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#11「お皿」

11話です。

 分部拳也は身体が回復し、アリツフォンの修理が完了して、一週間前から屋敷の警備に復帰。拳也は日勤と夜勤を一週間毎に交互に担当する事になった。

 その時に、体山育子とその家族が暮らしている事を知った。父の卓伸(たくのぶ)と母の柔子(やわこ)の三人家族だ。


「育子ちゃん聞いたよ。家がなくなったって、辛かっただろ。」


「うん、でも文幸君が私を元気づけてくれたからもう大丈夫だよ!」


(へぇ~あのお坊ちゃんもやるじゃねえか。)


 育子は先日の同級生がカテラスにされる所を目の当たりにして落ち込んでいたが、文幸の慰めにより、元通りに生活している。


「じゃあ、私はそろそろ寝るね!夜間警備頑張って下さいね!」


「おう!ありがとよ!育子ちゃん!」


 今日は夜勤警備の日だ。夜勤は午後七時から午前四時の時間帯に警備している。

 仕事内容は日勤同様に屋敷内外の警備だ。拳也のほかには、数人のメイドや執事も警備している。

 夜勤の警備をしていると、何者かの集団が屋敷に侵入してきた。その集団はルオマーとゴリーク達だった。ゴリーク達は次々に使用人達を傷つけいった。

 拳也は屋敷の物陰に身を隠す。

 拳也はアリツフォンにアリツチップを装填する。


[Martial Arts IN]


待機音が流れ、画面に表示されるCERTIFICATIONの文字をタップすると共に掛け声をかける。


「武着装!」


[CERTIFICATION]


拳也の体に光が纏い、格闘術の超戦士アリツシャーマに姿を変えた。


 シャーマはルオマー達の前に姿を現した。


「使用人達を痛ぶるのは楽しいか?スイマー!」


「ルオマーだ!」


 名前を間違えられたルオマーはゴリーク達にシャーマを襲わせる。

 シャーマはアリツハンドを発動し、アリツソードを出現させ、ゴリーク達の始末を始めた。

 次々にゴリーク達を斬り、パンチを繰り出しゴリーク達は全て倒された。

 その間にルオマーは皿を持っていた一人のメイドに目をつけ、お皿にカテラスエネルギーを注入し、メイドの体内に押し込んだ。するとメイドはカテラスに変貌した。


「やれ!ディッシュカテラス!」


 ディッシュカテラスは大量の皿を周囲にばら撒き始める。

 そこにシャーマの側にあった皿にワープした。カテラスはシャーマの目の前に現れ、パンチを喰らわせた。


「ぐっ!ワープか!」


 シャーマは後退り、カテラスは今度はシャーマの後ろにある皿にワープし、背後からキックを喰らわせる。


「今度は後ろから!?」


 ワープ攻撃にシャーマは反撃出来ず、ただ翻弄されままだった。

 シャーマは膝を付き、追い詰められしまう!


「よーし!とどめをさせ!ディッシュカテラス!」


「ディィィィィィ!」


 とどめをさされそうになったその時、目の前に何者かが現れた!


「ちょうどいい所に着いて良かった…」


 そう言って現れたのは、アリツウェッパーだった。

 ウェッパーはアリツガンを出し、上空に撃って周囲にばら撒かれた皿を全て割った。


「このカテラスは俺が倒すから、シャーマはルオマーを!」


 ウェッパーはシャーマをルオマーの元に向かうように言った。

 ディッシュカテラスは周囲に皿をばら撒き始めようと皿を上空に出現させる。

 ウェッパーはアリツフォンを出し、アリツブーメランを出現させた。皿をばら撒き始めると同時にアリツブーメランを投げ、全ての皿を割った。

 ウェッパーはアリツフォンにアリツブレイクチップを装填する。


[Break Standby]


 ウェッパーは、画面のBreakの文字をタップした。


[Weapon Break]


 アリツブーメランのウェポンブレイクが発動し、ブーメランを投げ、ディッシュカテラスに命中した。


「ゼイアァァァァァァ!」


「ディィィィィィィ!?」


 ディッシュカテラスは爆散した。メイドの姿に戻りメイドはその場に倒れ込んだ。


 シャーマはルオマーと対峙した。ルオマーは両手が刃がついており、禍々しい見た目をしている。

 シャーマは攻撃を仕掛けるが、全く効かなかった。

 ルオマーはシャーマにベアハッグを仕掛けた。両手の刃が脇腹に食い込む。


「俺の事をスイマーとか言いやがって!苦しみながら死ね!」


 シャーマは何とかアリツフォンを手にし、何かを発動させた。そしてシャーマはルオマーに頭突きを喰らわせた。


「グォワ!?」


「どうだよ!俺のヘッドバットの味は?」


 シャーマが発動していたのはアリツヘッド。自分の頭の強度を上げていたのだった。

 

「グッ…次は殺す!」


 一撃を喰らわされたルオマーは捨て台詞を吐き退散した。

 そこに桃江がやってきて、シャーマを見た瞬間、桃江は瞬く間にシャーマの元に駆け寄ってきた。


「緑の御方!やっと会えた…」


 桃江は目を光らせるようにシャーマを見つめる。


「あなたのお名前が知りたいです…」


「お、おう、アリツシャーマだ。」


「アリツシャーマ様…!」


 そう言ってシャーマはウェッパーと共に屋敷から去っていった。桃江は名前を聞けて満足していた。

 武着装を解除し、拳也は屋敷戻る。そして拳也は桃江に話しかける。


「桃江ちゃん、随分嬉しそうだね?」


「はい。恩人の名が知れたので。」


 桃江の嬉しそうな様子を見て、拳也も脇腹に激痛があったがとても嬉しくなった。

前回よりも短くなってしまった…ディッシュカテラスにされたメイドは屋敷に運ばれました。

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