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行動と思考 2

作者: とうにゅー

 ある意味『行動と思考 1』の続きですが、こっちはどっちかっていうと思考の話になります。


 なんでもそうなんですけど、思考停止させたらそこで全て止まります。



「私が悪い」で片付けるだけなら簡単なんです。

 でも、それだけじゃ何も解決しないんです。「私が悪い」って言って、もう私を傷つけないでって自分を守ってはなんの意味もないんですよね。

 悪いから何なのって話です。

 悪いって認めるだけでなにか変わるの? 変わらないよね。

 悪いと思ったなら、どうしたら変わるのか、私は「悪い」って状態からどうなりたいのか。そこを考えて動かないと意味ないんですよ。


 病んだときも同じです。病むなって話ではないです。

 ただ、私は「死にたいなあ」ってよく言いますが、あれを噛み砕くとだいたいは「もっと楽しく生きたいなあ」ってことなんですね。

 だけど、「しにたいなあ」って思ってて、死ねるかと言われると死ねない。動かないと死ねない。

 で、「死にたいなあ」で思考停止して、その状態を引きずることもよくあります。

 時々だけど、『「死にたい」じゃ何も解決しないでしょ。なんで死にたいと思うの? それは本当に死にたいってことなの? 違うのなら、私は本当はどうしたかったの、どういう未来を想像していて、どう現実と違っていたの。私はどうなりたい、どうしたい、落ち込む時、なにがあって、どう思っていたの』というふうに、自分と向き合い、自分と話し、心が嘘つかなくなるまで問いただしています。

 そういうふうに考えていくと、気づいたら病んでる状態から抜け出しています。


 私は昔、自分の心の声ガン無視して生きていたせいで、気づいたら自分自身を見失ってしましたから。それに気づいたときは泣きましたけど。私が自分を抑え込んで、表面取り繕ってたせいだって。自分で自分を殺してしまったって。

 それに気づいて以来は、自分がどう思うのか、思ったことを隠さずにいたら、数年後には新しい自分が生まれてました。

 新しい自分なので、前の自分とはまた違うんだろうなって思います。それが時々悲しい。昔の自分ってどんなんだったかなって考える時あるけど、さっぱりわからない。記憶喪失みたいに、全然思い出せない。モヤがかかってて、見えない壁がある感じ。


 これと少し似た話で、「現状維持は衰退」って言葉があります。私はこの言葉は「本当にそうだなー」って思ってて、座右の銘的な感じで考えてるんですよ。

 本人からすれば、現状維持は現状維持なんですよね。

 だけど、成長している周りからすれば、その人との差が広がるので、衰退に感じるんです。

 自分が満足しているなら成長しろとは言わないんですけどね。

 ただ、ぬるま湯浸かり続けると、抜け出せなくなるよって。

 現状維持って、安全っていみじゃないですか。

 成長するって、一歩見えないところに足を踏み出すことで、それって勇気のいることなんですよね。だから、それが怖いから、現状維持を選ぶ傾向にあるのではないかと私は思います。

 たしかに安全ですけど、それって、つまらない人間になるってことなんですよね。なんにも広がらないから。

 なにかに挑戦するってことは、経験となるわけで、経験が増えるのはいいことなんですよ。悪いこともいいことも。そこから学べるのなら。

 上2つの話で当てはめるなら、現状維持は「思考停止状態」ってこと。


 思考停止すると、成長って止まりますよ。


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