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金星(ヴィサナス)人禁制(きんせい) 共通①

それは宇宙人と交信できるようになった時代、ヴィサナスという星はテラネスとの交信を拒否した。


それに怒りを覚えたテラネスは、ヴィサナスと二度と関わらないことを決めた。


しかし、ヴィサナスはとても美形がいるという噂。

ヴィサナスの遺伝子をを取り入れて全人類、美形化も可能性なのに勿体ない。


そうだ私からヴィサナスに行って、彼氏ゲットすればいいんじゃない。

名案だわ。


計画などない空気感、リアルタイムで人生は進むのだ。


テラネス人の寿命は遺伝子操作で100年長くなった。

私はまだ17才、いざとなればいくらでも人生をやり直せる。


◆◆


「本日配属された大空宮です!」


科学が発展し、人は自由にコロニーへ行けるようになった時代。


市民の知らぬところで人々が宇宙人に侵略されぬよう、事前に宇宙人を蹂躙し、駆る為に管理する者がいた。


「わーすっごーい」


艦内は広くて真新しい。

最新型の宇宙船艦で大気圏を突破し宇宙へ行く。

それが私たちの使命でもあった。


「ベタな話になりますが」

「はい?」

「このロボは十代しか乗れません」

「へーそうなんですか?」


ほんとにベタだな。なんて思いながら私はロボに乗りました。


要するに昔アニメでやってたあれに憧れて乗りたいな、でも現実に巨大ロボは無いなと思っていたらついに開発されたわけでなんすよ。



「ま、地球征服ってヤツを成し遂げたわけですよ……」


私はロボの故障で知らない星に不時着してしまった。

そしてその星のお偉いさんに捕まってしまう。

彼は地球という私がいたテラネス星とよく似た星を征服したらしい。


「ってわけで、地球でなんか偉い立場の女の子から愛人を見繕われてた最中、君が堕ちて来たわけだよ」

「はあ…失礼ですが異星人って感じがしませんね」


テラネス星の外を出たことがなかったので、他の星の生き物はいわゆる目が大きく銀色のアレしかイメージしていなかった。


「ああ、僕の種族は星に合わせて姿を変えられるんだよ」

「…なるほど」

「見た目はこれでも僕、君とは違う星の男なわけだし、嫌って言ってもいいよ?部下が勝手にやったことだからさ」


「よろこんで」

「そっかやっぱ嫌だよねって…え!?」


「愛人でも現星妻にでもなりましょう!」

「君、まさか本気で言っている?」


「マジですよ」

「外見は気にしないけど、種族の違いもあるし僕が君なら自害するよ?」


「そんなに自分を卑下なさらないでください」


だって彼すっごーいイケメンなんだもん。それに偉い人だけど優しそうだ。


星府のオッサンとか超ムカつくし。

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