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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
2/68

2話×イラスト

[ゲームをお買い上げいただきましてありがとうございます。また、このゲームをお買い上げいただいたお客様の中で抽選1名様に特別な景品を用意させていただきました]

その1:リアルでの容姿変化

これは・・・つまり、ぼくが女の子になった原因の1つだろう。

その2:リアルでの種族変更

これは・・・つまり、人間やめれるよ。ということ?やな特典に当たってしまったのか・・・

その3:ゲーム内で身に付けたスキルなどをリアルでも使用可能

?!この特典はこの世界で魔法が使えるようになるということなのだろうか。このゲームは魔法などファンタジー要素があるため、スキルなどに魔法が存在する。しかしリアルで使えるようになれるってこの世界どうなってるの・・・?

[以上の特典の1と2はプレイヤー名で判断させていただきます。それではどうぞゲームをお楽しみください]

 もうすでに楽しめない状況になっているんですが・・・。つまりぼくが[もこ]という名前を付けたせいでこんな容姿に・・・。唯一救いなのが、ぼくの変化した容姿がとても可愛らしい女の子になっていたことぐらい。今気づいたけど髪が長い。髪の長さでこの変化に気づいてもおかしくないのになぜ気づかなかったんだ。ぼくはばかだ・・・

こんな後悔してもどうでもいいだろう。ていうか説明書を先に見つけるべきだったんだけど。まあ後悔してもしょうがない。鏡を再び見つめ、その容姿をじっくり確認する。

髪は長い。色は黒で日本人として助かったと言えば助かったのだけど、瞳の色が赤色・・・ちょっとこれやばいんじゃない?カラーコンタクト?中2病だと思われないかな?

身長は150cmぐらいだろう。もともとぼくは165ぐらいなので変化には気づいて当然だった。また、顔には黒子が一切なくとても可愛らしい。これが自分の顔だなんて思えないぐらいに。やばいよ。このまま自分の顔見て「私かわいい」とか言ってたらナルシストすぎだよ。まあ実際にかわいいと思うんだけどね。

 そういえば、特典のその2種族というのも名前を決めてしまったせいですでに決定しているのだろう。ぼくはどんな種族になったのかな?少し期待していたりする。リアルでもその種族になっているらしいので正直怖かったりもする。ただ人間の容姿をしているのだから変な種族ではないだろうと思い、少し安心していたりもする。

(まあ、こうなってしまったことはしょうがない。お父さん、お母さんにはなんていえばいいのだろう。あとお姉ちゃんも)

僕には姉がいる。今はぼくと一緒で一人暮らしをしている。大学1年生だ。ぼくとは正反対な性格で、日頃はいつも外に遊びに出かけていた。

まあ姉の話は置いといて、今はゲームしよう。VRヘッドを身に付け、アバター制作をすることに。このゲームでは身長や体重を変えることができない。VRゲームではリアルを再現したゲーム。そのため、現実世界でその変化によってもたらす影響がないとは言えない。だから変えることができないらしい。でもぼくは実際変わってしまったのだけど。リアルが。影響をもたらすんじゃないんですかね・・・。

 リアル世界のベースをVRヘッドによってゲーム世界に構築される。そこで変えられるのが髪型やそれらのパーツの色である。ぼくはゲームとリアルは容姿を変えないと危ない予感がするので髪型はセミロングに、髪色は銀色。瞳の色を青にしておいた。

 設定が終わり、ようやくゲームが開始される。視界には緑色の草原が広がっていた。

[それでは、チュートリアルを開始いたします。まずはメニューを念じてください]

メニュー

心でそう念じるとメニューが開かれた。様々な項目が視界に入ったがチュートリアルの順番通り見ていこうと思う。

[メニューのステータスを選んでください]

言われた通り、ステータスを念じる。すると、自分のステータスが開かれた。


プレイヤー名:もこ[Lv1]

種族:吸血鬼サキュバス

HP100/100

MP200/200

力1

魔力10

速さ1000※速さの基準100。

スキル:吸血 誘惑

装備:布の服 古びた腕輪


 ステータスを見ると速さだけは異常の数値なのだろうと思った。これが種族ステータスボーナスというやつだろうか。普通の速さが100でぼくは1000。つまり、普通の人の10倍速く動けるのだろう。正直チート?と思うかもしれないけど、ほかの種族もステータスボーナスがあるだろうから何とも言えない。

[スキルについてモンスターを出現させます]

そのアナウンスからすぐにモンスターが構築された。とても弱そうだけど、正直強そうでもある。強そうというのはリアルで存在するのであれば強いのだろうけどここはゲーム。ゲーム内では弱い方だろう。見た目は狂犬にしか見えない犬だった。

[スキルを使用し、モンスターを討伐してください]

(さっきステータスで見たスキルは吸血と誘惑。吸血って、血を吸うの?吸血鬼のスキルってことだよね・・・。犬に「がぶっ」ってしたくないな・・・。ここは誘惑にしとこう)

誘惑と念じる。システムが起動し、誘惑が発動する。目の前にいる狂犬は見た目的には変わらないように見えた。

(ん?何も変わらないぞ?)

犬はそのまま飛び掛かってきた。ぼくはとっさの出来事だったため、反応が遅れて倒れこんでしまった。速さ1000のくせに・・・

やばい。「がぶっ」っとされちゃんじゃない?ぼくががぶるんじゃなくてがぶられちゃうって・・・吸血鬼の恥だよね。がぶられる吸血鬼って。

 ただ、目の前の犬は攻撃せずに、ぺろぺろしてくる。もしかしてスキルの効果?だとしてもこの状況はなんかいやだね。がぶられる方が嫌だけど。

そう思い、もう一つのスキル吸血を発動する。前歯が尖り犬にがぶりつく。がぶがぶ。

その犬はなぜか気持ちよさそうな顔をして消えていく。これ18Rものじゃないよね?っていうぐらいに。もしかしてサキュバスの効果も混じってたのかな?笑

[ミッションコンプリートおめでとうございます。なおこのゲームではpvpもございますので注意してください。街に入るとpvpはできないため安全です。それでは良い旅を]

そういい、手を抜いているような感じのチュートリアルであったが、基礎の基礎しか教わることができない。なんでもゲームを通して発見していくことが面白いため、チュートリアルではあまり説明しないとのこと。

(さて・・・冒険のはじまりだ!)


※男verもこ byぴよーこ


挿絵(By みてみん)


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