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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
20/68

番外編その1

適当に思いついたので書いてみました。本編にあまり関係ないことなので、読みたい人はどうぞ~!


番外編


「もこ。麻雀する?」

ぼくは今、お姉ちゃんの家に遊びにきている。お姉ちゃんが携帯でメールしていて、いきなり麻雀するか誘ってきた。たぶんメールの相手と麻雀するのだろう。しかし、ぼくは麻雀をしたことがない。そのため、

「ルールわからないけど大丈夫かな?」

 ぼくは割とゲームが得意だし、運も強い方。だって、「Your Monster Fantasy」の特典者に選ばれたぐらいだよ?強運の保持者だよね。ただ、ルールがわからなければカモられるだけ・・・。いくら強運でもね。

「事前に説明するから平気だと思うよ。んじゃ参加するって送るね」

お姉ちゃんが何か企んでいる顔(笑顔)に見えたけど、実の弟に危ないことさせないよね?大丈夫だよね・・・?

 こうしてぼくははじめて麻雀することになった。


お姉ちゃんの友達?の家にいき、男2人女2人で麻雀する。女の1人はぼくですよ・・・?そこには、全自動雀卓がおかれていて、麻雀のルールを教えられ、ぼくは席につき、自風?(よくわかないけど)が南となった。

「ん~ただ麻雀するのも面白くないわね。ここは1つ賭けをしない?」

お姉ちゃんがそんなことをいってきた。賭けるって・・・ぼくまだ未成年。いやお姉ちゃんも未成年だよ!!だめだよ!!!

「お姉ちゃん。賭けるものもないし、未成年だから・・・」

ぼくはお姉ちゃんにそういう。しかし

「大丈夫。負けた人がこの服をきるのよ」

お姉ちゃんが取り出したのは、事前に用意していましたといっているように出してくる服

 

それはメイド服だった。


 最初は反対したのだが、負けなきゃいいのよとお姉ちゃんがいう。そしてゲーム得意でしょ?と言われ、びびってるの?と男にとって許せないことを言ってきた。やったろーじゃねええかああ


 東1局、姉が親?でお姉ちゃんから始まる。次がぼく、その次にとみさん。次にけんさん。

ジャラジャラ

グイーン


配牌が自動でセットされ、そのことにぼくは感動していた。すごい!!


それから負けられない戦いが始まる・・・

 


 「それロン。りーたんぴんどらどらマンガン」


え?またぼく?


ずっとぼくの捨て配であがられてるんだけど・・・。

それに今回は8000点?さっきまで1000点とかだったのに、いきなり高い点数を取られた。


 まあでも、計算通りだよ。ぼくの点数はもう千の桁まで突入しちゃっているのだけど、ぼくが狙っているのは国士無双。ずっと国士無双狙いで1と9と字牌をためている。なんで国士無双を狙うのってつっこみを待っているのだが、誰も聞いてこないので自分から説明しよう。国士無双は役満。つまり最高点数を稼げるのだ。1000点や8000点なんて

ぷぷっ。しょぼいの~

 次の局面。ぼくが親だった。狙いはもちろん国士無双!無双しちゃうぜべぃべ~!

手元の牌を見て、ぼくはまじか・・・と顔にでる。

1と9と字牌が少なすぎる。これじゃ国士無双はさすがにきびしいなー。せめて1と9と字牌が5こないとね!ん?9こはほしい?ぼくの引き運を見よ!!


 それからぼくは国士無双しか狙わなかったのだけど1度もあがれなかった。そして・・・

「もこ。この局で上がれなかったらあなたの負けね。もしあがれたらメイド服は勘弁してあげるわ」

 姉の優しい言葉にぼくは、感謝した。だって次、国士無双だしても点数的にぼくが最下位だったから。諦めかけていたのだけど姉が希望の光をくれた。


 ぼくはただのリーチをかけるためにマンズの123やピンズ678を集める。頭ももちろんわすれてないよ。そしてついに。

「リーチ!!!!」

初めてのリーチに胸を躍らせる。まだこの局始まったばかりでみんな手が進んでないだろう。そしてリーチからの~

「一発ツモ!!」

ぼくはなんと一発ツモであがれたのだ。ぼくは白でツモった。そして手配を見せる。

役に関してはわからないのでお姉ちゃんの言葉を待つ。何点かな?すごいやつかな?わくわく。

3人して「こ、これは・・・」という顔をしている。やばい。すごい役なのだろう。もしかして国士無双よりすごい役とか?そんなの存在しちゃうの?!わーい

「チョンボよ」

チョンボという役。言葉的にそんなにかっこいいわけではないけど3人の顔からして相当な高得点なのだろう。

「8000点よ」

うーん。思ったより高いわけではないんだね。でもまあ、あがれたからメイド服を着るの回避できた。ぼくにとっては充分満足したよ。初めてあがるのって最高だね。もう、おおおおおおって叫びたくなる!


姉が手を差し伸べてくる。握手かな?ぼくは手を握る。実の弟が麻雀の窮地であがれたのだからお前はよくやった!ということなのだろう。お姉ちゃん~照れちゃうよ~。えへへ。ぼくってやっぱり強運の持ち主だったんだね。

「8000点よ」

繰り返されるそのことの意味を知り、

・・・ぼくはメイド服を着るのであった。ふぇえええん(男です)


番外編その2でメイド服の話でも書こうかな。

その2があるかは未定です。

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