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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
24/68

23話

 いつものメンバーで話し合った結果、ぼくたちはギルドに入ることにした。最初のころは3人でギルドを作ることも視野に入れていたのだが、ぼくたちとトッププレイヤーとの差が開きつつあるのでどこかのギルドに入る方がいいだろうと判断。なぜなら、このゲームにはギルドvsギルドというシステムが存在し、ギルドの所有している土地を戦争に負けたら渡さなければならなくなるからだ。よって、ぼくたちは発売日当初ではトッププレイヤーであったのだけど、今は中ぐらいの実力なので、そのような意見となった。

 ミストコではギルドを設立できるためか、ギルド勧誘している人がたくさんいた。ぼくは1度だけ大学のオープンキャンパスをお姉ちゃんと一緒に行ったことがあったのだが、まさにそのようなお祭り騒ぎであった。

「ももちーぬに参加する方募集ですー!」

「ツラゴンあと5名募集です。IN率高い人で!」

「チーム魔王にどうですか?魔王候補も募集です」

と、いろいろな勧誘をされた。正直どこのギルドにするか迷ってしまうのだけど、ぼくはそろそろ学校が始まるので、そこまでガチなところは行きたくない。タイチとマールも同じ意見だったらしく、ぼくたちはギルド人数の少なそうなところを探した。途中でギルドの勧誘かと思ったら、ナンパだった。間際らしい!!


「もこさん!タイチさん!ここのギルドなんてどうですか?」

マールがぼくたちを手招きで呼び、マールの気に入ったギルドを指さす。

名前は、てぃらみす。人数が5人しかいないギルドであった。勧誘していた女性がえ?という顔をしていた。

「とてもおいしそうな名前だね。良いと思うよ。タイチはどう思う?」

ぼくもここで良さそうと思い、最後にタイチの判断に任せることにした。

「いいんじゃないか?すみません。ここに3人は入れますか?」

タイチが勧誘の人にそう伝えると、勧誘していた人が戸惑っていた。

「えっと、はい・・・ここのギルド放任主義なんですけど大丈夫ですか・・・?」

 気の弱そうな女の人がそういってきた。しかしぼくたちもギルドでパーティーを組むより、タイチとマールでパーティーを組む方がいいのでむしろ好都合だった。ギルドに入ったら挨拶とかはちゃんとするけどね。

「大丈夫ですよ。どうすれば入れるんですかね?」

ぼくはそういってやり方を聞く。どうやらギルドマスターがぼくたちを誘わなければいけないらしく、勧誘の人が念話でマスターに連絡してくれている。

 それからしばらくして、ナビゲーターが「てぃらみすのギルドから招待されました。入団しますか?」と来たのでYesと答える。ステータスを確認すると、


プレイヤー名:もこ[Lv33]

所属:てぃらみす

種族:吸血鬼サキュバス

HP1030/1030

MP1860/1860

力1

魔力73

速さ1000※速さの基準100。

スキル:吸血+2 誘惑+2 ブラッドマジック+2 成長 ブラッドバリア+2 トランス ブラッドナイフ

装備:高級魔導師の服 銀の腕輪


 所属という項目が表示され、そこには「てぃらみす」と表記されていた。問題なくギルドに入れたみたいだ。ちなみに、ぼくはトランス暴走の事件からレベルが3あがっている。そこで、新しくブラッドナイフというスキルを覚えていた。まだこのスキルに関しては使っていないのだけど、名前からして接近戦に役立つスキルということがわかる。あと、ワニダイルのボスを倒したときに、高級魔導師の服を手に入れることができた。パーティーを組むと、それぞれドロップに関してはランダムで配布されるため、喧嘩にならないのだが、マールも着用できる装備だったのでぼくはマールに「これいる?」と聞いた。しかし、「私はサポート役なのでもこさんがつけてください」と言われたので、ぼくが付けることとなった。


「あ、自己紹介が遅れました・・・私は、鈴といいます。よろしくお願いします」

ギルド勧誘をしていた人の名前は鈴という名前だったらしい。そういえばこれから同じギルドになるので、自己紹介はしないとね。ぼくたち3人も自己紹介をし、ぼくたちはギルドのある家に移動するのであった。


 ぼくは、このゲームのMAPを始まりの草原、エネスコ、ミストコの3エリアしか知らないのだけど、ギルドの拠点はそれらの場所にはなく、ぼくたちの知らない街の近くに作ったのだとか。


 エネスコを出てしばらくすると、ワニダイル5体が目の前に。鈴さんが、「あ、一応実力をみないといけないので、よろしくお願いします」と言ってきたのでぼくたち3人でワニダイルを相手にする。


 ぼくはためしに33れべ時に覚えたブラッドナイフを使用してみることに。スキルを使用するときにぼくはステータスを確認することにしている。その理由は成長スキルや、トランスなど、スキルによってステータスの変化がある場合があるからだ。


プレイヤー名:もこ[Lv33]

所属:てぃらみす

種族:吸血鬼サキュバス

HP1030/1030

MP1560/1860

力73

魔力1

速さ1000※速さの基準100。

スキル:吸血+2 誘惑+2 ブラッドマジック+2 成長 ブラッドバリア+2 トランス ブラッドナイフ

装備:高級魔導師の服 銀の腕輪


 このブラッドナイフは、どうやら力と魔力を反転するスキルのようだ。そして手元にナイフが構築され、ぼくは、片手にナイフを持っている。このスキルのメリットはたぶんMPを温存できることなのではないだろうか。MP消費が300なのでブラッドマジック3発分なのだけど、ナイフで3体以上倒せばMP節約ができる。しかし、ナイフを出している状態だと、魔法系攻撃ができないので、デメリットも存在する。


 ぼくはためしに自分の持ちスピードでワニダイルに接近し、ナイフで斬りつけてみるのだが・・・


ポキッ


ワニダイルを討伐することができた。うん。このスキル使えるね!なんだか変な音が出るみたいだけど、倒せるなら問題ない!そう思ってぼくは愛刀ナイフを見るのだが・・・

(折れてる・・・)

 ぼくの自慢のナイフが・・・このスキル使える!!と思っていたのだが、ナイフが折れていた。たぶん、魔力1で構築されたナイフは耐久力が非常に少ないのだろう。全然使えないスキルじゃないか!!


タイチとマールがぼくの様子を見ていたらしく

「「ぶっ」」

と笑っている。ちょっとそこ笑わない!!めっちゃ恥ずかしい・・・


 その後、いつも通りブラッドマジックを使い、タイチとマールの連携によってワニダイル4体を倒したのだった。


「素晴らしい連携ですね。ところで、もこさん。最初になぜあのようなナイフを・・・?初めから魔法を使えばよかったのでは?」

と鈴さんにからかっている様子もなく言われた。いや、その・・・短剣とか刀って男のあこがれじゃないですかね・・・だからスキル名を見たときすぐにでも使ってみたくて・・・そんなことは言えず、ぼくは、

「どのようなスキルか確認したかっただけです」

と言っておいた。まあ、今後は使うこともないスキルだろう・・・。(泣)


 それから、いくつか戦闘はあったのだけど、無事、マミリーという街に着くのだった。


クレスコ、ミストコ、マミリー

マジ適当です。すみません。

次回

明日7時!

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