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愛が零れて

作者: 岡本 琴恵

愛が

私の手のひらから

零れて

砂粒の中

紛れてしまった


私の気持ち

どこに行ったの


泣きながら

泣き笑いながら

あなたの顔を

思い浮かべ

頭には

ハテナが並び


砂の上

手探りで

愛を探す


穴が空いた

私の気持ち


探して

探して

探し回って

やっと見つけた

小さな鍵は

私の鍵穴こじ開けた


気持ちの入った

宝箱

あなたへ

向かう

この気持ち


たとえあなたが

鍵を捨てても


たとえ私が

鍵を閉めても


もう忘れない

溢れる想い


もしもあなたが

心変わったら

そっと閉じよう

この鍵を


そして懐に入れて

また旅立とう

この鍵と

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― 新着の感想 ―
未来予想はわからないもの。互いに信じ合ってたお二人なのに、別々の道へ進む事に、時間がもどせるものなら、もどって!でも、後ろを振り返らず、前だけを向いて進もう!そのお気持ちに私はエールを! 作者様にも、…
手から零れ落ちる砂粒のような愛が、切ないですね。相手が開けてくれた心の宝箱は、ひとたび開いたら想いが溢れて。 相手の心が分からないとき、自分の気持ちまで分からなくなったり、心に鍵をかけそうになったり…
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