表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/17

14.ゲームシステムへの干渉

 ひときわ強い光を放つ花がひっそりと咲いていた。

 淡く揺れ、まるで呼吸しているみたいに脈打っている。


 近づくと、花の根元に小さな木札が刺さっていた。


『神花:蜜を吸うことで“システムへの一部干渉”が認められる』


(……システム?)


【GMより。システムへの干渉とは“非存在エネルギー”の行使が可能になること。】


「にゃ!?」


 突然、頭の中に直接声が響く。

 タマはビクッとしながらも、花をじっと見つめた。


 僕には2つの選択肢がある。


1.放置する

2.蜜を吸って“謎の力”を得る


 タマは尻尾を立てて言う。


(僕の未来のためには成長が必須にゃ。選択は……もう決まってるにゃ。)


 タマは花びらごと口に含み、甘い蜜を吸い取った。


【システム干渉の受諾を確認。

 ーー助言:完全治療魔液(エリクサー)は“存在しない”。】


(にゃっ?)


 次の瞬間、視界がぐにゃりと歪んだ。


【ーー戻れ。】


 その声を最後に、タマの意識はふっと途切れ、過去へと引き戻されていく。

一気に複雑になるので、一旦キリです。

先の構想で、ここで一旦複雑化しないとアレなんで…

前回に組み込めばよかったですねマスケット。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ