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第三章 プロローグ

第三章開幕です。

設定集を上げるのを止めました。また機会があったら……という事で。

要望があれば書いてみます。




『……て……』





(……ね……)





『……た…けて……』





(……あ…ま……ね……)





『……助けて……お兄ちゃん……』





(……天音……)





『痛いよ……助けてお兄ちゃん……』





(今行く天音……)





『早く助けて……』





(天音……死ぬな!)





『早く……早く!』





(天音!!)





『早く……早くって言ってんだろうが馬鹿兄貴!  さっさと来やがれこの愚図がぁぁぁぁぁ!!』





「うひやぃやご免なさいぃぃぃぃぃ!!」


 この俺、みんなのアイドル水無月裕太は、自らの意志と反してそう奇声を発しながら慌てて飛び起きる。


 酷い夢だ……俺の可愛い妹に、あんな暴言吐かせるなんて……。


 俺の妹……そう、天音は俺の可愛い妹で、言いたかないが、もう既にこの世ならざる世界の住人になっていまっていた……。


 8年前のあの日、あいつはとある妖怪に魂を喰われて死んでしまったのだ。


 俺が能力ちからを身に付けたのも、妹を奪ったあの妖怪を討つためだ。


 俺は血の滲むような修練……は別にしなかったが、何となく術を覚えて今では自ら術を生み出すまでに成長していた。


 今ならもう遅れは取らない……絶対に奴を滅ぼしてみせる。


 俺はあれから幾度も奴を捜し求めて各地を回ったが、しかしどうやっても奴の足取りは掴めず、今に至っていると言うわけだ。


 この事はミーコさんにも言ってない。


 別に隠しておくことではないんだが、何となく言いそびれてしまっている。


 それはきっと、自分の弱みを愛する女性に見せたくないと言う、男の見栄というやつだろう……きっとそうだ。俺は決してシスコンじゃないぞ!


 俺は傍らで眠るミーコさんの頭を撫でながらそっと布団から抜け出すと、カーテンの隙間から外を眺め、そっと奴の名を呟いたのだった……。



第三章は前サイトで3分の1くらいはアップしてましたので、そこまでは割とスムーズにアップできると思います。


ただ、それ以上は資料も紛失したので完全に1から書き上げることになるので時間がかかるようになると思いますのでお許しを。


今日は続けてもう1話アップします。

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