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Ep.0:出会いの前日

『異能者たちが、この世界には存在する。彼らは、普通の人間には不可能な異能を使うことができる。それを、人々は「フレイル」と名付けた。彼らはフレイルを使用する際に、悪魔のような尻尾が現れることが確認されている。このことから人々は彼らを「悪魔憑き」と呼ぶことにした。』

 そんな記事を見たところで、水沢明みずさわあきらは読んでいた雑誌を閉じ、座っていたベッドに寝転んだ。

「はぁ、悪魔憑きねぇ。変な名前付けやがって、こっちだってなりたくてなったんじゃねんだよ。」

そう言いながら明は溜息をついた。明は、雑誌に出ていた「悪魔憑き」と呼ばれる存在の1人である。明は目を閉じ、自分が「悪魔憑き」となった日のことを思い出し、途中で止め目を開けた。

「くだらない。こんな能力フレイル使う機会なんかねぇんだし、俺は普通に生きたいんだよ。」

そう言いながら、明はベッドから立ち上がりシャワーを浴びるために部屋を出る。その時、棚の上の写真立てを見て、

「・・・普通にな。」

そう言って、部屋を出た。

こうして日付が変わり、明は新学期を迎える。

高校2年生となった新学期が始まる。

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