男の料理(200文字小説)
「ねえ、隠し味はなあに?」
僕の作ったカレーを味見して娘が言う。
「そんなの無いよ」
「パパのカレーはどうして美味しいのかな」
「誰が作っても一緒だろう。市販のルーを使っているんだから」
「だってママが作ったのと全然違うよ」
「そうね。カレーだけじゃなくて、基本的に料理は男の人の方が上手なのよ」
妻も一緒になって言う。
「そうか?じゃあ、これからは俺がやるか」
後ろを向いた妻がガッツポーズ。
もしかして、ハメられた?
「ねえ、隠し味はなあに?」
僕の作ったカレーを味見して娘が言う。
「そんなの無いよ」
「パパのカレーはどうして美味しいのかな」
「誰が作っても一緒だろう。市販のルーを使っているんだから」
「だってママが作ったのと全然違うよ」
「そうね。カレーだけじゃなくて、基本的に料理は男の人の方が上手なのよ」
妻も一緒になって言う。
「そうか?じゃあ、これからは俺がやるか」
後ろを向いた妻がガッツポーズ。
もしかして、ハメられた?
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