リアルでも友達になった。それ以上のことは何もしてないぞ?」
しょぼーん。私の恋・・・終わった・・・。いえ。まだです。まだ何もしてないのでこれからすればいいんですよね?まあ、それより今は・・・
「タイチさん。約束通り、血と精気いただきます」
ガブッ
精気は吸ったことないので、まずは血から頂くことに。
(うぁ・・・なんですかこの味は・・・めちゃくちゃおいしい・・・)
お姉さんの血とはまた違った味。それでもすごくおいしい。私は血を吸うのをやめたくないのですが、タイチさんが死んでしまうのでやめておきます。次にタイチさんに抱きついちゃいます。精気の吸い方についてはよく知らないのですが、抱き着いていると吸えるみたいです。男の人の大切なところを触らないといけないのかと思っていまいました・・・。
抱き着いているだけで精気を吸えるなんて知らなかったので、私の右手は・・・タイチさんの下のほうに触れていて・・・
昔の私は相当ビッチだったのでしょう。だって、付き合ってもいない相手とこんなことをしていただろうから・・・私は真似できないですが・・・タイチさんになら、いいですよ♪
「も、もこ・・・うっ。な、何を・・・?」
「精気をいただきます」
私の右手はタイチさんの大切な部分を服越しで触っている状態で、少し動かすと反応してくれます。
(どんどん大きくなってますね・・・)
サキュバスのせいなのか、こういうことにすごく好奇心を抱いてしまいます。私って汚れていますか?でもサキュバスなので仕方ないですよね?
「あぁ・・・おいしいよぉ~。んっ、もっとぉ~」
硬くなっていた物体はその限界が来たのか小さくなっていく。小さくなると共に、何か湿っぽく・・・
昔の私へ。私も少しは昔の私に近づけたでしょうか?
お腹一杯になった私は、その行為をやめ、タイチさんにお礼を言いました。疲れ果てたタイチさんが「もこ・・・お前はいったい・・・」と言っていました。もしかして、吸血鬼サキュバスということを知らなかったのですか・・・?そんなはずないですよね?お姉さんも知っていましたし、仲のいい人に言わないなんてありえません!でも・・・確認してみましょう。
「タイチさん。ご存じですよね?私が吸血鬼とサキュバスのハーフだってことを。昔の記憶を持たない私もその事実を知った時はびっくりしましたが、でも、実際に血と精気を求めてしまうので納得できました。タイチさんは今の私でも昔みたいに血と精気をくださって本当に感謝しています。ありがとうございます」
私はタイチさんに感謝の気持ちを伝えました。好きになったことは・・・いいませんよ?
「いや。全く知らなかった。もこ・・・吸血鬼とサキュバスのハーフだったのか?!ゲームの世界もそうだったが・・・リアルでもそうなのかああああ?!」
あれ・・・?もしかして、やばいですか・・・?私・・・勘違いしていたのですか・・・?あれれ?
「と、言うのは冗談ですよ~。そんなはずないじゃないですか~?」
私は笑顔で誤魔化します。ごめんなさい。ごめんなさい。昔の私ごめんなさい。これじゃあ私がビッチじゃないですか・・・
「・・・。今知っている限りのことを話してもらうぞ?あと記憶戻ったらちゃんと聞かせてもらうからな」
タイチさんはそういって今日のところは帰ってしまいました。歩き方がすごくぎこちなかったのですがなんでですかね?
記憶喪失って実際にあるのが驚きですよね。母親が記憶喪失になったことがありまして・・・今では元気です。
記憶喪失編は長めに書くか・・・短く終わらせるか・・・んー・・・
(記憶喪失時、タイチに吸血鬼サキュバスのことがばれるようにしたかったので、目標は達成しましたが、少し話を書いてみようと思います)
男心を持つもこは精気より血を選び、男心のない今のもこは血より精気のほうを選びます。
といっても、空腹時、精気を吸わなければいけないのですが・・・w
※章追加しました。




